玄米アミノ酸微生物農法「過剰害」は百害あって一利なし!解決策も難しい!方法は…?

玄米アミノ酸微生物農法「過剰害」は百害あって一利なし!解決策も難しい!方法は…?

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 日本の農地に未開の土壌というのはほとんどない。手つかずの自然な土壌というのは一番栽培がしやすい。バランスが取れているからである。人間が手を入れてしまうと、すぐにバランスは崩れていく。年数が経てば経つほど自然な状態からは離れていく。自然な状態がいいと言っているわけではない。土のシリーズで土壌の性質を紹介しているように、自然な状態にも問題はある。しかし自然な状態というのは吸収力、対応力、柔軟性がある。間違った対応さえしなければ、優良な農地に切り替えることは難しくないのである。ではどのような対応が正しいのか。そこを分かっている生産者が本当に少ないのである。

 間違った対応をしたらどうなるのか。土の持っている悪い性質が、さらに悪くなっていく。人が手を加えることで加速させてしまうのである。火山灰土にリンは必要だからと毎回投入していたら、リン過剰になる。酸性土壌に石灰が必要だと、毎回石灰を投入していたら石灰過剰になる。P.Hが上がり過ぎてしまうのである。
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 自分の土壌のバランスが取れているかどうか。それが顕著に出てくる時期がある。5月~6月である。気温が一気に上昇して、春から真夏日になる。雨も降る。それも近年は大雨である。それが引き金になって、いろいろな現象が出てくる。生産者にとっては一番大変な時期だと思う。病害・虫害・雑草・生理障害、この時期に集中する。病害は花芽や成長点や新芽に出てくる。また根に出てくる。このダメージは収穫に大きく影響する。
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 虫害はダニ・アブラムシ・コナジラミ・アザミウマなど吸汁性の物が多く出る。作物には養分が豊富にあるからである。栽培されている作物は、他の山野草の植物より成長が早いこともある。雑草はキク科・イネ科・ドクダミ・スギナ・ヨモギなども芽を出して成長する。これが肥料分を吸収する。

 この時期に出てきた現象が理解できる人は少ない。すべて「過剰害」から出てくる。反対の過少というのは害は出てこない。不足していたら補えばいいだけである。過剰害になると取り出すことが出来ない。対策はとても大変になるのである。

 分かりやすい害虫から説明しよう。なぜこの時期に吸汁性害虫が多く出てくるのか。理由は単純である。チッソ過多、それも酸化チッソ分である。
 土壌にチッソが多くあるほどに植物はそのチッソを吸収する。葉は薄く色は濃くなる。新芽はやわらかく栄養がタップリある。害虫にエサをやっているようなものなのである。

 雑草が出てくる理由はチッソが多い。酸素が少ないという条件が整えば出やすくなる。これも一番大切な作物を育てているのではなく、雑草を育てているような状態になる。邪魔だからと除草剤をまく。除草剤で雑草は枯れるが、大切な生産物も弱る。
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 最後に病害は有機肥料過多に多く出る。化成も10アールに成分量で20㎏~30㎏も入れ続けたら出てくる。土壌の中で腐ってしまうのである。腐るとどうなるか。ガスが湧き、アンモニアに分解され、カビが食べる。カビが繁殖して地上に出てくる。胞子が風に舞って畑中を飛ぶ。これが病害の原因なのである。

 どこで問題が出ているのか理解できるだろうか。ズバリ「過剰害」なのである。過剰害をなくすのは簡単ではない。入れ過ぎたら問題だらけになることを知らなくてはいけない。過剰害に悩んでいる方は肥料は多く入れるほどに収穫は上がるという迷信を固く信じている人である。過剰に過剰を重ねれば、早晩、土はダメになる。逆に少ないという方は、栽培する者が凄く楽なのである。問題が出にくい。
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 過剰害は、極端な場合は論外である。畑を借りた場合は、事情が違ってくる。前の生産者の履歴が土壌に残っている。この場合はどうすればいいのだろうか。一年ぐらい休耕するのが一番いい。それも、ただ休耕するだけでは意味がない。①深耕②緑肥③乳酸菌もみがらぼかしを春と秋の2回繰り返す。過剰害になっている成分を完全に分解してしまうのである。

 もちろんP.Hが低い場合は石灰も投入する。乳酸菌もみがらぼかしを投入した後に入れたら効果は高い。残存している肥料分は微生物のエサになる。

 一年も休耕できないとしよう。この場合は過剰害が出てくる心配がある。出てくるものと考えた方がいい。前歴が分かっていれば、それに越したことはない。土壌の性質や過剰に入れたものから推理をして、出てくる病害・虫害をイメージする。雑草は乳酸菌もみがらぼかしで抑えられるので心配はない。乳酸菌もみがらぼかしと言えども量を多く投入することはよくない。過剰害が出ているわけだからである。10アールに200㎏程度。虫害・病害を推理して、ぼかしの中身を変えていく。病害が心配であれば、みどりの放線菌を培養したぼかしにする。みどりの放線菌の量を多くする。

 虫害が心配であれば、醗酵ニームケイクを多めに使ってぼかしを作る。または市販のニームケイクを購入してきて、それを混合させてぼかしを作る。生成した段階では早めに玄米アミノ酸酵素液とみどりの放線菌を併せて散布する。ニーム酵素液も回数を多く散布する。

 こんな問題が出てくるかもしれないと推理することがとても大切なのである。それによって、病害・虫害・雑草は最小限に抑えられる。「過剰害」というのは百害あって一利なしの最悪な状態であることを肝に命じてほしい。

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