無料で手に入る種苗メーカーのカタログには現場で役に立つ情報が山ほどある!

無料で手に入る種苗メーカーのカタログには現場で役に立つ情報が山ほどある!

玄米アミノ酸 今年の秋作は何を植えてみようかと考えることは誰でもやると思う。その時はどうされますか。「種屋さんに行ったりホームセンターに行ったりするよ…」しかしそこに置いてあるのはたくさんの種類だけ。それに何の情報もついていない。


これが一番下手な種の買い方である。「種や苗の買い方に上手や下手なんてあるものか。種は種だろう…」そう思いますよね。そこが大問題なのです。種や苗を自分で作っているわけではない。ここを忘れている。作っているのは種苗屋である。全ての情報は種苗屋が持っている。逆の言葉を使うと種や育苗から収穫まで種苗屋は責任を持っているのである。

「へ〜そうなんだ…。でも何もしてくれたことはないけど…」

玄米アミノ酸 多くの人はそう思うでしょう。もちろん購入をしてくれた人、各人に指導するわけにはいかない。どんなことがあってもいいように準備はしているのである。その一番重要な情報は年4回発行される種苗カタログである。もちろん無料で手に入る。サカタやタキイの発行するカタログは実によくできている。カタログには読み方がある。変な農学書を読むよりは実務的であり、現場に役立つ情報がたくさん入っている。

 種をまいてから収穫できるまで、細かくガイダンス(案内)されている。農業ではこういう情報が不足しているのである。種苗屋が作った種だから上手に栽培できたら、また売れる。プロはもとより家庭菜園の方は最高の無料参考書になる。

玄米アミノ酸 とは言ってもカタログだから物理的に限界はある。全てというわけにはいかない。不足分の情報はどうするのか。それは簡単である。聞けばいい。かなり丁寧に教えてくれる。種苗メーカーはお客様から質問がくることを予測しているのである。問い合わせがあって答えるのが仕事といってもいいくらいである。答えてくれるのは栽培のプロである。これを利用しない手はない。農協の営農課などよりも、はるかにレベルが高く専門的である。

 それでも不足してしまう所がある。それは作物の基礎的な特性である。例えばウリ科のキュウリなら定植してからの成育ステージが短く、テンポが早い。定植が遅れて苗をそのままにしておくとアッという間に徒長して老化苗になってしまう。カタログにはそこまでは書いていない。それぞれに勉強してくれということである。

玄米アミノ酸 年4回発行される無料のカタログには技術講座が連載されている。トレーサビリティ(栽培履歴)が厳しくなって農薬の扱い方をはじめ、詳しく技術指導をしてくれる。病気の予防も載っている。年4回ということは春作、夏作、秋作、冬作ということだから、季節に応じて病虫害の予防や対策が書いてある。無料とは思えない充実した内容である。

 種苗やカタログには最近、開発された新しい種苗も数多く載っている。品種によっては大当たりすることもある。その逆もある。農協にはない面白い情報である。珍しいものもたくさん載っている。これは直売所の販売に利用できる。食べ方まで教える直売所向きの作物が栽培できる。

 良いことばかりではない。注意をすべきこともある。それはまず価格である。一般的に高い。常識外に高いものもある。品種だけになれて価格を無視するのは危険である。カタログだけを無料でもらって、種は安い所からという手もある。種苗は常に特許ものだから価格は高くF1(一世代だけしか栽培できない種苗)にしてあるのは、種苗メーカーからすれば当然である。だからメーカーとして成り立っている。種苗メーカーの栽培ノウハウを上手に利用すればいいのである。

玄米アミノ酸 注意すべき点の2つ目は肥料である。種苗には必ず施肥設計が書いてある。有機肥料を多くして、液肥の葉面散布は回数を多くしろとなっている。これは疑問である。採算をあまり深く考えられない家庭菜園ならいいかもしれないが、これで生活するプロの農家の方は真に受けてはいけない。種苗メーカーの立場からするといいものができると次も買ってもらえるので、このような施肥設計になるのである。

 資材関係も同じことが言える。灌水の資材や保湿剤などは良い資材かどうかは疑問である。餅は餅屋である。専門の資材屋の方が優れていると考えた方がいい。大きくても小さくても専門外というのは当てにならないものである。

 種苗カタログは、サカタやタキイに限らない。中小のメーカーも数多くある。PCのインターネットを開くとたくさんの情報がある。カタログはすべて無料と思ってもらっていい。その中には同じように栽培情報が載っている。詳しくは聞くこともできる。情報を得てから自分が栽培したいと思うものを選ぶのである。年4回は必ず無料の種苗カタログの取り寄せを習慣にした方がいい。習慣化して読み深めていく中でひらめきが出てくる。昨年と今年と比較してみるのも面白い。売れ筋も見えてくる。種苗のコストにも詳しくなる。これは農薬の基本であり栽培の基本である。

 種苗を自分で作るのはむずかしいわけだから、種苗メーカーの動向や開発方法、そして栽培への落とし込みのプロセスを知ることは考えている以上に収入を左右するものである。

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