少量、多品種を加工してくれる「農産加工所」を活用する方法!

少量、多品種を加工してくれる「農産加工所」を活用する方法!

楽して儲かる農業みーつけた
 六次産業化というと、大規模な設備を考えてしまう。大規模に生産していなければ出来ないというイメージがある。大規模な生産者は少なく、圧倒的に小規模生産者が多数である。そのための加工場というのは現在でも無いに等しい。このことにチャレンジした方がいる。小池芳子さん。21年も前から始めている。六次産業化が農業のテーマになって光を浴びるようになった。長野県飯田市で「小池手造り農産加工所」を運営している。少量多品種の生産に応じているのである。例えば傷がついたりんごや果実、規格外の商品はもちろん加工できる。しかし少量だと手間がかかり、下処理も面倒である。それをあえてやっている。

 加工してくれる内容はジュース、ジャム、ドレッシング、酢、ケチャップなど40品目にもなるというのである。加工をするだけではない。商品のネーミング、ラベル作成、デザイン、販路開拓までアドバイスしているというのである。至れり尽くせりである。言葉にすると農産物の受託加工ということになるのだが、これはノウハウがないと出来ない。小池さんは女性なので、女性ならではの感覚でノウハウを作り上げてきたのだと思う。

 苦労して作り上げてきた大切なノウハウを惜し気もなく他の人に教えている。京都や群馬にも、同じような農産加工所が出来ているのである。

 少量生産なので、安く上げるというのは難しいかもしれない。しかし自分が栽培した作物が加工したらどんな商品になるのか。それを知ることは非常に重要である。
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 それは市販の物と比較して良いのか、悪いのか。どのレベルの物なのかである。幸いにして、最近はインターネットが普及した。これを使えば少量の販売でも可能である。もしくは都会に出て、仮設店舗で販売するという方法もある。利益を出すとかよりも、可能性を試すことが先である。お客様の評価はどうなのかである。加工品を作ったのも初めて、売るのも初めてということもあるかもしれない。お客様の生の声を聞いて、そこで気がつくことがたくさんある。大変な勉強になるのである。生きた学習である。これは是非、おすすめをしたいと思う。実際にやってみると自分では思ってもみなかったことが起こる。そして必ずファンがつく。これは不思議だけれども、それがいいという人が出てくるのである。

 これがいいというお客様がいろいろ教えてくれる。これが大切なのである。そのうちに商品を販売するやり方も理解できるようになる。最初から大きくではなく、少しずつ学習を積み重ねて、ファンを増やしていくのである。小池さんは高齢のため、加工所の経営は別の人にまかせている。そして自身は加工することの大切さを、各地で講演しているのである。この話はとても参考になると思う。利益を得るには大変でも、今までやったことのないことに挑戦しないと得られないのである。

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