中国の農業は農薬と化学肥料漬け!近未来に土壌汚染で収穫は激減する!

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 中国の雲南省に昆明という所がある。この地で玄米アミノ酸微生物農法をやりたいというオファーがあった。招きに応じて行くことにした。2014年10月のことである。一週間の滞在であったが大変に勉強になった。雲南省というと内陸部にある。沿岸部の上海からは2300㎞も内陸に入った所である。その内陸がどんな状態にあるのか興味があるだろうと思う。

 内陸は開発が遅れていると思っている方が多いと思う。とんでもない。昆明は人口800万人の大都市である。高層住宅が数多く立っている。驚いたのは道路。街の中は片側5車線の幅広い道路が碁盤割りに整備されている。ゴミもない。日本では見られない風景である。信号を渡るだけでも早足でないと渡れない。

 この幅広い道路は街の中だけでなく、外側も環状に走っている。しかも無料。東京の首都高速なんて道路ではないと思った。さらに高速道路は上海、北京、杭州(香港)まで直通で結ばれている。その線を幹線とするなら、幹線を縦に串刺しするように高速が走っている。道路のインフラは凄い。日本は遅れている。給料にも驚きである。昆明の都会で働く方は14万円程度。そこから100㎞~200㎞離れた田舎街でも8万円ぐらいだそうである。マンションも安くない。30坪前後で3千万円もする。坪100万円である。日本の地方都市とあまり変わらない日本の方が安いのかもしれない。
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 さらに驚いたのは食べ物の量である。円卓を囲んで大勢で食事をするのはお国柄だと思う。でも量が日本と同じなのである。
 こんなに食べないのかと驚きである。もう肉体労働はないのだと思う。知能労働に変化している。味も唐辛子の辛さだけを除けば旨い。日本で食べているのと変わりない。急速な発展である。その昆明から200㎞離れた文山に行っても同じである。ベトナムの国境に近く、漢方薬の産地である。ここは開発途上である。人口は30万人というが、外見からは100万人都市以上に見える。30町歩に700億円を投資して大規模開発をしている途中だった。
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 中国の経済が、成長期から安定期に入ったことはインフラ整備が終了したことで区切りがついたと感じた。これからは高度成長はしない。これ以上外貨を稼ぐこともできない。工場もできない。世界の工場ではなくなった。
 これからの中国はどうなっていくのか。それは日本を振り返ってみるとすぐに分かる。
 高度成長のツケがまわってくるのである。環境汚染が最大の問題となる。外見は立派に見えても中味がない。ハリボテなのである。これから技術革新をして中味を作っていけるかどうかである。作っていけるとしても、日本のようにいくのだろうか。疑問である。

 農業はどうなっているのか。雲南省は常春の地である。一年中が春、日中は20℃~25℃。とても過ごしやすい。花が一年中咲いているような楽園といってもいい所である。農業生産は一年中行うことができる。しかも経済が成長しているわけだから、農作物の需要も右肩上がりである。雲南省で新潟米のような米を作ったら、10㎏5万円でアッという間に売れたというのである。どこに、そんなお金があるのかと思ってしまうのである。

 農業の主流は農薬と化学肥料である。その使用量は日本の比ではない。田舎街の中心街は農薬店と化成肥料店だらけである。よほど利益を上げているのだろうと思う。

 土壌は赤黄色土である。赤色土が多い。レンガの材料になるような土である。赤色土は風化の最終形だから栄養分はほとんどない。土は硬い、野菜の樹姿は全体に低く小さい、大きい物は出来ない、味は悪くない。石灰岩の大地に土があるからだと思う。
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 農薬と一口に言っても50年の時間が混在しているような所である。農薬と化学肥料を大量に使う。その一方で政府から支給された資材を販売して、お金に替えて、昔ながらに水牛で農耕している方も多くいる。貧富の差がとても大きいということだと思う。

 実は農薬と化学肥料による土壌汚染は深刻なのである。土が砂漠化している。赤色土に、農薬と化学肥料を大量に使い続けたらどうなると思うか。もともとが栄養もなければ微生物も少ない土である。短時間で使い物にならなくなる。中国人だって、日本人と同じように豊食をしているわけだから、食料はいくらあっても足りない。需要は満たせるだろうか。この問題に危機感を抱いた方が私を中国に招いて、新しい農法をやりたいと依頼があったのである。
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 昆明から200㎞離れた文山は漢方薬の産地である。三七人参が有名である。1g100円、1㎏で10万円もする人参である。血圧を安定させる効果があるというのである。この三七人参は作るのに3年かかる。3年物が主流なのである。収穫が終わると次にショウガを3年植える。次にトウモロコシを7年植える。そして三七人参を3年栽培する。13年に一回の収穫である。1g100円は高くないと思う。

 その三七人参を作るのに大量の化学肥料と農薬を使う。漢方薬に農薬って、どういうこと…?。絶句である。それで効果があるのと思ってしまう。他の漢方薬も同じだというのである。え~驚きである。

 日本に帰ってきて食事をした。どう考えても昆明の方が野菜に力がある。日本の土壌汚染は中国以上に深刻だと思わざるを得ない。使っている時間の長さが違うからだと思う。土壌汚染が深刻になれば食糧危機は確実にやってくるだろう。

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