産直市場で成功するために「品質重視」をどう教えるのか!

産直市場で成功するために「品質重視」をどう教えるのか!

玄米アミノ酸 「みづほの村市場」が水戸市に2号店を出した。専業農家30軒を集めて、品質重視の店をオープンしたのである。


その結果…?「値段ばかりが高くて中身がない」という厳しいものだった。代表の長谷川さんに言わせると、それは当然のことだと言うのである。何が当然だと言っているのか、生産者は何が品質重視なのか、最初はさっぱりわからないというのである。生産者を教育してから店を出すというのが普通のやり方であるが、長谷川さんはその逆をやっている。厳しい消費者の意思をもろにぶつけることから始まる。店を出しても売れ残る。どうしてだろうと考えさせる。そこがポイントなのである。あえて壁にぶつけさせるのである。

 そこから生産者の営農指導が始まる。5ヘクタールで50種もの野菜を作っていた方は品質を上げるために作付け種類の絞り込みを始めた。トマト農家は他の優良生産者を見学して根本から土を作り変える決心をした。

 イチゴ農家は糖度がのってないとほとんどが売れ残ってしまった。それに対して「早く出そうとする気持ちに焦りがある」と手厳しい。それから完熟したものだけを出荷するようになった。

玄米アミノ酸 もっと明確なのは虫食いである。「みづほの村市場」では有機だから虫食いがいいという話はないと一刀両断である。チッソ過多だから虫が食うというのである。チッソが多いと硝酸濃度も高くなる。3000近くなるのも珍しくない。この値になると大根の葉などはポキポキと折れてしまう。弾力がないのである。

 保水力もないということになる。これではおいしい野菜にはならない。こういうことを一つずつ生産者に教えていかないと品質重視の意味がまるで伝わらないのである。生産者の一人一人が品質を真剣に考えて、はじめて人気店になれるのである。

玄米アミノ酸 今までに慣例でやってきたことを変えるというのは口でいうほど簡単ではない。慣例でやっていたら品質は永久に変化しないのである。変えるといっても、どう変えていいのかわからない。30軒の生産者は誰でもいいと選んでいるわけではないので、少なくとも意識は高い人達だと思う。それでも、このレベルである。

 生産者はレベルが低いと言っているのではない。あまりにもビジネスを知らなすぎるのである。自分の都合だけで物を考えている。消費者に受け入れられるわけがないのである。ここがわからないのである。気がついてみると最初からやり直しである。それでも、そのことを教えてくれる人がいたらいい方である。何も知らずに生涯を終える人が大半だろうと思う。お客様に喜んでもらえることがどんなにすばらしく、嬉しく、励みになることなのか、これは体験しないとわからない。仕事をしていて感動や感激が生まれてこなかったら、何かが間違っているのではと考える習慣を持つことが大切なのである。

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