「米で起業する!」米で成功するなんて、あり得ない話なのに…

「米で起業する!」米で成功するなんて、あり得ない話なのに…

玄米アミノ酸 農業がどれくらい可能性に満ちたものかということを証明した人がいる。しかも米をテーマにしてである。石川県小松市で米を6ヘクタール栽培している長田竜太さんがその人である。「米で起業する!」という本を築地書館から出している。


 出身校は「農林水産省農業者大学校」である。もちろん国立である。日本の省庁は必ず専門の大学を持っている。省庁の直轄だから普通は入学することが難しく、大企業とか省庁の就職は優遇される。しかし農業者大学校だけは別である。農家の継承者を育てることが目的なのである。卒業をしたら即就農が義務づけられている。入学するのも難しくはない。

 とは言っても省庁直轄の大学である。国とは太いパイプができる。長田さんはこれを有効活用した。ピンとはこないと思うかもしれないが、国立の農学部とはまったく違うのである。国の資料がもっとも入手しやすいのである。しかも単に勉強する所ではない。農業に関する民間企業の資料まで手に入りやすい。農業事業で成功した現在は農水省から声がかかって専門委員会の委員に選ばれるまでになった。

玄米アミノ酸 長田さんはどうやって成功をしたのだろうか。意外にオーソドックスな方法である。まず米の直販をやった。食糧管理制度が幅を利かせていた頃だから、少し大変だったと思う。でも、すでに形だけになっていて、自主流通米が時代の本流になっていった時代である。この時代の波に乗った。購入した機械と資材はあっという間に償却できた。

 ここからが長田さんの凄い所である。米で得た資金でセミナーに出て勉強した。そしてもっと利益が出せることに気がついた。米から取ったギャバ液を発売して大ヒット。米ぬかから取った安心な自然塗料でエコプロダクツ大賞推進協議会会長賞まで受賞することになった。まさにトントン拍子とはこのことだろう。

玄米アミノ酸  米から起業して米に終わらなかったのである。「それは長田さんだから、できたのよ。誰でも入れるって、農水省の直轄の大学でしょう。それは有利だわ…」それはまったくの見当違いである。それなら農水省の農業者大学校を出た人はみんな成功しているのではないのか。そんなことはあり得ない。

 自分が置かれた立場や環境を100%強味にして生かしただけである。これができる人が少ないのである。

玄米アミノ酸 農業は特にチャンスに恵まれている。仕事の幅も広い。生産から販売までとなると利益率も高い。その強味を生かせている人が少ないのである。何でも頼りになるのは農協様では成功は夢のまた夢である。いきなり長田さんのようになれるとは言わないけれども、せめて、どうやって成功したのかぐらいかは書籍を読んで勉強することをおすすめしたいのである。

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