日本は世界5位の農業大国!そして実質の食料自給率は66%。信じられますか…?

日本は世界5位の農業大国!そして実質の食料自給率は66%。信じられますか…?

玄米アミノ酸 今回は目からウロコの本をご紹介する。浅川芳裕さんという方が書いた「日本は世界5位の農業大国」という本である。サブタイトルに「大嘘だらけの食料自給率」というショッキングな言葉がある。食料自給率はともかくとして、日頃、みなさんが農水省の行政に対して感じている不満とか割り切れないイラ立ちとか、コロコロ変わる猫の目行政に振り回されるとか、補助金の不合理性とか、なんでそうなるのという疑問に明確に答えを出した本である。


ここまで言ってもいいのかと思うほど的確に、しかも大胆に切り込んでいる。常識が覆されて呆然とするばかりである。

 浅川氏の視点は世界基準を中心にしている。日本基準ではない。そこから農業を見ると日本の農業は世界第5位だというのである。最初は信じられなかった。実は冷静に考えてみると当然なのである。それはなぜかというと日本は現在でも世界第2位のGDPを持っている。世界で第2位の経済大国なのである。それだけ所得も高く、マーケットも大きい。農産物市場も他国に比較したら圧倒的に高いのである。輸入は加工食品が大半で生鮮のものはほぼ国産で占められている。国民の多くが世界の第5位と気がつかないのは農水省が知っているにもかかわらず公表していないだけというのである。

玄米アミノ酸 食料の自給率も同じである。41%というのはカロリーベースの事を指している。カロリーベースで自給率を出している国は日本以外にはない。世界では物笑いの種なのである。多くの国民はカロリーベースの意味がわかっていない。

 カロリーベースだから、こんにゃくやトコロテンやもやしは含まれないのである。野菜も低い。現実の食生活とはまったくかけ離れているのである。しかも、国民一人当たりの供給カロリーを分母にして国産供給カロリーを割ったものがカロリーベースである。国民一人当たりの供給カロリーの中にはコンビニや外食の廃棄量もすべて含まれる。これも現実の食生活とはかけ離れている。それでは現実的な数字はいくらかというと66%にもなるというのである。現在でも食料自給率は66%もある。先進国中第3位というのである。

玄米アミノ酸 「え!なんじゃそれは…」もう絶句である。農水省はどうして、このような数字のマジックを使うのだろうか。その理由はただ一つである。国からの予算を確保するためである。ではどうして予算が必要なのか。そこが問題なのである。

 農水省にかかわらず、日本の行政全体の問題と言ってもいいのである。戦後の極貧時代から豊かさを目指して行政がいろいろな役割を背負ってきた。その役割を実行すればするほど、その仕事に従事する人が増えていったのである。もちろん行政は事務をやるわけだから生産性は0である。行政の仕事は企画立案だから役割が終わる時がくる。企画したことに結果が出れば、それで終わるのである。そうすると企画に参加した人の仕事はなくなってしまう。クビにするわけにもいかず、ブラブラさせておくわけにもいかない。新しい仕事を作り出さなくてはいけないことになる。仕事のための仕事づくりである。国民にとってはこれ以上に迷惑な話はない。国民のための行政ではなく、農水省のための行政になってしまうからである。

玄米アミノ酸 浅川氏はそこに鋭いメスを入れたのである。自給率向上はやればやるほど国民の負担が増え続けるだけなのである。「そんな馬鹿な…」である。例えば小麦である。米粉である。自給率が足りないと補助金を出す。国産の小麦なんて使う人はまったくいない。米粉も同じ。需要はもともとないのである。補助金だけがバラまかれる。補助金を出すには行政が必要になってくる。これが農水省の仕事づくりの現況なのである。

玄米アミノ酸 生産性が0のところに、せっせと仕事をつくるわけだから癌細胞とよく似ている。これをさらに推し進めると国債の発行残高864兆円になるのである。正常な細胞から栄養を吸収して増殖を続けるのが癌細胞である。余談であるが、借金大国を解消するには役所が仕事をやめればアッという間に片が付く問題なのである。その象徴が農業の行政ということになる。

 それは農業人口の高齢化にも言えることなのである。高齢化したら後継者がいなくなるのではという心配は真っ赤な嘘なのだそうである。農業の生産人口は50年前と比較して1/6になっているにもかかわらず、生産量の方は逆に300万トンも増えているのである。すでに高齢化の問題は吸収されている。そしてなんと農業は成長産業だというのである。これは世界共通の認識である。文明が発展して経済的にゆとりが出てくれば、もっとおいしいものを食べたいと思うのはどこの国の人も同じなのである。しかも人口は70億近くにもなろうとしているのである。農業が成長産業にならないわけがないというのである。

玄米アミノ酸 農業は低所得と思われているが、それも違うというのである。農業法人の最高年収は3000万円、社員の平均が857万円、一流企業並みに所得があるというのである。個人農業者の所得も他の産業と比較して低くないそうである。ではなぜ…?それは兼業農家の農業収入だけを見ると低くなるのである。これもカラクリになる。日本は農業大国で技術レベルは高い、外国に農産物を売れるようになれば国は豊かになるそうだ。内向きではなく外国へ目を向けてもらいたいものである。
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