異常気象の激しさは7月がピーク!農業収入の格差は拡大する一方!

異常気象の激しさは7月がピーク!農業収入の格差は拡大する一方!

楽して儲かる農業みーつけた
 7月は高温多湿が重なる月である。異常気象で、この高温多湿の度合いが毎年激しくなっている。気温の上昇も激しく雨も多い。そのために夏果菜類などは早めに切り上がる所が多くなると予測される。昨年の7月は驚くような猛暑日が続いた。通常なら7月いっぱいは夏果菜は高くならないのに、7月から高値が続いた。6月の高温でやられてしまったのである。収穫期間が1ヶ月も短くなってしまったのである。収入にしたら、どれくらいの痛手になるだろうか。

 今までに考えていたような高温多湿ではないのである。植物が生きていけないほどの過酷な気候に変化したということである。

 そのためにやっておかなくてはいけないことがある。温度計と湿度計を買って来て計測をする。地上部も地下部もである。それも1ヶ所だけでは足りない。日当りのいい場所、悪い場所、風通しのいい場所、悪い場所の4ヶ所ぐらいは必要である。どこにトラブルが多く発生したかも目印をつけておくようにする。特に地温は表面と根圏の2ヶ所は必要である。
楽して儲かる農業みーつけた

 山勘で「こんなもんだ」では通用しない暑さになったのである。なぜこれを進めるのか。理由がある。当然のことだが湿度が高いほど病害の進行は早い。害虫の繁殖も活発になる。この暑さがずっと右肩上がりだとしたらどうなるか。「そんなことはあり得ない」私もそう思いたい。大気汚染や環境汚染、海水の酸性化と海水温の上昇を考えると気温が低くなることは予想しにくい。

 ここ数年を振り返ってもらっても、過ごしやすい夏なんてあっただろうか。毎年、最高記録更新である。おまけまである。季節はずれの台風の凄さである。11月になっても予断を許さない。
楽して儲かる農業みーつけた

 品種の改良は大幅に進歩した。遺伝子組換えなど虫害に強い品種は開発されている。つぎ木をして病害に強い品種も開発されている。しかし暑さに強い品種は一番遅れている。代表が米である。食味もいいものは開発できた。旨い米の品種は各県で開発されている。ところがコシヒカリをベースにしているため、暑さに弱い。そこまで手がまわらないのが実情である。暑さに強いコシヒカリを作るのは至難の技である。簡単にはできない。

 品種の改良といっても限界があるということなのである。暑さに強いコシヒカリを作るためにコシヒカリの性質を根本から変えなくてはいけない。これはトマトにしても、キュウリにしても、ナスにしても同じである。虫害に強い、病害に強い、甘味がある。これは上手に交配すればできる。ところが温度や湿度の対応は別に考えなくてはいけない。

 異常気象の進行が速すぎて、対応が追いつかないのである。ここを計算に入れる必要がある。しかも6月~10月まで暑いとして、同じパターンではない。毎年違う。これが厄介である。予測ができないのである。だからこそデータを取る必要がある。
楽して儲かる農業みーつけた

 一番重要なのが、根の周囲と葉のデータである。これは日付をつけ、写真を撮っておく必要がある。それと地温、大気の温度と湿度を比較してみる。

 これは小面積でも化成肥料・有機肥料・乳酸菌もみがらぼかしの対照性を作ると、さらに分かりやすい。それぞれにどんな影響を受けるのかが分かる。これが面倒くさいという方は方法がある。あらかじめ、化成肥料中心の人、有機肥料中心の人に友人を作っておく。その人のほ場を週に一回ぐらい見に行く。そこから推理できると思う。

 大型の耕作地なら隠すこともできない。場所さえ分かればすぐに見られる。これも参考になる。最近、増加しているのはオール14の化成を使い続けて、まったく収穫できなくなったという生産者である。これが大面積の生産者に多いのである。これまでに書いた情報を頭に入れて、このようなほ場を見学してみると異常気象がどれほど凄いのか、実感できると思う。
楽して儲かる農業みーつけた

 私はこのような気象条件の中で、もっとも適応力が高いのが玄米アミノ酸微生物農法だと確信している。これは自画自賛をしているわけではない。微生物の働きは気温が上昇するほどに活発になる。寒い時よりも、暑い時の方が「ぼかし」は作りやすい。誰でも経験していることである。玄米アミノ酸酵素液も微生物の醗酵で作られている。高温になるほど効果が出てくる。高温になることが逆にプラスに働くのである。

 ところが養液や化成肥料・有機肥料は高温に弱い。すぐに酸化をする。酸化して腐る。藻が出たり、ガスが湧きだしたりする。これは経験上、理解できると思う。化成肥料は根が地表に向かってしまう。大気温の影響を受けやすくなる。高温対策がまったく出来ていないのである。これに湿度が加わったらどうなるのか。誰でも予測できる。
楽して儲かる農業みーつけた

 栽培の仕方によって、収入はどれくらい違うと思うか。異常気象というのが農業に大きな格差を作り出そうとしている。収入が少ないほど労働量は多い。これも格差である。その格差がもっともはっきり出てくるのが、この7月なのである。玄米アミノ酸微生物農法をやっている生産者が化成肥料だけで作っている畑を見たら声が出ないだろうと思う。知らない間に時代は大きく変化しているのである。7月は一年の結果が明確に出てくる月だと理解してほしいのである。

関連記事

  1. 玄米アミノ酸微生物農法は完成された!5年以内に2万haを目標にする!
  2. 玄米アミノ酸微生物農法をやると糖度が上がるわけとは・・・?
  3. 土壌病害や連作障害の本当の原因は何・・・?糸状菌やフザリウム発生と同じ原因だった!
  4. 除草剤ばかりが雑草対策ではない!土を豊かにして「雑草」を劇的に減らす方法!
  5. 収量と品質は「葉」で決まる!「葉」を超元気にできる資材とは・・・?
  6. チッソを多く投入するほど「微生物」はいなくなる!春に肥料当たりをするのはなぜ・・・?
  7. 冬場の施設栽培で利益を出す方法!施設栽培の3大欠点とは何か・・・?
  8. 玄米アミノ酸微生物農法で成功するまでの紆余曲折と心配事はどうすればいいのか・・・
  9. やればやるほど土壌が病むという常識を破壊した玄米アミノ酸微生物農法!
  10. ぼかし作り冬場の悩み「温度が上がらない」の解決方法!