福島の放射線はどうなるのか!TPPは… 若者の就農は成功するか… 六次産業化は…気になるテーマの行く先は…

福島の放射線はどうなるのか!TPPは… 若者の就農は成功するか… 六次産業化は…気になるテーマの行く先は…

玄米アミノ酸  「惨事型便乗資本主義」という言葉を知っているだろうか。惨事に乗じての利益を出そうとする方法である。阪神・淡路大震災の時に復興の象徴として建築されたビルは入居者がなく幽霊ビル状態、神戸空港も大赤字のタレ流し、いずれも復興のためという名目だった。


これは神戸の人達に何も還元されていないどころか、高い税金の負担の原因になっている。復興という名目で金儲けの道具にされたのである。

 東日本でも同じようなことが発生する可能性がある。福島の原子力事故は終息したと発表された。冷温停止というのである。それはそうかもしれないが土壌汚染はどうするのか、健康被害はどうなるのか、福島の人達にとっては何も終わっていないのである。

 特に農業は大きな被害にあっている。福島産というだけで売れない。米も安い、キュウリも桃も安値である。せっかく特産品としてブランドにしたのにマイナスからの再スタートである。そこで知恵が必要なのである。どうすればいいのか。まず資金である。資金を出すところはたくさんある。東電、行政、農林大手の会社である。これを引き出すには企画書が必要である。企画書を作ったら賛同する仲間を集めて住民の声にする。そうすると資金は集まる。そして結果を出せれば、さらに資金は集めやすくなる。

玄米アミノ酸  私は資金集めの材料として「乳酸菌もみがらぼかし」を提唱したいと思う。
(1)産業廃棄物を使うので資金を出しやすい。
(2)好気性の微生物が放射線を除染してくれる。
 そのデータを取る資金も出してくれる。
(3)良質な微生物肥料が無料で作れる。
(4)それを畑に投入すれば、肥料代は無料になる。
(5)無化学肥料の作物ができる。
(6)有機・無農薬の生産物が作れる可能性がある。
(7)安心・安全をアピールできる。

 放射能の除染と安心・安全、そして資金集めが同時にできる方法なのである。やってみたい方には応援したいと思っている。

玄米アミノ酸  TPPの本質は農水省の利権である。生産者の保護ということで農協が活動しているが、実はそうではない。ここを見誤ってはいけない。安い物が大量に入ってきたら価格は暴落する。そんなことはない。それは牛肉の自由化で証明済みである。和牛は安くならなかった。生産者も困らなかった。大切なことは、こういうことに振り回されてはいけないのである。成り行きを見守ることが大切である。生産者のために反対をしているわけではないということを知ることである。

 それは農協に対しても同じである。農協は生産者の為の活動はしていないという批判がある。もっともだと思う。でも農協自体は最初から生産者のために作った組織ではないことも事実なのである。生産者は大義名分にされただけなのである。でも大義名分にしているということは、利用価値が十分にあるのである。多くの生産者は農協に利用されている。その逆をやればいい。農協を利用するのである。「今だって利用しているけど…」いや、そういう利用ではない。農協に使われるのではなく使うのだ。情報を集める、支所でわからなければ本所、本所でわからなければ中央へ。要望があれば働かざるを得ないのである。補助金もそうである。農協の言うがままではダメである。資材を集めて徹底的に学習をする。上手な利用法が発見できるまでやる。

 資金の運用もそうである。借入利息は徹底的に値切る。ギャフンと言うまで値切る。恐ろしく安くなる。利息の交渉をする農家なんていないからである。肥料を買うにしても、持ってこいではダメである。まず価格交渉をする。農協の職員は民間の社員に比較して訓練されていない。井の中の蛙である。規則も厳しくない。交渉しやすいのである。このようにして農協に使われるのではなく使うのである。相手は農水省である。まさに大船である。面白いように引き出しが開くと宝の山がザクザクである。

 次に六次産業化である。補助金が山のように出ている。これに安易にのってはいけない。工場設備の半分が補助金だとしたら、利益が出ない方がおかしい。でも現実には作ったばかりで利益どころか稼働もしていないというところがゴロゴロある。

玄米アミノ酸 消費者がこんなにうるさく文句を言う時代にまず消費者の望む安全が確保できない。人の管理ができない。売ることができない。造るだけではどうにもならないのである。ではあきらめるか、そうではない。食品製造メーカーを利用するのである。生産者は、農産物の生産に集中する。食品製造メーカーを下請けにして使うのである。それでも補助金は出る。農家が生産物を加工したいとしたら、六次産業になる。自分で六次産業をやるのではなく、パートナーを探すことの方が、はるかにリスクは少ない。日頃やっていないことには手を出さない方が得なのである。いいパートナーが見つかれば大化けする可能性がある。生産物も高く売れてパートナーの商売も成功し、配当も期待できる。

 最後に若者の就農の話である。これはほとんどが転作奨励金目当てのものである。農業というより土木工事の延長みたいなものである。転作奨励金者を目指している。その夢を達成した人が何人も出てきた。そこで古くからやっている人とバッティングしてきた。休耕地の奪い合いが始まったのである。夢は長く続かないものである。農業の本当の目的は何かを立ち返ってみる時がきている。農家が幸福になれるのはおいしい作物を作って、お客様に喜んでいただいた時が最高なのである。

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