雑草はどうすれば少なくできるのか!雑草を減らして現金収入を増やす方法!

雑草はどうすれば少なくできるのか!雑草を減らして現金収入を増やす方法!

楽して儲かる農業みーつけた
 これから気温はドンドン上昇していく。雨も降る。日照の時間も長くなる。栽培作物も生長するが雑草も生長する。雑草対策は頭が痛いことだろうと思う。多くの生産者は雑草に関する知識はほとんど持ち合わせていないと言ってもいい。作物については収入に関することだから関心は高い。しかし雑草は・・・学ぶ意味も無いと思っている方は多いのである。そのために毎年、雑草との格闘になる。作物を育てているのか、雑草を育てているのか分からないような所も見受けられる。雑草が大変だから除草剤でエイ!ヤ!で終わるところも大半だろうと思う。除草剤が悪いとは言わない。でも雑草の大半が枯れるとしたら作物に影響がないということはあり得ない。
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 雑草はどういうときに出るのか。まず肥料である。有機肥料、特に動物糞である。この中には種が含まれていて発芽すると信じられている。もし糞の中に含まれる種が発芽するとしたら外来種の雑草がたくさん出るはずである。見たこともないような雑草が出るはずなのである。しかも、それは周囲の畑にも繁殖するはずである。ところが現実にはそんな風になっていない。種類で30種程度。植物の数で210種程度である。それも210種が同じ所に出てくるわけではない。雑草といっても適地がある。乾燥地に出てくるもの、湿地に出てくるもの、日当たりの良いところに出るもの、日当たりの悪いところに出るもの、酸性土壌に出てくるもの、それぞれに適性がある。

 勝手に出てくるわけではない。動物の糞に種が含まれるというのは都市伝説で嘘である。それではなぜ動物糞を投入すると雑草は多く出るのか。その原因は未分解のチッソ酸化物である。動物糞を大量に入れると土壌は酸性になる。酸性の雑草が出やすくなる。オオバコ科、キク科、イネ科が代表例である。根を深く、太く張り養分を吸う。根毛も多い。草を取るには大変な種類である。動物糞は全体にまくために畑全体に出てしまうのである。生長も早い。作物と競争になる。作物が負けると生長は止まる。雨が降って2日~3日もすると驚くほど生長する。すべての原因は多すぎるチッソ量である。
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 化学肥料、有機肥料の畑とは出てくる雑草の種類がまったく違うということに気がつかないといけない。化学肥料は有機肥料よりは雑草の量が少ない。マメ科のようなものが多い。アカザ科、ヒユ科のものが多く出てくる。

 化成肥料の場合はチッソといっても化成のチッソである。有機のチッソとは違う。肥料切れがしやすい。それでも大丈夫な雑草が出てくるのである。また土壌が乾燥しやすい。乾燥に強いものが出てくる。根を深く張る。乾燥した場合は作物と水分の奪い合いになる。

 土壌の水分も雑草と深く関係する。土壌中に水分が多いのか、多くないのかで出てくる雑草が違ってくる。セリ科、バラ科の雑草はもちろん水分が多いと出てくる。水分大好きである。逆にタデ科やヒルガオ科などは乾燥地に出る。出てくる雑草によって水分の状態まで分かるのである。
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 ここが重要なのである。多くの生産者は雑草は邪魔物として相手にしない。ところが雑草には意味がある。

 出てくる雑草で畑の状態が理解できるのである。雑草が多い所の共通点は水分が多いことと酸性土壌である。さらに粘土質のように土自体に養分を含んでいる。雑草が出てくる環境は万全である。草取りが大変になる。この対策はどうするのか。いきなり除草剤。それは対策になるだろうか。草が出てくる環境は整っているのである。また出てくる。対策になっていないのである。雑草が出てくる環境を変えることが第一である。排水性を高める。酸性土壌を変えてPHを上げる。粘土質を改善する。この対策をやっただけで、どれくらいの雑草が減ることだろうか。少なくとも1/3にはなる。さらに肥料を乳酸菌もみがらぼかしに変える。そうするとさらに減る。作物が雑草に負けるということはなくなる。雑草に栄養分を持っていかれることもなくなる。
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 雑草取りの回数も減る。負担が大きく減るのである。根本的な対策をしているから翌年も草は少なくなる。そうすると、おもしろいもので一面に雑草という光景はまずなくなる。生物は何でもそうだが数が多いほど、さらに数は多くなる。少なければますます少なくなる。動物もそうだろう。鹿、熊、猿が増えている。個体数が多いのだから子孫の数も多く、ますます増えていく。絶滅危惧種はこの逆である。

 雑草対策で一番重要なのはいかに雑草の量を減らすのかということなのである。少なくなればなるほど、さらに少なくなる。それが雑草なのだ。

 除草剤は両刃の剣である。雑草も枯れるが作物の根にも大きな影響を与える。成長が悪くなる。収穫に大きく響く。
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 できたら使わない方がいい。どうしても使いたいという方は雑草対策をしてから、濃度を薄めて使う。雑草対策ができていれば濃度が薄くても効果は出る。土壌の傷みも少なくて済む。収穫への影響も少ない。
 この話を聞いて、面倒くさいと思う方もいるかもしれない。でも、これは良質のものを多収穫し現金を得るために大切なことだから、面倒くさいでは済まされないのである。雑草が少なくなるまではどうしても根本的な対策が必要になるのである。

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