冬場の施設栽培で利益を出す方法!施設栽培の3大欠点とは何か・・・?

冬場の施設栽培で利益を出す方法!施設栽培の3大欠点とは何か・・・?

 寒さが一段と厳しくなる。大雪になる可能性もある。この時期の多くは施設栽培になる。露地で栽培されることは少ないと思う。施設栽培は必ず養液を使う。液体化された化学肥料である。それに施設だから土壌潅水をする。暖房も焚く。自然の力というよりは、人間が人工的に栽培するのが施設栽培である。人工的ということは、注意さえすればトラブルは防止できるということである。暖房代も節約できる。
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(1)養液潅水には大きな欠点がある。
 寒さが厳しさを増すと、養液濃度を上げる傾向にある。肥料の効きが悪くなるからである。養液は強い酸性になることを、まず理解しなくてはいけない。

 強い酸性ということは、土壌のPHを下げることになる。それだけではない。土壌を冷やす。微生物を殺すという働きがある。しかも寒いために根の活動は弱い。冷やす、微生物が少ないということは、さらに根の働きは鈍くなる。根は弱るわけである。2月に液肥を多くやりすぎると、その打撃は3月、4月にやってくる。暖房を焚いても効果は出ない。花芽も少なくなるし樹勢も悪くなる。経費は重くなる。冬場の施設栽培で利益が出ない大きな理由である。これだけではないのである。養液潅水の他に、通常の土壌潅水をやる。冬場は乾燥するから水を与えなさいと指導される。これでは水分過剰になって当然である。うどん粉や葉カビは、出て当然の状態になるのである。人工栽培だから自分で自分の首をしめていることになる。
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 養液は濃度を強くしたとしても効果は出ない。一時的なもので持続しない。潅水はやっても土壌に水分が不足しているわけではない。どちらも過剰になると大きなトラブルになる。
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 暖房は何のために焚くのか。冬場は寒いから、温めてあげると生長が良くなる。そう考えているとしたら大間違いである。生長が良くなるほどの暖房を焚くには大変な費用がいる。18℃~22℃をキープしなくてはいけないのである。かけた費用ほどの結果を出すのは、最初から無理なのである。例えば18℃~22℃をキープしたとして、ハウス内は春のような状態になるのだろうか。太陽光の出すエネルギーとは根本的に違うのである。日中に陽が出て、太陽光が作り出すエネルギーの方がはるかに効率は高い。

 そうだとしたら、暖房は植物が凍傷にならない程度に焚くのが正解なのである。8℃~10℃あれば凍傷にならない。そのように温度設定をすれば、暖房代は大幅に節約できる。
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(3)養液による葉面散布は光合成を促進するのか。
 養液を薄めて葉面散布剤にしている方は多いと思う。葉面散布剤として使えますという指導もあると思う。これを葉面散布したら、光合成は促進するのだろうか。寒くなると葉の気孔の働きは悪くなる。人間でもそうだが気温が高いほど吸収量は多くなり、低くなるほど呼吸は楽になる。植物も同じである。葉の気孔は小さい。目で見ても分からない。そこで植物は呼吸をしているわけである。養液は液肥だから肥料分がある。これを気孔に入れてあげるわけである。

 液肥にはチッソ分がある。硝酸成分である。これは液肥に溶けているといっても固体に近い。小さい気孔に固体に近い物を入れたらどうなるか。小さい穴をふさぐことになる。光合成は活発になるだろうか。そのようにはならない。多く与えるほど生理障害が出やすくなる。

 以上、冬場の施設栽培の大きな欠点を三つほど指摘した。これはすべて人間がやっていることである。やり方を考えれば、この問題は解決できるのである。対策はこれを予測してトラブルを発生させないようにすればいいわけである。
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対策[1]土壌は冷やさない。
 土壌を冷やさないためには微生物の力がいる。乳酸菌もみがらぼかしを投入して土壌を暖める。
 土壌潅水は少量にする。養液潅水の量も回数も減らす。どの程度かは人によって違うけれども、点滴なら10分~13分で十分である。外気温が高くないために、一度浸透した水が蒸発することは少ないのである。うどん粉病などは劇的に減る。カビ病も同じ。
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対策[2]暖房の設定温度に注意する。
 土壌が冷えなければ、暖房の設定温度は8℃~10℃でもいい。それほど樹勢は落ちない。山形で花を栽培している方は、3℃で設定して問題がなかったと喜んでいた。暖房イコール収穫増にはならないということである。
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対策[3]光合成を促進させるための葉面散布。
 植物の呼吸を活発にさせるためにはアミノ酸である。しかしチッソを含んでいてはいけない。玄米アミノ酸酵素液ならチッソも含んでいないし浸透性もいい。

 さらに効果を出したいなら、玄米アミノ酸酵素液プラスみどりの放線菌の水溶剤である。これは潅水にも使える。植物の樹勢をとても強化してくれる。花芽も出て着果も良くなる。糖度ものる。潅水と葉面散布を同時にやることをおすすめしたい。樹勢がまるで違ってくることを確認できると思う。

 以上の三つの対策をやれば、トラブルの発生は最小限に抑えることができる。3月、4月になれば、さらに収量増が期待できる。やり方を変えることによって収入も大きく変わることだと思う。

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