収穫後の次作までの「間」に何をするかで結果は段違いの圧倒的差になる!

収穫後の次作までの「間」に何をするかで結果は段違いの圧倒的差になる!

楽して儲かる農業みーつけた
 露地の春、夏栽培が終わる時期である。施設でも抑制栽培に入る。栽培には必ず「間」というのが出る。一作が終わると次の作付けをするまでの間ということである。実はここがとても大切なのである。例えば露地で秋作をやったとしても11月には終わる。次の作、3月ぐらいまでは畑が休みに入るわけである。施設でも次の作までは2ヶ月くらいのゆとりが出る。この時に多くの生産者はボーッとして畑と同じように何もしなくなる。畑でやることがないから自分も休みになってしまうのである。
 一作をやったら、必ず問題は出ているはずなのである。虫が出た!病気が出た!雑草に悩まされた!作柄が良くなかった!収量が出なかったなど、問題は必ずある。
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 これをいつの時期に改善するのかということである。次作までの「間」という時間しかないわけである。この「間」を使って何をするかで次作はまったく違ったものになる。何もしなければ前作と同じである。やる前から結果は見えているのである。「でもわずかな「間」で何ができるのかな…」。そこで何をやれば良いかということになるのだが、その前にやることがある。(1)畑に剣先スコップを軽く刺してみる。どこまで入るか。足で踏んで入れる時も、あまり力を入れずに刺してみる。何cmまで入るのか (2)畑を掘ってみる。深さ50cmの断面を見る。水分量を見る。排水性を見る(3)PHを測ってみる(4)投入した肥料の量をチェックする(5)植物についた害虫の種類を書き出す(6)病気の種類を書き出す(7)10アール当たりの株数を書き出す。株間を書き出す。
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 必要なのはPHを計測する道具だけである。後は簡単にできる。7項目をトータルすると、自分の土壌のどこに問題があったのかということが見えてくるようになる。排水性に問題があるのか、土が硬くしまっているのか、作土層はどれくらいあるのか、ロータリー耕の耕盤はどれくらい硬くなっているのか、肥料は適量だったのか、微生物性はどれくらいの効力があったのか、見当がつく。特に重要なのはPHである。これは習慣的に測るクセをつける必要がある。PHは6.5が望ましい。6を切るようだと要注意である。このように、収穫後のほ場のチェックを身につけるようにする。同時に植えつけ前も同じチェックをする。自分の畑の傾向が手に取るように見えてくるようになる。ここまでできたら栽培では名人級である。

 これが見えてくると、次作までの間を上手に活用できるようになる。(1)PHが低ければPHを上げなくてはいけない(2)土が硬くしまっていれば団粒構造に変える(3)排水の悪い所は水が淀まないようにする(4)病気や害虫が多く出ていれば肥料過多を疑う(5)うどん粉などのカビ病が多ければ株間の風通しを考える。そうすると次作の結果は大きく違ってくるはずである。
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 これを短期間にやる方法をお伝えしたいと思う。次作までの「間」の利用の仕方である。(1)乳酸菌もみがらぼかしは必要量を作っておく。10アール300kg。収穫が終わり、残渣物を片付ける。もみがらぼかしを投入することになるのだが、PHを計測し、5未満だったら、10アールに300kgの石灰をぼかしに混ぜる。5~5.5だとしたら、10アールに200kgの石灰をぼかしに混ぜて、すき込みをする。5.6~5.9だったら、10アールに100kgの石灰をぼかしに混ぜて、すき込む。6以上であれば石灰は不要。

 乳酸菌もみがらぼかしを投入したら、2週間はそのまま養生させる。これで土壌の性質は大きく変わる。物理性(土の状態)は大きく改善される。ぼかしを投入して約2週間で、ここまでできる。その後、緑肥をまく。これは土の微生物性をさらに高めるためにやる。余分な肥料分も吸い取ってくれる。過剰害が短期間で改善できる。緑肥の種類は季節によって違ってくる。これは雪印種苗かカネコ種苗に聞くとすぐ分かる。緑肥をまく量はメーカーの言う3倍まく。そこから緑肥を育てる。1ヶ月。なんのために緑肥を使うのか。それは緑肥が持っている葉緑素と抗酸化力である。ビタミンやミネラルをたくさん持っている。「1ヶ月で緑肥が育つのかよ…」そういう心配があると思う。実は緑肥というのは未熟がいい。米でも青田刈りというのを昔やった。これは大間違い。刈ってはいけないのである。すき込みをするのである。
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 最高の栄養素が含まれている。成長して花が咲き、穂を出し、実をつけると養分は全部そこに行ってしまうのである。緑肥は未熟なところに意味がある。1ヶ月ですき込みをする。それでも十分に効果は期待できるのである。未熟なほど、葉緑素もビタミンもミネラルも多いのである。もう一つ大きな意味がある。例えば10アールに5tの緑肥が育ったとしよう。これをすき込んだら、5tの客土をしたと同じことになる。それだけ土が盛り上がるということである。ここまで1ヶ月半。緑肥のすき込みと同時に乳酸菌もみがらぼかしもすき込みをする。10アール150kg、それで2週間養生させる。それから定植になる。ここまでの作業で、肥料の仕事まですべて終わっているということになる。2ヶ月あれば、これだけのことができる。その効果は絶大なのである。
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 結果としてやることは、乳酸菌もみがらぼかしを投入して緑肥をまき、すき込みして、またもみがらぼかしを投入するだけのことである。それほどの仕事量ではないし、大変でもない。気を使うことなどほとんどない。土壌消毒などと比較したら、比較にならないぐらいに楽と言えるだろう。

 その結果、次作はどれだけの違いが出てくるのだろうか。仕事も楽、病気も出ない、害虫もない、連作障害もない、土壌病害もない、収量は出る、品質も良くなる、利益が出る。露地で冬場は何も作らない方には特におすすめしたいのである。タップリ時間はあるわけだから…。

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