多くの人がやらないことに「チャレンジ」しなければ成功はつかめない!

多くの人がやらないことに「チャレンジ」しなければ成功はつかめない!

 人間には知恵がある。その知恵が生かされる時節というのがある。知恵が生かされるタイミングである。それはギリギリまで追い詰められた時に知恵というのは出てくる。余裕のある時には出てこないものである。

 例えば牛乳である。生産過剰になったり、価格競争になったり大変な時があった。現在でも経営は楽ではない。その中でも知恵を出して新しいモデルを作った人がいる。
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 ①ケーエスファーム。全国で200頭しかいないというガンジー牛を飼育している。イギリスのガンジー島が原産だからガンジー牛というのである。牛脂肪が普通の牛の1.2倍もある。ところが問題もある。牛脂肪が多いために搾乳が難しい。
 この問題を乳のマッサージ方法を開発することで解決した。1リットル1000円。特にソフトクリームが大人気である。ホルスタインなら60頭の乳牛が必要なのに、ガンジー牛なら10頭で同じ売上げが出せる。肉体的な負担も1/6になる。これは17年もかけて作り上げたノウハウである。
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 ②なかほら牧場。24時間、山間放牧をしている。山を切り開いて牧場にしたのである。普通のグランド50個分の大きさに牛を90頭しか飼わない。山間放牧のため手間は搾乳だけ。朝晩になると牛の方から牛舎に入ってくる。720mlで1188円。牛脂肪は高くないが、口当りが良く、生クリーム成分が豊富。すべて家庭に個別宅配で販売している。
 二つの牧場に共通していることがある。肉体的な負担を減らし、利益を出すにはどうすればよいのかを考えたのである。言葉を変えれば経営効率ということになる。ホルスタインの乳牛を普通に搾乳していたのでは採算は取れないのである。そこで知恵を出したのである。

 野菜ではこういうことが、まだないと言ってもいい。経営効率を考える人が少ない。ほぼ0に近い。ギリギリまで来ていないということかもしれない。知恵は出そうと思えば必ず出てくる。人間にはそのような能力が与えられているのである。

 二つの例にさらに共通していることは、他人と同じことをやらない。逆に人がやっていないからこそやるのである。しかも、消費者の心とニーズを捉えている。ソフトクリームにしたらおいしい、生クリームが旨い。普通の牛乳にはないものである。だからこそ、人気が出るのである。

 それなら野菜はもっとできる。農薬も化学肥料も有機肥料も使わない。安心・安全の栽培。栄養成分がまったく違う。アミノ酸成分が多い。リコピンが多い。不要な成分が少ない。低カリウム、低硝酸など、いろいろ栽培できる。でも成功例がないというのはどういうわけなのか。チャレンジする人がいないということなのである。チャレンジしなければ結果は最初からないのである。せっかく大きなマーケットがあるにもかかわらず、残念なことである。

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