病虫害が続出するのは「嫌気醗酵」が原因!「好気醗酵」すれば病虫害の原因が消滅する!

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 稲刈りの時期になった。もみがらが大量に出てくる絶好の機会である。もみがらが手に入りにくいという方はこの時期に一年分を確保しておくといいだろう。保管場所はビニールハウスの中でもいい。なければ借りることもできる。または野積みしてもいい。この場合は下に丸太を敷いて、その上にシートを置き、もみがらを積み、また上からシートを被せておくという方法もある。丸太を敷くことが出来ない時は、もみがらを積んだ周囲に溝を掘り、降った雨が浸み込まないようにする方法もある。雨はできるだけ避けてほしいのである。使わなくなった作業小屋とか牛舎とか豚舎を借りて保管する方法もあるだろう。

 一年分を保管するといっても、1トンで5反歩分もある。10トンなら5町歩分もある。10トンといっても、それほどの量ではない。半分は米ぬかとか廃菌床とか家畜糞を使うわけだから、驚くような量ではないのである。どこに行けば「もみがら」があるかというと、米を生産している農業法人が一番手に入りやすい。そのまま畑に捨ててしまう場合が大半だからである。
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 もみがらぼかしの効能は、多くの方が体験されていると思う。これだけで肥料は何も必要がないことも理解できたと思う。なぜ「乳酸菌もみがらぼかし」がこのような凄い結果が出てくるのか。もう一度説明しよう。

 もみがらを醗酵させて使っている方は数多くいる。しかし結果は出ていない。その理由は嫌気醗酵だからである。農業で醗酵というとほとんどが嫌気である。
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 もっと分かりやすくいうと、酸素を与えないと腐らせる。腐るわけだから分解しているように見える。腐った中で働いているのは腐敗菌である。いつまでも「ぐじゅぐじゅ」していて水分が抜けない。嫌気だから、そういう状態でなければ菌は働くことができないのである。好気性の菌はほとんどいない。土の中に入っても、土を分解してくれる働きはほとんどない。水分があって、酸素がない時に働く。大雨が降った後には働きが活発になる。もちろん有機物は腐っても分解していくので多少の有効成分は出てくる。しかし悪い菌もたくさん出てくる。土壌病害の大半の原因は土に酸素がないことである。ネコブセンチュウやミストセンチュウ、根腐れセンチュウが代表的であるが、これは土壌が嫌気性になった時に出てくる。

 カビ類もそうである。フザリウム(糸状菌)などは嫌気性で働きが活発になる。水分過多でひどい場合は土の上にカビがびっしりと出てくる。ひとまとめでフザリウムと言ってはいるが、その内容は多種多様である。だから農薬が効くとか効かないとかが出てくる。とても厄介者ということである。嫌気になると完全醗酵はしない。未醗酵になる。温度が上昇しても40℃程度であるか、またガスが燃えて100℃以上になるかのどちらかだからである。どちらも有機物は未分解のものが残ることになる。嫌気醗酵はおすすめできないのである。繰り返すが、今まで農業で醗酵と言うと、多くが嫌気の醗酵だった。だから結果は出ていないのである。嫌気で結果が出ているのであれば、農業は現在のような問題だらけの状況ではないのである。
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 好気性の醗酵というのは、このまったく逆のやり方なのである。酸素を好む微生物の働きなのである。日本の伝統的な醗酵食品の多くは好気醗酵である。中には嫌気醗酵もあるが、それは長年、漬け込みする。3年も4年も寝かせる。それでも湿度、温度管理をしないと醗酵ではなく腐敗になってしまう。食品を好気醗酵して有機物を分解するとしたら、どんな物でも1ヶ月が目安になるのである。それぐらいで有機物は分解されるということなのである。

 これを農業に応用するという発想が今までにまったくなかったのである。だから理解する素地はできていないと言っていいのかもしれない。好気醗酵すると、有機物は完全に分解する。分解すれば有機物に含まれる有効成分がすべて使えることになる。フザリウムや糸状菌など出てくる余地はない。
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 土壌病害の原因になるものも出てこない。有機物が分解されて、有機成分が使えるだけでなく、微生物がまだ生きている。好気性だから55℃~65℃で分解していくと、酸素と水分を使い切って、最後はサラサラになっていく。ここが好気性分解の最大の特徴なのである。嫌気醗酵はサイロのように、いつまでも「ぐじゅぐじゅ」している。好気醗酵は最後に「サラサラ」になるのである。この状態で休眠に入る。醗酵が終わると死ぬのではなく、休眠してくれるのである。土の中に入ると水分と有機物を得て、また働き始める。もみがらを分解したように土を分解してくる。土はすぐに団粒構造になり、フワフワになる。これは好気性の微生物にしかできないことである。土の中、特に根の周りには酸素がたくさん入るようになる。根の発育も良くなるのである。

 好気醗酵の最後はもみがらがサラサラになる。これが出来上がりの一番大きな目安になるのである。サラサラになっても水分を65%も含んでいる。保水力がもの凄いのである。ということは、これを土壌に入れた時、水分は多く与えなくても育つということなのである。逆に与えすぎてはいけない。水分過多になってしまうのである。水分が少なくて済むのであれば、葉面散布を多くできる。病害も虫害も少なくなる。収量が多くなる。必ず利益が出てくるということになるのである。

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