産直市場で生産者の意識は大きく変化した!

産直市場で生産者の意識は大きく変化した!

玄米アミノ酸 産直市場の出現によって明らかに変化したことがある。それは生産者の意識だ。農協の市場流通はある問題を解決するために考えられたものだった。それは庭先取引による生産者の圧倒的な不利である。流通にはあまり知識のない生産者をだますということが横行したのである。その弊害をなくすために公平に価格を決めるということで市場が作られた。その市場にも大きな欠点があった。


公平に価格は決められるようになったが、生産者の品質は無視された。自分で作ったのに価格も決められない。そこに産直が出てきた。今度は自分で価格が決められる。ところがである。「少しでも高く売りたい、少しでも利益が欲しい」が先行してしまうのである。

 自分の商品が客観的に評価できない。そこで、みずほの村市場のように、新規参入者は同一商品で、今までの商品より高く売らなくてはいけないというルールを作ったのである。客観的な評価ができないから、お客様に評価してもらうことにしようとしたのである。それも方法の一つである。

玄米アミノ酸 何が問題なのか。それは、市場流通を長年やってきたために、競争の原理がなくなってしまったのである。米価はその代表例である。質ではなく量がとれる人が勝ってしまった。競争がなくなると大変な不公平が出てくる。努力も評価されない。豊かにもなれない。ソ連の失敗を見ればよくわかる。弱者が逆転できる仕組みがなくなるのである。

 競争は大変に思うかもしれない。歴史を振り返ってみれば競争こそが進歩をもたらして豊かさを作り出してくれるのである。競争する内容も時代によって変化していく。現在は「品質」である。お客様が「おいしいと」言って喜んでくれるものを作る。産直市場の出現によって品質が評価される時代になったのである。

玄米アミノ酸 でも、よく考えてみてほしい。「品質って何だ?」、「おいしいって何だ?」を一言で答えられる人がいるだろうか。「ああ、品質か」とわかったようなつもりになってはダメなのである。量を作るよりは品質にこだわることが非常に難しい。量を作るのは難しくない。大面積があればいいだけなのである。でも質は…。「旨いと言ったって誰が旨いって言っているのよ…」である。ここをしっかりつかまえないと、産直市場の競争には勝てない。思い込みではダメなのである。

 万人が旨いというのは力のある作物である。ビタミン・ミネラル・アミノ酸と水分をタップリと含んだものである。と言ってもピンとこないと思う。形が良い、色が良い、艶がある、張りがある、甘味がある、言葉を変えるとこうなる。これを作るのは簡単なことではない。何よりも量に頼った化学肥料農業から脱出しなければ無理である。産直市場は自分で値がつけられる。高く売れば利益も出る。産直市場自体は、人気がなくては人は来てくれないのである。次回につづく…。

関連記事

  1. 「二宮尊徳」はどのようにして成功をしたのか!
  2. 農業で成功する人、うまくいかない人!
  3. 高齢化しているのは人間だけではない!畑まで高齢化している現実がある!
  4. 超利益農産物が突如「出現」!輸入農産物の国産化が農業を変える!
  5. 恐るべし!「女性パワー」が農業を変える!
  6. 観光農園で、年間入場者15万人!え!どうしたらできるの・・・?
  7. 4年後の東京オリンピックは世界から「食の安全性」が厳しく問われる!慣行農法で食の安全は確保できない!
  8. 六次産業化に大型の補助金をつけている理由とは何なのか・・・?農産物の価値観が大きく変化する!
  9. 世界経済は大減速!食糧不足が現実になる異常気象の驚異!
  10. 多くの人がやらないことに「チャレンジ」しなければ成功はつかめない!