夏の強い光を味方につけよう!「光合成」を最大限に活用しましょう!
この時期の主役は「光合成」。夏の強い光を味方につけよう。
(1)玄米アミノ酸液体2000倍希釈の葉面散布
水にアミノ酸を2000倍に希釈してよくかきまぜる。よくかきまぜたら2時間〜3時間置く。前の晩に作っておいてもよい。少し置くことで酸素反応がグーンとよくなる。
散布時間は陽が強くなる午前10時までに終了する。
(2)液肥や消毒剤にまぜる場合
薄めに使うことをおススメする。液肥も消毒剤も寒いよりは気温の高い方が効力が出る。効力が出すぎると葉を弱らせてしまう。そのために希釈倍率をあげた方がいい。20%〜30%にしても効力は変わらないと思う。
(3)玄米アミノ酸のぼかしはもっとも作りやすい時期である。
追肥は玄米アミノ酸ぼかしを中心に行ってほしい。果菜類の収穫期間がグッと延びる。これだけ気温が上昇すると化成も有機もぼかしも同じぐらいの時間で分解する。ぼかしだから遅いということはない。即効性が期待できるのである。その目安は日中の気温30℃である。これを超えたらぼかしも即効性があると考えていい。ぼかしは病虫害のデメリットがないから使い易いと思う。微生物の働きも活発になる。果菜でも果樹でも同じである。
安心できて即効性があり、微生物で効力が持続する玄米アミノ酸ぼかしをドンドン投入しましょう。
(4)玄米アミノ酸ニーム酵素と醗酵ニームケイクの注意点
収穫も最盛期で忙しいことでしょうが病虫害も休んではくれない。対策に追われていることだと思う。ニームを使う時に大きな注意点がある。ニームは油分を含んでいるために酸化しやすい。特に強い太陽光には弱い。
玄米アミノ酸ニーム酵素の液体を散布する時は陽が出る前にやってほしい。もちろん少量の展着剤も入れて使ってほしい。陽が出てからでは酸化してしまう恐れがある。
醗酵ニームケイクを入れてぼかしを作る時は陽の当らない場所で作ってほしい。理由は液体と同じで強い光に弱いからである。日陰といっても温度が低いわけではないので出来る時間は同じである。すきこみをする時もできるだけ午前中がいい。ちょっとした工夫で結果は大きく違うので手間でも強い日の光はさけてほしいのである。
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