春先の生育不良には人為的なミスがある!

春先の生育不良には人為的なミスがある!

玄米アミノ酸 3月に種や苗を本畑に植えたものは4月に入ると生育期に入る。気温の上昇とともにグングンと成長するのが普通である。最近は予定通りにグングンといかない例が多くなっている。春の低温、霜害も原因の一つであるが、栽培方法の間違いも原因となっている。栽培方法の間違いは人間の手によるものだから、防ぐことができるのである。どこが間違っているのかがわかりさえすれば改善できる。


春先の定植後の成長がよくない原因とは何だろうか。

【1】微量要素の欠乏
 微量要素とはマグネシウム、マンガン、亜鉛、ホウ素などを言う。微量要素はなぜ欠乏するのか。それは雨で流されるからである。

 石灰を投入することは習慣的になっているので忘れることはまずない。しかし微量要素に気配りしている人は少ないのである。微量要素は多すぎてもいけないが、欠乏すると生育不良になる。味の決め手も微量要素なので、おいしいものは作れなくなる。どういう土壌が不足しやすいだろうか。

玄米アミノ酸[1]砂土で排水がいい
[2]火山灰土で排水がよく、毎年よい収穫ができる
[3]赤土の土壌
[4]有機物が不足している土壌

 以上4つの性質を持つ土壌は微量要素が欠乏しやすいことを理解してほしい。生育不良の原因になるのは石灰のP.H.だけではないのである。P.H.は適正でも微量要素の欠乏は大きく成長に影響する。

【2】有機物の影響によるチッソ飢餓
 これは何回となくお伝えをしていることである。未熟な有機物を入れると炭素が多くなる。微生物が炭素を食べて有機物を分解する。その過程で微生物はチッソも一緒に食べてしまうのである。そしてチッソ飢餓になる。

玄米アミノ酸 有機肥料を入れすぎて分解が進行しすぎた場合も同じようにチッソ飢餓になる。春は肥料当たりがしやすいという根本的な理由である。チッソ飢餓になれば生育不良になる。

 対策についてお伝えをしよう。【1】の微量要素不足は「FTE」という微量要素が販売されている。これを投入することで解決ができる。「FTE」の中に重量比1%の玄米アミノ酸粉体を使えば効力はさらにアップできる。アミノ酸をプラスすることで吸収がアップするからである。

玄米アミノ酸 【3】の有機物については「玄米アミノ酸のぼかし」の投入である。有機物の量を減らして「玄米アミノ酸」のぼかしにするのである。今回のニュースレターで新しく紹介している。「乳酸菌もみがらぼかし」でもいい。ぼかしと併用すれば10アール500㎏以上の有機肥料は必要がない。

【4】春先の立ち枯れ病
 種をまいて発芽して、子葉が2枚〜3枚が出たところで枯れてしまうことがある。これを立ち枯れ病原菌によるものと勘違いをすることがある。そこで薬剤をまくのであるが薬剤では対処できないのである。病原菌が原因でないことがあるからである。では何が原因になっているのだろうか。

 未熟堆肥を土の上にまく。ロータリー耕で表面だけ浅く耕す。雨が降る。微生物が働き出す。表土の酸素を微生物が取り込む。酸素欠乏になって立ち枯れになる。

玄米アミノ酸 春先に立ち枯れになる方は毎回繰り返すという例が多い。原因を取り違えているのである。このように書くと微生物というのは扱いしにくいように思うかもしれない。微生物は有機物をエサにして分解していく時に大量に発生する。それを土の中でやっていけないということなのである。有機物の分解はほ場の土の中ではなく、あくまでも別の場所で作るのが原則なのである。分解された有機物が2回も分解されることなどあり得ない。ぼかしにすればチッソ飢餓も酸素欠乏にはならないのである。発芽後、間もない立ち枯れ病の対策はもうご理解をいただけたことと思う。

【5】雑草対策
 雑草の対策は早めが肝心である。発芽する前がいい。特にイネ科のものである。トレファノサイドで対処できる。南の土地の生成は4月がリミット、北海道・東北は5月がリミットである。ラウンドアップはトレファノサイドに比較して薬害が大きいことは頭に入れておくべきである。

玄米アミノ酸 以上が春先の生育不良についての対策である。果樹については、花が咲いて、新芽が出る時である。昨年は大変な冷害だった。花芽の時に寒さとぶつかったのである。玄米アミノ酸の液体を使った所は被害は少なくて例年通りの収穫になったとの報告を数多くいただいた。もっとも重要なのはこの時期なのである。つぼみ・開花・開花後の3回は玄米アミノ酸の液体を1000倍希釈で散布してほしいのである。花にかけてほしいのである。花粉の香りがまるで違ってくる。花も大きくなる。受粉もよくなり、実も肥大するということなのである。花が小さければ実も小さいままである。

 もちろん玄米アミノ酸液体を単体でやってほしい。もしも今年の開花後に冷害になったとしても、あきらめずに玄米アミノ酸の液体を散布してほしい。残ったつぼみで充分な収穫ができるからである。なぜ昨年、冷害でも収穫できたと思うか。冷害が適当な摘花になったのである。普通は遅れて出たものは成長が悪い。それを玄米アミノ酸の液体が補ってくれるのである。昨年で実績が出たわけだから今年はさらに活用を進めてほしいと思う。

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