激変する五月の気候!五月に病害で全滅ということもあり得る時代になった!

激変する五月の気候!五月に病害で全滅ということもあり得る時代になった!

 気象情報もいろいろあって予測は難しいと思う。しかし冷夏というのは考えにくい。心配なのはどこまで気温が上昇するのかということである。五月は気持ちがいい五月晴れ、なんて浮かれていたら大変になる。ここから真夏が始まると考えた方がいい。
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 高温になるとはどういうことだろうか。南から高気圧、または低気圧が風に乗ってやって来るということである。気圧は高いほど上昇気流ができる。上昇気流ができると気圧は下がって低気圧になる。上昇した気流には海の水分をタップリと含んでいる。これが偏西風に乗ってやってくる。日本の上空で冷たい空気にぶつかると局地的な大雨になる。

 気温は上昇するほど雨の量は多くなる。これが最近のパターンなのである。南半球は逆に秋になる。北半球と季節が反対なのである。北半球が真冬の12月~1月は、南半球は真夏になる。南半球の今年の夏はどうだったのか。猛暑の連続で春から気温が高かった。北半球も同じようになると考えられる。高温で大雨になるとどうなるだろうか。肥料の分解は早まる。
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 南では生育期、中部では定植、北では育苗期に入っているかもしれない。北は冬から、いきなり夏という気候かもしれない。この気温の変化というものを、よく頭の中に入れて仕事をしなくてはいけないのである。作物には考えている以上に大きな影響が出る。例えば冬を思い出してほしい。寒さが数日続くだけで出荷量は大きく減り、価格高騰する。

 逆に穏やかな日が数日続いただけで出荷量が増えて値が下がる。トマト、キュウリなどは典型的といえる。イチゴもそうだ。
 それが、わずかの違いではなく大きく変化しているのである。作物の影響は計り知れない。そこで注意してほしいことがある。五月に発生するトラブルである。一昔前のトラブルは小幅だった。今は急に気温の上昇する温度幅が違う。取り返しのつかないトラブルも考えられるのである。五月に病害で全滅ということもあり得ないことではない。

 トラブルには原因がある。その原因は暑さで増幅されて予想以上になっている場合がある。肥料のやり過ぎには特に要注意である。堆肥・有機肥料などはガス湧きしやすい。気温は高いほど分解も早くガスの量も多くなる。化成肥料も要注意である。チッソが雨で流失して予測より早めになくなる。

 これはロング肥料でも同じである。どんなトラブルが発生したかはしっかり記録しておかなくてはいけない。また作物によっては気温の上昇に弱い作物もある。レタス、イチゴ、キャベツなどである。生理障害にも気を配る必要がある。特に花芽の分化の時は重要である。

 これまでは五月といえば忙しいには忙しいがトラブルの心配をする必要なんてなかったのである。それが温暖化で様相が一変した。技術のない人が利益を得るのは大変に難しくなったと考えてほしい。

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