玄米アミノ酸微生物農法は完成された!5年以内に2万haを目標にする!

日本には農法と呼ばれるものが数多くある。その概念すらはっきりとしない。完成度になると、さらに漠然としている。どこが農法なのかも分からない。農法というからには、農業栽培に関するすべてを含ん…
日本には農法と呼ばれるものが数多くある。その概念すらはっきりとしない。完成度になると、さらに漠然としている。どこが農法なのかも分からない。農法というからには、農業栽培に関するすべてを含ん…
夏作の真っ盛りで忙しいと思う。果菜類、ウリ科のスイカ、メロン、果樹、共通しているテーマは糖度である。多くの生産者は糖をのせたいと考えている。旨いイコール糖と考えているようだ。7月~10月…
6月になると梅雨に入る。以前の梅雨はシトシトと降り続くものだった。最近は海水温と海面の上昇で強い湿気を含んだ上昇気流ができる。そのために雨の量がまったく違ってきたのである。降るとしたらドシャ…
最近の五月は真夏日になることも珍しくない。気温が急上昇するのである。雨も多くなる。心配なのは「雑草」である。雑草の発芽と生長が早くなる。これは頭の痛い問題だろうと思う。雑草対策としては除…
これまでは主に乳酸菌もみがらぼかしについて話をしてきた。土台となる土の状態が良くなければ話にならないからである。しかし短期間で結果を出すとしたら、土の問題ではなくなる。 イチジク…
桜の開花は3月後半から4月初めである。3月になるとつぼみが大きく膨らみ始める。野山の樹木はそこから一斉に花を開く。春である。自然というのは実によく出来ている。肥料をやったわけでもないのに…
寒さが一段と厳しくなる。大雪になる可能性もある。この時期の多くは施設栽培になる。露地で栽培されることは少ないと思う。施設栽培は必ず養液を使う。液体化された化学肥料である。それに施設だから土壌…
静岡農業技術支援協同組合には問合せが実に多くやってくる。たぶん玄米アミノ酸微生物農法をやってみたいと思う方である。問合せをしてくる人はそれぞれに考え方というのがある。農業の経験年数という…
玄米アミノ酸微生物農法って何…?と言われた時にどんなイメージを持つだろうか。具体的にイメージができる方は少ないと思うのである。そのため栽培が利益に直結しない。仕事が楽にならない。残念なこ…
「乳酸菌もみがらぼかし」についての問合せの多くは温度が上がらないというものである。特に寒くなると電話やメールが多く入ってくる。5月~10月には問合せがほとんどない。外気温が高いからだと思う。…
露地の春、夏栽培が終わる時期である。施設でも抑制栽培に入る。栽培には必ず「間」というのが出る。一作が終わると次の作付けをするまでの間ということである。実はここがとても大切なのである。例え…
稲刈りの時期になった。もみがらが大量に出てくる絶好の機会である。もみがらが手に入りにくいという方はこの時期に一年分を確保しておくといいだろう。保管場所はビニールハウスの中でもいい。なけれ…
収穫をした作物を少しでも高く売りたいと誰もが思っているだろう。高く売る一番単純な方法は多くの人に認められているということである。言葉を換えると商品としてブランド化されて知名度も付加価値も…
気候問題の難しさはどこにあるのか。CO2の濃度が高いと言われても実感はない。毎年ドイツの半分もの面積の巨大な森林が失われていると言われても見たことのある人は誰もいない。アメリカのテキサス…
気温は上昇する。猛暑日に近くなる。雨も降る。高温多湿になると病害が出てくる。多湿の害だから糸状菌のカビである。もちろん悪玉バクテリアの働きも活発になる。病害が出ると消毒する。当然の如くに…
日本の農地に未開の土壌というのはほとんどない。手つかずの自然な土壌というのは一番栽培がしやすい。バランスが取れているからである。人間が手を入れてしまうと、すぐにバランスは崩れていく。年数…
四月である。栽培の暦から言うと、いよいよ仕事が本格的になる時期である。一年で一番忙しい時かもしれない。とにかく、やることが山ほどある。すべてが順調にいけばいいけれども、トラブルも実はこの…
中国の雲南省に昆明という所がある。この地で玄米アミノ酸微生物農法をやりたいというオファーがあった。招きに応じて行くことにした。2014年10月のことである。一週間の滞在であったが大変に勉…
火山灰土は各地で呼び名が違うけれども、ノップイとかノッペとか呼ばれている。扱いにくいのである。リン鉱石が大量に輸入されるまでは畑地にも利用されていなかった。問題が多い土だからである。 …
「乳酸菌もみがらぼかし」については、まだいろいろな誤解がある。その一番目が本当にこれだけで肥料分は十分なのかというものである。その根拠は「そんな話は聞いたことがない…」だろうと思う。何度も…
「乳酸菌もみがらぼかし」特集の二回目ですよね。この効果を確認している方は多数おられると思う。でも多くの方は年に一回~二回だけしか作らないのではないだろうか。年に一回~二回だけだと初歩の繰り返…
この時期はもみがらがたくさん出てくる。いつもなら手に入りにくくても、このタイミングなら声をかけさえすれば手に入る。米ぬかも同じである。 乳酸菌もみがらぼかしの作り方を教えて3年を経過…
農作物はどうやって作るのか。この単純な質問が明解になっていない。チッソ、リン酸、カリは必要な要素だが、これを使い続けると継続できないことが判明しつつある。 自然に自生している植物…
4月9日~12日まで台湾の農業を指導した。屏東市で講演もした。台湾で玄米アミノ酸微生物農法をやってみたいというのがきっかけである。光正(有)の呉社長が仲介をしてくれた。台湾の農業事情は後で話…
7月は高温多湿が重なる月である。異常気象で、この高温多湿の度合いが毎年激しくなっている。気温の上昇も激しく雨も多い。そのために夏果菜類などは早めに切り上がる所が多くなると予測される。昨年…
土壌病害は深刻な広がりを見せている。原因の一つは豪雨である。湿度が高くなるほどカビは発生しやすい。土壌病害菌も土壌病害虫も酸素がなくなるほど活発に働く。卵は水の流れを利用して拡大していく。分…
5月と言えば一番農作業がしやすい時期というのは昔の話である。今年の5月はどうなるかわからない。5月から真夏日の連続もありうる。雨も多いかもしれない。病害は6月、虫害は7月というのが、変わ…
土づくりは農業の基本、とそう長い間言われてきた。そのために土に何かを投入することは目の色を変えてやってきた。関心も高い。土づくりさえできれば作物は育つという信仰のようなものすらある。そのため…
2月は大寒だった今年は異例の低温だった。暖房費が例年より高くついたと思う。灯油も重油も高い。どうすればいいかと頭を悩ましている事だろう。病気はうどんこ病が広がりを見せ始める。寒いと肥料の…
農業で利益を出すにはいかにムダなコストを省くか。ムダな作業を省くか。そしてダイレクトに効果を出せるようにするにはどうすればいいのかの3点である。このように考えるのは常識であり、当然だと思…
年が改まりました。新年にあたり、どうしても書きたいことがある。それは珍しく農業とはあまり関係のないことである。このテーマはできるだけ避けてきた。抽象的で精神的なことは、それぞれに考えがあり、…
農業で成功するには大きな壁が二つある。一つは栽培技術、もう一つは販売先の獲得である。この二つを持っている方は例外なく農業では高収益を上げている。この二つのハードルは思っているよりも低くな…
「乳酸菌もみがらぼかし」の三回目である。一回目は可能性について、二回目は投入し続けることをお伝えした。その結果どうなるのかを教えたいのである。二回目の終わりに土壌成分についてお話をした。作物…
「乳酸菌もみがらぼかし」で結果を出している方は多いと思う。すでに満足ということを感じているかもしれない。実はまだまだ入り口なのである。やっとぼかしの作り方が分かってきた程度である。もっと先が…
稲が実る時期になった。早生の品種からドンドン稲刈りが始まる。稲刈りをすれば「もみがら」は自動的に出てくる。この時期ならいくらでも欲しいだけ集めることができる。そのために準備することは保管場所…
今世紀末までの気象予測を環境省がまとめた。それによると気温の上昇は緯度の高い北半球が世界の平均よりも高いことが分かった。世界の平均気温が3.4℃上昇した場合、日本は4℃上昇する。豪雨が増え、…
7月は病害が出てくる。気温がガーッと上昇するからである。毎日、30℃を超して35℃を超える猛暑日も少なくない。それに雨が多い。雨が降らないと思ったら、カンカンの日照りである。土の中では何が起…
6月は雨も多く気温も上昇する。作物も育つけれども病害も出てくる。害虫も出る。雑草も出る。そのために、もの凄い忙しさになる。目がまわるほどで、手がいくつあっても足りないと感じることだろう。 …
昨年の11月号に「みどりの放線菌」を記事にした。たくさんの方にお試しのご購入をいただきました。深く御礼を申し上げます。その結果も出てきている。実に明確な答えが出てきているのである。「ハンシン…
土づくりは微生物づくりである。これは土の成り立ちからいっても自然なのである。土を作るのは人間ではない。微生物である。人間ができることは良質な微生物を土の中に入れてやることだけである。後はすべ…
少しずつ暖かくなり、これから忙しくなる。今回は「ぼかし」について話をしたいと思う。ぼかしとは何かがまだわかっていない人が実に多い。醗酵させた有機物をぼかしというのであるが、なぜ醗酵させないと…
玄米アミノ酸農法も出発時の十数年前にはこれが農法になるのかという思いがあった。十数年の時を経て、実績を積み重ね、さらに商品開発もやった。その結果「玄米アミノ酸微生物農法」は完成の域に近づいた…
農業にとって、生産物は最大の結果である。生産物が口を開いて話をすることはないが、実は多くのことをお客様に伝えている。だからブランドが大切なのである。お客様の信頼を得るには生産物に語ってもらう…
昨年の冬は寒かった。底冷えがするような毎日だった。12月までは、こんなに暖かくて冬はいつくるのだろうかという気候だった。ところが年が明ける頃から鳥取・島根の山陰で大雪が始まった。それから福井…
有機農業をやると、どうしてコスト高になるのだろうか。この問題に正確に答えられる人はほとんどいない。「なぜだかわからないが虫がつく」、「なぜだかわからないが病気がたくさん出る」、「なぜだかわか…
農業の一番の問題点は連作障害による土壌病害である。土の中に悪玉菌が多くなるほど環境が悪くなる。ウイルス病やコナジラミ、ダニ等の害虫も悪い環境で発生しやすくなる。その根本にあるのが土壌である。…
稲刈りのシーズンになった。もみがらが大量に出る。もっとも、もみがらが手に入りやすい時期になったのである。早場米はすでに始まっているところもあるかもしれない。大部分はこれからである。稲田を大…
8月7日は立秋だけれども、暑さはまだまだ続く。猛暑日はこれからというぐらいに暑い。以前は立秋というと、本当に涼しい風が吹いて、もうすぐ夏も終わるという感じだった。 (さらに&hellip…
今月は土壌消毒がテーマである。この話をよくわかってもらうために、電話放談会の内容も生物の多様性ということで書いている。併せて読んでいただくとさらにわかりやすくなると思う。 (さらに&he…
6月は病虫害が最も出やすい時期である。高温多湿は植物が成長するのに最適な環境であるけれども病虫害にとっても活動をする条件が整う時期でもある。 (さらに…)…
アメリカに日系のロバート・キヨサキという方がいて「金持ち父さん・貧乏父さん」という本を書いてベストセラーになった。その内容は不動産投資について書いたものである。 (さらに……
4月になると光の強さが一段と増してくるようになる。もちろん温度も上昇する。植物も成長する。これは放っておいてもそうなる。自然現象である。 (さらに…)…
農業の基本は微生物である。肥料がなかった時代から無意識に微生物の働きを活用してきた。有機農法というのは実は微生物農法に他ならないのである。それを勘違いしてチッソ分と考えてしまった。現在、市販…
今年、気になるのは気候である。昨年、大きなニュースにはならなかったけれども、北極の上空に初めて大きなオゾンホールに穴があいてしまったのである。これは何を意味するのか。紫外線や宇宙の有害物質が…
今年はズバリ栽培技術の差が明確に出る年である。売価も品質によって大きな格差が出てくる。それには根拠がある。農業だから、まず何よりも天候である。今年の天候は昨年より、さらに荒れることが予測され…
11月以降は抑制栽培が主流になる。土壌ができていると作りやすい季節になるのである。その逆に土壌ができていないと問題は次々に発生してくる。土壌ができているということはどういうことだろうか。(1…
土壌の砂漠化と土壌汚染は進行する一方である。原因は異常気象と化学物質である。何の関係もないように思われるが、実は関係が深い。中国はGDPも世界第2位になり、国民の所得も大幅に増えた。インド…
今年の9月は特別な気持ちで迎えている。いつもの年なら「9月になったのか、新米だね」という程度であるが今年はもみがらが大量に出てくる、年に一度の大チャンスという高ぶる気持ちがある。米農家に声さ…
8月は真夏日どころか猛暑日の連続になる。玄米アミノ酸ぼかしが一番作りやすい季節である。初めてぼかしを作られる方はこの時期がおすすめなのである。冬場に一番質問が多いのが、玄米アミノ酸のぼかしに…
今年の3月11日に東日本大震災が発生した。大津波で、多くの方が尊い命を失われました。心からご冥福をお祈り申し上げます。被災をされた30万人に近い方は今でも不便な生活を強いられていると思います…
4月・5月と「乳酸菌もみがらぼかし」の話をした。今年の夏作に間に合わせたかったからである。ふと冷静になると疑問が出てくると思う。「今までの米ぬかぼかしは何だったの...」それで今回は乳酸菌の…
農業は今までに何によって苦しんできたのだろうか。土壌病害・病虫害・消毒・土壌の劣化・収量・品質...あまりにも多すぎて書ききれない。化成肥料は便利だけれども、使うほどに土壌の痛みが早くなる。…
4月からは気温がドンドン上昇する。春先の低温という心配もあるが、それよりも高温である。雨も多い。病虫害が出てくる不安は例年以上である。「昨年のようなことはないだろう...」 偏西風の蛇行を考…
2010年10月に韓国の有機農業協会の済州島総会が行われた。協会様の御好意により招待を受けて「玄米アミノ酸」の講演をした。以下は講演をした内容である。あなた様にも参考になると思い掲載をした。…
2010年10月に韓国の有機農業協会の済州島総会が行なわれた。協会様の御好意により招待を受けて「玄米アミノ酸」の講演をした。以下は講演をした内容である。あなた様にも参考になると思い掲載をした…
今年のテーマは明らかである。それは「気象」である。昨年の暑さで鶏は75万羽死亡し、牛は2100頭死亡し、豚は1100頭も死んだ。生きている家畜も餌を食べない。太れないと飼育する期間が大幅に伸…
今回は目からウロコの本をご紹介する。浅川芳裕さんという方が書いた「日本は世界5位の農業大国」という本である。サブタイトルに「大嘘だらけの食料自給率」というショッキングな言葉がある。食料自給率…
前回は土壌消毒の方法について書くことができなかったので今月号で説明することにした。以前に比較すると農地の流動性は高まってきた。高齢化によって耕作放棄地が増えた結果である。家庭菜園は始めから借…
10月は暦の上では晩秋である。でも、まだまだ暑さが残っている。収穫の最盛期でもある。農業は人類の歴史上、最も古い職業である。生きていくためには食べなくてはいけないからである。約一万年前に農業…
9月は節目の月である。春作と夏作は終った。秋の育苗も終った。冬作の育苗に入る。秋作の成育期でもある。稲と果物は収穫期である。いろいろなことが重なる。これが9月である。4月も超多忙期であるが、…
春の寒さは異常だった。4月の後半になっても底冷えのする寒さだった。もう花が咲いているというのに雪である。雪にならなくても降った雨が冷えて低温障害になった。 (さらに…)…
過去にも果樹の問題点を指摘した。気温の上昇が果樹に大きな影響を与えているというものだった。ニュースレターを保存されている方はもう一度読み直してほしい。 (さらに…)…
6月は梅雨に入る。最近は温暖化で高気圧の発生時期が早まり、豪雨になることも珍しくない。高温多湿の気候は植物も成長するが、病虫害の心配も出てくる。大雨が降った後は土が壁状構造になってしまい酸素…
5月は夏作の入口である。温度が上昇して植物も育つけれども害虫も育つ。害虫が出てくれば農薬である。農薬には大きく区別して2つある。予防薬と治療薬である。予防薬は虫が出てくる前の事だから虫に抵抗…
環境問題についてはこれまでに何度も情報をお伝えしてきた。果樹についてはそれが現実のものになりつつある。どうも平均温度で1℃上昇しているらしい。 「なんだ!たった1℃じゃねえか。どうってこと…
葉物野菜が大きく変化しつつある。植物工場の大量生産にメドがついたのである。なんと年間20毛作である。年に20回転もする。播種から収穫まで40日。しかも無農薬栽培である。培養液の循環システムで…
「奇跡のりんご」の木村さんが新しい本を出した。題名は「すべては宇宙の采配」である。栽培の事にはあまり触れていない。主に自分の不思議な体験が書いてある。不思議な体験を信じるのか、信じないのかな…
日本の農業を元気にするシリーズ最終回である。気がついてほしいことがある。 3回のシリーズに共通したことはいままでのやり方とはまったく違うやり方をしているということである。 誰もやらなかったや…
ニュースレターの7月号で豚肉のブランド「みやじ豚」についてお伝えをした。社長は若干30才宮治勇輔さんである。宮治さんはまったく新しい手法で独自のブランドを確立し100g350円という高品質の…
長野県御代田町にトップリバーという農業法人がある。レタス事業の栽培をしている。2000年に創業して8年で11億円を売上げるまでになった。栽培面積は5ヘクタールほどである。 (さらに&he…
農業にとって10月は節目の月である。春・夏作の栽培の区切りがつく。そして秋・冬作が成育期に入る。果物はりんごとみかん、柿の季節になる。 毎年、病害虫に悩み収量が減っていくのには共通の原因が…
夏作が終わった。春作から夏作へ連作や輪作をした人も多いと思う。9月は一段落ついたところである。もちろん休みなく秋作から冬作へ仕事を続ける人も多いと思う。 次から次へと仕事をこなしていくこと…
8月土壌消毒の季節である。土壌消毒は何の為にするのか。「そんなことは決まっているじゃないか。病害虫を殺すためだよ」土壌消毒で病害虫はほんとうに消滅してくれるのだろうか。生産する土壌には毎年、…
高値で売れる果実を作りたいのなら果樹のストレスをなくせ! いきなりだが植物の気持ちになったことがあるだろうか。「そんなことあるわけがないだろう……植物に気持ちなんてあるわけないし!」 そ…
植物を育てるにはチッソ・リン酸・カリ成分が必要であることは頭にこびりついている。ドイツの化学者によってこの法則が発見されて以来植物を育てる基本になっている。これを否定するわけではないけれども…
暖かい陽気になった。暦の上では初夏だから最高の季節が到来ということになる。気温が上がるにつれて、やっかいな問題も大きくなる。病害虫である。5月〜9月までは悩みは尽きない状態になる。 これが毎…
暖かい陽気になった。暦の上では初夏だから最高の季節が到来ということになる。気温が上がるにつれて、やっかいな問題も大きくなる。病害虫である。5月〜9月までは悩みは尽きない状態になる。これが毎年…
4月の声を聞くと急に忙しくなってくる。考える間がないくらい次々に仕事がやってくる。これから始まるような気持ちになる。実はすでに終盤戦なのである。「これから始まるのにもう終わりってことねえだろ…
「田中義剛」という人を知っていると思う。コメンテーターとしてテレビによく出てくる。北海道なまりの人なつこい語り口で話す人である。元はシンガーソングライター。 この方は酪農経営、年商60億円…
仕事をするには技術力も大切である。お金の管理も重要である。それはそうなのだがそれ以前にも大切なことがある。「それ以前なんて何があるの…」青年の頃にやっておかなくてはいけないことである。それは…
1月の施設栽培について暖房費の削減方法をお伝えする。「変温管理」という方法がある。暖房費が半減できるというスグレ物である。こんなに灯油が高いのに暖房費半減はありがたい話ではないだろうか。 …
地球の温暖化は夏を過ぎると進行のスピードが明確になる。生態系が変化するからである。台風がくることもなく、比較的穏やかな夏だったと思う。ところが現実は生態系が大きく変化していたのである。 例…
秋の収量は終盤戦になり冬作に入っていく。冬作のテーマは光合成、肥料、暖房代である。中でも暖房代は石油の値上りで頭が痛いことだろうと思う。 冬作は夏作に比較すると収量は出ない。コストがかかる…
どうすれば生産コストは下げられるか。そのために一番重要なのは生産をした情報である。もちろん自分自身が生産をした情報である。その情報はどこにあるかというと生産をした後にある。生産が終わってしま…
9月は秋作から冬作への育苗時期である。今年の冬は死活問題になる。灯油、重油代の価格のハネ上りである。灯油はすでに1?150円ものバカ高値を超えた。もうあきれるしかない。採算に見合うことは無理…
梅雨が明けたらもの凄い暑さになった。今年も最高気温は更新されるだろうと思う。お盆の前後には都市の電力供給が追いつかなくなり、突然停電という事態も安易に想像できる。温度はいったい何度まで上がる…
地球の温暖化は大変な速度で進行している。アメリカ・NASAの発表によると北極の夏の氷はあと5年で完全に消滅するというのである。これは予測よりも30年も早いというのである。温暖化を進行させる材…
農業は病虫害との闘いである。生産をくり返す毎に病虫害がひどくなっていくという農業特有の問題がある。他の生産業でも設備が老朽化するという事はあるが建て替えをすれば生産効率を大幅にアップできる。…
電話やFaxの相談は月に100件ぐらい受ける。その中には深刻なものも含まれる。原因は病害虫である。害虫よりも土壌病害が多いような気がする。 土壌病害のほとんどは肥料過多である。カッパン病・…
春の育苗期になるが今年も地球温暖化を抜きにしては語れない。北極の夏の氷は30年前倒しで溶けている。今世紀末に全部溶けるどころの話ではない。昨年ですでに北極の氷は80年代の半分になってしまっ…
石油の値上り 地球温暖化 このキーワードを片時も頭の中から離すことはできない。超スピードだからである。 宮崎のOさんから電話が入った。「九州はいつもの年より、とにかく暖かいね」その次の言葉…
異常気象の流れが止まらない。地中海、オーストラリア、アメリカ南部では大干魃が続いた。北極の氷も予想以上に早く溶けている。ペンタゴンの試算では2010年に全氷解するというのである。アマゾンの熱…
異 常気象、石油の値上がりにはどう対処すればいいのだろうか。人間の脳って、もの凄く不思議である。将来のことを考えろ・・・なんて言われたって考えることなんてできない。その時にお腹が空いていれば…
春 春から秋までの仕事を振り返ってみて、気になる事はたくさんあったと思う。日照不足で成育が悪かった。雨が少なく、水不足になった。低温続きが痛かった。雨が続いてカビ病が多く出た。良かった事もた…
最 近SOSの電話が急増している。キューリの元気が急になくなった、どうしたらいいだろう。菊の花が出荷間近なのに葉の色が抜けていく。トマトの立枯れが次々に出て困っている。等々である。 (…
8月は暦の上では晩夏、8月8日は立秋である。暑さは残暑ということになる。この時にもっとも温度が高くなる。連日30℃を越す。土壌消毒はこの暑さを利用して行なわれるのが通例になっている。 土壌…
7月は猫の手も借りたいぐらい忙しい。収穫は最盛期に入り雨も多ければ害虫も出る。追肥もいる。少しでも多い収量を思う気持ちは痛いほどわかるけれど残念ながら勝負はついている。しかし7月になってから…
6 月になると気になるのが病害虫である。温度が上昇して雨が多いからである。病害虫の危険が高まるのはなぜ6月なのか。この理由がわかれば対策が立てられる。 病害虫は勝手に発生すると思っている人…
山形の友人から久しぶりに電話がきた。「お金はあの世に持っていけないよ」などと冗談を言っていたが、真剣な声になって「いや大変なんだよ。雪が全くないんだ。こんなのは60年生きて初めてのことだよ」…
春にも局地的に大雨になったけれど初夏はさらに注意が必要である。暑ければ高気圧の張り出しが早まる。高気圧は冬である南半球の冷たい空気とぶつかって激しい低気圧を作り出す。台風である。台風以上のハ…
ある人から電話が入った。「バークと鶏糞を山積にしてあるけど、これをアミノ酸粉体でいい肥料にできませんかね。」私は言葉に困った。いろいろ話をしてみると、醗酵と腐敗をこぢゃごちゃに考えているらし…
モスクワでは年間観測史上初の暖冬であった。前年との温度差がなんと30℃もあり、雪どころか氷さえ出来ない異常気象になった。アメリカのワシントンでは1月から桜が咲いて22℃の暖かい日が続いたと思…
市場が大きく変わりつつある。全国に1600あった市場が1200に激減したのである。市場はもっと減ると言われている。 市場というのはもともと公正な取引きを前提に行政が作ったものである。それま…
春はいつも土づくりというのが頭に浮かんでくるだろうと思う。農業は土づくりに始まる。耳がタコになるほど聞く言葉である。にもかかわらず、どうして土はできないのだろうか。みなさんの周囲でも自画自賛…
オーストラリアが100年に1回という大干ばつの被害に見舞われている。中国、韓国、日本は記録的な豪雨である。原因は海水温が高くなるエルニーニョ現象である。インドネシアからオーストラリア、南アメ…
青森の弘前で農薬も化学肥料も有機肥料も使わないでリンゴ作りに成功した人がいる。このリンゴを作るのに8年間無収入だったというのである。木村秋則さんという方である。木村さんの物語はNHKのプロフ…
モグラは実にやっかいな動物である。畑の中の害獣である。猪や猿と同じである。畑を荒し回る憎き動物である。なんとか退治したい。ナフタリン、遮根シート、いろいろやってみたが効果がない。 (さら…
物があり余る時代が続いている。この状況では消費者の立場が断然強い。選択できるからである。生産者は弱い立場にある。買ってもらえなければ収入がないからである。 (さらに…)…
みなさんは何をしている時が一番、楽しいでしょうか。すぐに仕事と答えの出る人は何人いるでしょうかね。ほとんどの人はお酒を飲んでいる時、テレビを見ている時、旅行しているときなどと思い浮かぶのでは…
玄米アミノ酸は何に使えば効果が出るのか。生産者の漠然とした疑問ではないだろうか。毎月ニュースレターでいろいろな情報をもらうけれども、いまひとつはっきりしない。一年の締めくくりに過去の実績データ…
農業は生き物である。現場では何が起こるかわからない。ニュースレターに書いてある通りにやってみた。しかし結果が思わしくない。いや全部ではなく一部に異変が出た。「どれくらいの面積ですか」「2割ぐ…
地球温暖化は世界中で問題になっている。アメリカも例外ではない。日本よりも、さらに深刻な被害を受けている。温暖化するとどうなるのか誰もはっきりとはイメージが出来ていない。だから対策も手つかずの…
いやー今年もなんとか無事に仕事を終えたとほっと安心できる時期である。ひとつの仕事に区切りがつくと熱いものが胸にこみあげてくるのではないだろうか。毎年、同じくり返しだけれど毎年、何かが違う。そ…
どんな場合でも「前ぶれ」とか「手がかり」というものがある。いきなり病気にはならない。なんとなく調子がすぐれない。病院に行ったら胃に腫瘍ができていたという具合にである。 (さらに&hell…
「トレーサビリティー」などと横文字が出て来たと思ったら今度は「ポジティブリスト」である。日本国なんだから日本語を使えといいたくなる。これは新しい法律であるが農水省から出たものではない。厚労省…
地球温暖化は決して明るい話題ではない。不安な暗い気持ちにさせる。しかし、もう避けては通れないのである。避けることのできない不安とわかっているなら積極的な取組みをした方が不安解消になる。人間が…
8月になると土壌消毒の季節である。強い太陽光線を利用した太陽熱消毒もあちこちで見かける。しかし、その効力について知っている人がどれだけいるだろうか。菌はもともと目に見えないものである。生きて…
「土はいつも深く掘れ」と言っているものだからロータリーソイラーの案内をしたら、思いもかけず大きな反応があった。そこで情報誌を使い詳しく案内をすることにした。 (さらに…)…
異常気象とは具体的に何を言うのだろうか。予測を超えた気象の変化である。思った以上に雨が降った。春は寒いと思ったら夏には真夏日が何日も続く。この気象変化に対応する方法はあるのだろうか。 (…
病害虫の活動がもっとも活発になるのは暖かくなって作物が育つ時である。作物も育つけれど病害虫も育ってしまう。さあ!どうしようと毎年、頭を悩ますことになる。病害虫さえいなければどんなに生産が楽なこ…
「三つ子魂百までも」という諺がある。植物も初期育成が順調にいくとその後の成長もスムーズにいく場合が多い。初期の育成を間違ってしまうと成長も遅くなり途中で樹勢を強くするのはむずかしい作業になっ…
地球の温暖化が止まらない。猛スピードで進行している。「そんな事は農業と関係がない」それが違うのである。農業には大きく関係している。だから取り上げるのである。今まで地球温暖化、環境問題は他人事…
4月から8月にかけて肥料は一番大きなテーマである。肥料をやる時に量を問題にしている人が多いが、作物の利用率に焦点をあてると意外なことがわかってくるのである。肥料が半分にできればそれだけ収益も…
生産者にとって味を問題にする人は比較的少ない。どれだけとれたか、収穫量のほうが問題だと思う人が多い。「野菜の味が良くない」が、実は、収穫に大きく関係しているとしたらどうだろうか?大変な問題で…
Sさんからのお便り こんにちは、初めてお便りします。 観光ぶどう園で出荷は観光のお客様のみです。 余るとそのままになってしまい収入になりません。今年は春先からアミノ酸の葉面散布を4回。ぶどうに…
1月になった。決意も新たに出発である。「何から始めようか。」と思ってなんとなく始める。昨年と同じ結果に成ってしまう。しかしだからと言って根拠もなしく新しい方法にチャレンジする。これは無謀であ…