日本の農地は生産性の低い三等級、四等級ばかり!低い生産性を劇的に高める方法とは何か!

日本の農地は生産性の低い三等級、四等級ばかり!低い生産性を劇的に高める方法とは何か!

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 生産地に等級があるのを知っているだろうか。農地には当然、いい農地と悪い農地がある。日本にも農地は全国にある。その農地に等級がついているのである。農水省で発表しているのである。初耳という方も多いと思う。等級は一等級から四等級まである。もちろん一等級が一番いい農地。一等級が1%、二等級が30%、三等級が50%、四等級が19%。ざっと日本の農地がおかれている現状である。これがフランスやドイツとなると、一等~二等級が80%と段違いなのである。

 「ところで、どうやって等級区別をするの…」そうですよね。それが実に単純。排水なのである。排水が悪いほど等級が低い。排水がいいほど等級が高い。
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 1%しかない一等級はどういう農地かというと、大きな河川のすぐそばから、少し離れたところである。すぐそばは泥が多くてダメ。さらに少し離れたところは砂利が下にあって、その上に土がある状態になる。これが一等級。30%の二等級は大きな川の下流域。俗に扇状地というところである。ここも下は砂利。その上に土という構造になっている。30%といっても一等級に近いものと三等級に近いものがある。それは砂利がどの深さにあるかで決まる。2mも下というのでは三等級に近い。必要な作土層に近いほど一等級に近くなる。理想を言えば、1m前後ぐらいになるだろうか。

 三等級になると、粘土質になる。排水が悪い。粘土質といってもいろいろある。四等級に近いほど排水は悪くなる。二等級に近いほど粘土質といっても分解されている。

 四等級になると畑地にも稲田にも向かない。泥炭地である。北海道などに多い。もとが沼・湖だったところである。土の層が浅く、下が硬い。排水は最悪である。
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 「農水省のどこで発表しているの…」知りたいですよね。「土壌保全調査事業 全国協議会」というところで等級データを出している。インターネットでアクセスをすると、自分の農地が何等級なのかすぐに分かる。これを知ることも大切なことである。

 問題がある。一等級、二等級の農地は宅地にも最適なのである。三等級、四等級は宅地にも工業用地にも向かない。もっと分かりやすく言えば、日本の農地は農地に適さない農地が大変に多いということである。その適さない農地で農業をしていることになるのである。これは一般的には知られていない。

 それを一般に告知するとなると農業をやる人はいなくなる。生産等級の低い農地はまったく方法がないかというとそうではない。方法はある。楽して儲かる農業みーつけた
ところがである。排水の悪い農地で一体何が行われているのだろうか。肥料を入れろ!牛糞がいい、鶏糞がいい、豚糞だ!いや、化成肥料は使い易いぞ!いや液肥だ!水もタップリとやれ! もう一度言うけれども日本の農地は生産等級の低い農地が多い。生産等級が低いということは排水が悪い。そこに大量の肥料を入れたら、どうなるのか。誰でも分かる。腐る。腐れば酸化する。酸化したら虫が出る、病気が出る、当たり前ではないか。施設栽培はさらにひどくなる。毎年最低3作、多い方は6作もやる。それで生産性が上がらない。利益が出ないと嘆く。勝手に嘆いていればいいのである。

 それで全員が、そういうことを知らないのかというと、そうではない。中には頭のいい人がいる。生産等級の低い農地を優良農地にしてしまうのである。肥料は最低限、水も最少限、そして微生物を良くする。楽して儲かる農業みーつけた
そうするとびっくりするような現象が発生する。根がもの凄く分裂を繰り返して、下へ、そして八方にのびる。硬い物にぶつかれば、それで終わりではない。根は生き延びようと努力する。少ない肥料を吸収しようとする。細かい吸収根が発達する。当然、樹勢は良くなり生産性は上昇する。虫も来ない。病気も出なくなる。しかもである。生産等級の高い農地より、さらに品質のいいものが出来る。「え!嘘だろう!」周囲の生産者をよく見てほしい。多くの方は肥料のやり過ぎで失敗しているのである。

 余談。人間の健康もまったく同じである。病気を治すのはいとも簡単!食わなければいい!そうすると免疫力は大幅にアップする。病気は治る。多くの方は逆をやる。病気になったら美味い物を食え、体を休めなさい。美味い物を食って体を休めたら、どうなるか。病気が進行するのを助けているようなものである。薬を飲め!薬は毒物である。弱った体に薬ではさらに弱る。理屈ではない。そのように出来ている。

 植物だって自然界にあるのだから同じである。肥料を与え、水を与え、多過ぎるくらいに与えれば何も努力しなくなる。そして弱くなる。病気になりやすく、虫に食われやすくなる。生産等級の低い農地をどのようにして変えることができるのか。もしこれが変えられたら、農業で儲からないということはなくなる。収入も大幅にアップする。自然の法則や植物の生命力を最大限に利用するのである。これを知ることは農業の基本でもある。法則と逆のことをやって、うまくいくことは100%ないと断言できるのである。 

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