21世紀、夢の生物資源「放線菌」の驚くべき凄いパワー

21世紀、夢の生物資源「放線菌」の驚くべき凄いパワー

 気温は上昇するとともに湿度も高くなり、病害が心配される。病害は出てくると簡単には消えない。多くの生産者が恐れ、悩むところである。なぜ消えないのか。消えない理由がある。それは糸状菌だからである。糸状菌というのは、小さい生命体で目には見えない。それが病害という形で目に見えるということは、とんでもない数に膨れ上がっているということである。糸状菌に対する処方というのは、どのようなプロセスで作られていると思うか。その素になっているのは驚くなかれ、土の中にいる「放線菌」なのである。放線菌は21世紀の生物資源の宝庫と言われている。
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 この放線菌の中から有効なものを取り出し培養する。培養した中から有効な成分を取り出す。これは人間の薬の話である。抗菌薬、抗臭菌薬、抗癌剤、免疫抑制剤、抗寄生虫剤など、多くの薬剤が放線菌から作り出されているのである。その数8000種類ともいわれている。
 放線菌といっても2800もの種類があると言われている。現在でも新種が数多く発見されている。まさに生物資源の宝庫なのである。
 私たちが常日頃、接している畑には放線菌がどれくらいいるのだろうか。それを感応できる方法がある。土の臭いである。土の臭いが強いほど放線菌はたくさんいる。土の臭いが少ない土ほど放線菌は少ない。土の臭い…。実は放線菌が出している臭いだったのである。落葉が積もっている下の土の臭いを嗅いでみるとよく分かると思う。化学肥料を使っているところほど臭いはないはずである。
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 放線菌は多ければ多いほど病害には強く、少なければ少ないほど病気には弱い。放線菌の働きというのは、悪い菌を寄せつけない。悪い菌が広がるのを防ぐ。悪い菌が発生することを予防するという働きがある。実に生産者にとっては都合の良い、働き者なのである。でも、これを利用している人はほとんどいないと言っても良い。存在すら意識していないのだから当然である。

 ぼかしを作った方なら理解できると思うが、ぼかしは完成に近づくほど、そして畑に投入した後、土の臭いが強く出てくる。放線菌が培養された証拠なのである。

 「みどりの放線菌」は特にカビに強い放線菌を特別培養したものなのである。スーパー放線菌とも言えるものである。これをさらに乳酸菌もみがらぼかし完成後に温度が40℃まで下がったら、「みどりの放線菌」を入れて培養する。スーパー放線菌を人間の手で培養するわけである。その結果、スーパー放線菌が病害対策の大部分をやってくれるということになる。こんな便利なことは他にはない。

 何の悪玉バクテリアに効くということではなく、ほとんどの悪玉バクテリアに効くのである。一網打尽にしてくれるのである。毎年、悩む必要はなくなる。放線菌というのはもの凄いパワーを秘めた微生物なのである。 

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