土壌消毒をする人がめっきり減った理由ってな~に…?

土壌消毒をする人がめっきり減った理由ってな~に…?

楽して儲かる農業みーつけた
 8月と言えば例年なら土壌消毒の時期である。しかし土壌消毒をしている畑を見ることはめっきり減ったと感じないだろうか。理由はいろいろある。消毒してもすぐに病害が出てくる。重労働、収穫できる期間が短くなって採算が取れない。高齢化などが考えられる。さらに猛暑日の増加である。「こんなに暑いのに、土壌消毒なんてやっていられない」のである。大変な思いをして、結果も出ないなら、いっそやめてしまうという方もいると思う。
 10年くらい前までは、夏の風物詩というくらいにやっていたのに、こんなに様変わりするとは驚きである。重要なことが抜け落ちている。いつの間にか、やる人が少なくなったということである。
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 土壌消毒をやったことが良かったのか悪かったのか、その理由は何なのか。誰も知らない。いつの間にか…である。農業にはこれが実に多い。流行病とでも言ったらいいのだろうか。誰かが何となく始めて、良いと聞くと、あっという間に広がり、ダメとなるとアッという間に廃れる。あれは一体なんだったのかである。土壌病害が消えたわけではない。土壌消毒を必要とされるような畑は間違いなく、バランスが崩れていて、良い物が採れず収穫の期間も短い。そこで必死にもがいて、何とか収益が出せるようにしているのである。最初から無理がある。でも自分の努力で何とかなるのではと考えるのである。それならば土壌病害になっている原因を究明することが先決だと思うが、それは通り越して対処だけをする。

 土壌消毒は重ねるごとに地力は落ちていく。もうダメとあきらめがつく頃には地力がほとんどない状態になっている。それを他の人に貸し出すということも珍しくない。借りた人は大迷惑である。0からのスタートではない。とんでもないマイナスからのスタートになる。これはとても注意しなくてはいけないことである。
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 土壌消毒という考え方そのものが間違っている。このように言うと反発する方も多いと思う。土の体積はどれくらいあると思う。そして、その体積の中にどれくらいの生物や菌がいると思うか。天文学的な数字である。それを土壌消毒で死滅させることができるとしたら、その後は何も育たない。育っているということは、死滅していないということなのである。骨折り損のくたびれ儲けは最初からわかっているはずではないか。

 しかも、悪玉菌だけ殺したい…?そんなこと最初から可能ではない。結果なんて出るわけもないのである。

 土壌のバランスを自然な元の状態に戻すことしかできないのである。そのためには善玉微生物を投入してやるしか方法はない。バランスが取れてくれば土壌病害は自然に減ってきて当然なのである。もう一度土壌消毒をする人が減った理由を真剣に考えてみるべきではないだろうか。

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