観光農園で、年間入場者15万人!え!どうしたらできるの・・・?

観光農園で、年間入場者15万人!え!どうしたらできるの・・・?

 農業は一次産業である。一番川上にある産業だ。農業で利益を出す方法はありすぎるのである。考え方によって何でもできる位置にある。では、何でもできるのかというとそうでもない。肉体的に働くことのできる物理的な限界というのがある。自分の不足しているところをどのようにして補うのか、という問題もある。事業資金はどうして作り出すのかというテーマもある。それを考えた時に、目標の絞り込みというものをしなくてはならない。
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 例えばである。鹿児島県曽於市にある吉川農園では、紅はるかというサツマイモを栽培している。糖度は10度~12度である。このままでは利益が少ないと考えて焼き芋にすることにした。

 ただの焼き芋では売れない。糖度を上げることにした。気温15℃~16℃、湿度95%で60日貯蔵すると糖度は20度まで上昇する。しかしそんな環境はどうやったら作れるのか。山の中腹に洞窟を掘った。全長50m、自分の手で2年がかりで掘った。サツマイモを貯蔵すると20度になった。それを焼芋にして「わたしのお芋さま」というネーミングで商品化した。インターネットで販売したらバカ売れした。現在では生産が追いつかない。
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 広島の三次市に平田観光農園というのがある。79の果樹園がある。果樹14種、150品種を栽培している。年間入場者15万人もいる。冬はイチゴで、春はメロン、夏はぶどう・プラム、秋はリンゴ・柿・梨など、一年間いつ行っても果物があるようにしている。

 一年間、観光農園をやっていることになる。これは全国でも珍しいことである。リピーターを作りやすいのである。種類も品種も多くすることで、気候変動の対応もしている。開園して30年になるそうである。

 成功している方を結果から見ると簡単そうに思える。誰でもできそうである。ところがいざ自分がやってみると壁また壁である。
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 サツマイモの紅はるかは誰でも栽培できる。洞窟も掘ったとしよう。糖度も20度まで上げられたとしよう。これをインターネットで販売するというアイデアが出てこない。商品化もむずかしい。インターネットで販売もしたとしよう。お客様の管理ができない。

 平田観光農園を例にとると、果樹栽培までは誰でもできる。14種類、150品種もやろうと思えばむずかしくない。しかし15万人のお客様をどうやって集めるのか。

 この二つに共通していることは目標のしぼり込みがしっかりできているということである。そうすると不足している所が明確になる。そこを手伝ってもらえる方を探せばいいことになる。何をしたいのか、そこが重要なのである。夢を見ることも語ることもいい。それで終わらないためにはしぼり込みをしなくてはいけないのである。目的の明確化である。それでもビジョンを具体化して実現するには年月が必要である。そこをやりきった人だけが成功を手にすることができるのである。

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