農地改良・土壌改良の根本的な大間違い!収益が天と地ほど開く理由とは…

農地改良・土壌改良の根本的な大間違い!収益が天と地ほど開く理由とは…

 農地は傷む。これが農業の常識である。工業でも製造設備は傷む。しかし明確な耐用年数というのがある。古くなれば新しい設備に交換する。減価償却というのがあって、経費として認められる。
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 農地はどうだろうか。耐用年数を考えて生産している方はどれくらいいるだろうか。ほとんど頭の中にはない。農地改良や土壌改良をいつやったかも記録している方は少ない。これで利益を出そうとしているとしたら、それは奇跡である。出るわけがない。

 最近ではオール14の化成肥料を使いすぎて、作物がまったく収穫できなくなった方が増加している。作物がまったくできなくなってから、どうしようかと考えるのである。

 これは農業経営ではないし、事業者でもない。ただ、農作業をしているだけの労働者である。何の予測もしていないのである。農地改良も土壌改良も多くの生産者は大きなトラブルに突き当たってから何とかしなくてはと考える。楽して儲かる農業みーつけた
これは根本的な大間違いである。そこに農業生産に関するコストというのを全然考えていないのである。問題はいきなり発生するわけではない。毎年悪くなっていく。少しでもまだ収穫できているからと同じことを続ける。売上げは下がっているにもかかわらずである。どうにもならなくなって重い腰を上げる。お金をかけて農地と土壌を改良する。どれくらいかければ、どれくらい復活するのかなんて、まったく考えていない。とにかく効果があると思うことをやってみる。

 何だかんだとやっているうちに、3年も経つと効果が見えてくる。「オ!良くなったぞ」そこで前と同じやり方に戻る。良くなった土壌はすぐに悪くなる。収益もガクッと下がる。これを何回も繰り返したら、利益は出てくるのだろうか。「出た」という人がいたら、なんとしても会いたい。太陽が西から上がるようなものだからである。
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 農地改良・土壌改良はどのようにコスト計算をしたらよいのか。それが分からないことが根本的な大間違いなのである。

 農地改良・土壌改良にはいろいろな方法がある。①農地を大きくする、排水を良くする、灌漑設備をする、道路をつけるなどの土木的な作業で改善する方法②新しい土を客土として改善する方法③大型の農業機械を使って農地を均一にする方法④レーザーレベリングなどの道具を使い、畑に傾斜をつける方法や水平にする方法⑤地盤の整備をする方法⑥休耕して緑肥を使い、農地を復活させる方法⑦施肥のやり方を変える方法⑧定植する品種を変える方法⑨輪作する方法、などいろいろある。
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 どれを選択して実行するにしても、コスト計算がもの凄く重要なのである。農地改良や土壌改良をするために、どれくらいお金がかかるのかという話ではない。それは誰でも分かる。説明する必要もない。やる前にどれくらいの損失が出て原因は何なのか。やったことによって、どれくらいの利益が得られるのか。それは何年間なのか。そのコスト計算をしなくてはいけないのである。このコスト計算ができる生産者は一万人いて一人だろうと思う。経営の基本であるにもかかわらずである。

 「何を言っているのか分からない」と感じられる方も多いと思う。トラクターを買ったとしよう。機械に詳しくメンテナンスは自分でできる。そして常に整備を怠らない。トラクターは何年持つだろうか。反対に使い放し、掃除も手入れもしない、壊れたら業者まかせ。どれくらい修理代がかかるだろうか。そして耐用年数はどうなるだろうか。大きな差が出てくることは誰でも分かる。
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 農地も同じである。取るだけ取ってやれと手入れもせず化成肥料をドンドン入れて、無茶な栽培をする。農地の傷み方はどうなると思うか。それを回復させるために、どれくらいのお金がかかると思うか。かけたお金を取り返すのに何年かかるだろうか。

 反対に毎年、乳酸菌もみがらぼかしやみどりの放線菌を投入して土壌のケアをしたとしよう。農地の傷み方はどれくらいになるだろうか。それはどれくらいで回復してお金はどれくらいかかるだろうか。これだけでももの凄い経費の差になる。さらに違うのは品質と収量である。作物への評価がまったく違ってくる。品質は秀と良ぐらい差がある。収量は2倍から3倍も違ってくる。

 結論を言う。農地改良・土壌改良に大金を投入しなければいけないということ自体、すでに大きな間違いをしているのである。ここに気がつく必要がある。そうでないと利益は出ないのである。

 玄米アミノ酸の微生物農法をやって、大金を投入して、土壌改良したなんていう話は聞いたことがない。逆に毎年、良くなっているという話はよく聞く。当然と思っているかもしれない。しかし、一般の農業生産をしている方の大半が農地を毎年傷めつけているのである。これを10年続けたら、20年続けたら、どれくらい大きな収益の差になるのだろうか。想像してほしいのである。

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