生産資材の価値が判断できるようになれば無駄なお金は大幅に減ってくる!

生産資材の価値が判断できるようになれば無駄なお金は大幅に減ってくる!

玄米アミノ酸 春の本格始動を前に、生産資材について考えてみたいと思う。生産資材とは農業を運営していくために必要な資材である。もの凄い多種類の生産資材がある。あなた様は何を基準にして生産資材を選んでいるだろうか。そこが明確になっていないと不要な物を買ったり、無駄なお金を使うことになってしまう。


ここでは主だった資材しか取り上げられないけれども、ここに書いたもの以外でも買う時の判断基準を明確にした方が、お金を有効に使えるのである。

(1) トラクターは安全性が第一
 トラクターは畑で使う。転倒事故が意外に多く、年間300件以上もある。畑は一般道と違い、ぬかるみや凸凹が多い。バランスを崩しやすいのである。使う人の安全性がどのように確保されているか、これが一番である。もし転倒した時に大丈夫なように頑丈なフレームがついていることはもちろんである。ガラスが割れた時に怪我しないようになっているか、火災を起こす危険はないかなど安全性を第一にトラクターは選ぶようにする。現在は前がタイヤでも後ろがキャタピラーのように転倒しにくいものが多く開発されている。次にアタッチメントである。トラクターを利用して部品を取り替えすればいろいろな作業ができるようにしてある。時に、土の深い所の心土をどうやって掘り上げできるかが重要である。プラソイラーのようなものが出ている。心土を破砕して排水を良くするのである。せっかく購入するのだから、よく考えられたアタッチメントが数多くあるのがいいと思う。これは作業の効率に直結する。

(2) 防除機はタンク付きブーム型が便利
玄米アミノ酸 防除機はとても便利なものである。手動でホースを引いてやれないこともないが、重労働になる。準備も大変である。やりたい時にすぐにできない。タンクが付いてればホースはいらない。しかも左右にブームがついて腕のように伸びる。人間が手を使って、丁寧にかけているようにできる。防除の適期は短いので、スピーディーに対応できる。玄米アミノ酸酵素液も前日に希釈して、タンクの中に入れておけばいいのである。機械の購入については必ず費用対効果の確認をすることである。得られる効果で購入費は返済できるかどうかである。ですから購入する前に、買ったつもりになって使う機械の場面をイメージして時間がどれだけ削減できるか、効果はどれだけ違ってくるかを計算する。この判断ができたら機械貧乏は少なくなる。

(3) 農薬は日進月歩、機能性に注意
玄米アミノ酸 農薬は実に変化の激しい資材である。常に環境問題が背景にある。有機リン系や有機塩素系の神経に作用する猛毒性のものは使えないようになっている。新農薬は毒性が極めて低いものが多い。しかも機能が違ってきている。毒で虫を殺すのではなく、脱皮を阻害する、羽化を阻害させる、産卵しないようにするなどホルモン系のものが多くなっている。これは適期が非常に短い。昔のように農薬をかければイチコロではないのである。しかも高い。開発にもの凄いお金がかかっている。農薬メーカーも昔のように利益は出ない。だから病虫害については根本から考え直す時にきている。治療剤よりも予防剤である。予防剤よりも土壌を改善して病害虫のいない土を作る。

 そういう意味では微生物の活用は大きなマーケットになりつつある。農薬に頼るのではなく、土壌そのものを改善するという考え方が必要な時代になりつつある。

(4) 種は常にリスクが伴う
玄米アミノ酸 種はほとんど購入する。自前で種をとる人は少ない。伝統作物が少なくなったことと売れる品種は種屋が開発して持っている。毎年、新しい品種が数多く市場に出てくる。どれが売れるかは自分で判断しなくてはいけない。ということは、黙々と農業をやっていればいいというわけにはいかなくなったということである。世の中の流行を知らないと売れる種すら探せないということになる。誰かにすすめられるがままではダメなのである。花はもっとも変化が激しいが、野菜も例外ではない。米だって新品種が続々出てきている。

(5) 肥料は安くならない。自分で作る時代
 人間の食欲というのは凄まじい。日本のことではない。世界中の人間が誰でも同じである。できることなら、みんなお腹いっぱい食べたいのである。中国やインド、タイやベトナムの人達も同じである。経済的に豊かになって、それが現実になりつつある。作物を育てるには肥料が必要である。それはどこの国でも同じ。食べたいのは穀物や野菜だけではない。肉も魚も食べたいのである。そうすると家畜を飼うことになる。エサが必要になる。エサは畑の肥料にもなる。食べ物の資源は無限にはない。限られている。不足することはあっても、残ることはない。肥料はもう安くならないのである。むしろ、どこまで値上りするかわからないといってもいい。ナタネ、ヒマワリ、大豆の植物系や魚粕、骨粉などの動物系もまったく同じである。

 肥料代を安くしたいと思ったら、自分で作るしかないのである。いきなり自分で作るといっても、今までに作ったことがないのにできるわけがない。そこでぼかし作りから始めてほしいのである。自分で肥料を作ってコストをダウンできるだけではない。自分で作れば肥料の質もわかるようになってくる。粗悪品の肥料を買うことはなくなる。

 農業をするために生産資材に対して厳しい目を持つことはとても重要なのである。

関連記事

  1. 「育苗」技術をマスターすれば収穫期間を大幅に延長できる!
  2. 夏作で5ヶ月間収穫できるようにする知恵はどこから生まれてくるか!
  3. 作物の生長には「水分」が命!水分コントロールができれば収入まで変えられる!
  4. 「定植」の仕方を間違えば生長は1ヵ月も遅れる!
  5. なぜ「畝」は立てるのか・・・?「定植」をするとはどういうことなのか・・・?プロの技術がある!
  6. シリーズ「栽培の基本」異常気象に対応した「育苗」の仕方!
  7. シリーズ「栽培の基本」「種子」と「育苗」の消毒は本当に必要なのか・・・?生命力の源泉は「菌体」にあるという現実!
  8. シリーズ「栽培の基本」病害の出発点は「購入苗」にあるという現実が理解できるだろうか・・・?
  9. 自家配合の「培土」を作ると土作りが見えてくる!
  10. シリーズ「農業の大切な基本③」冬場の「水分過多」と「高濃度養液」は 土を冷やし百害あって一利なし!