除草剤ばかりが雑草対策ではない!土を豊かにして「雑草」を劇的に減らす方法!

除草剤ばかりが雑草対策ではない!土を豊かにして「雑草」を劇的に減らす方法!

楽して儲かる農業みーつけた
 最近の五月は真夏日になることも珍しくない。気温が急上昇するのである。雨も多くなる。心配なのは「雑草」である。雑草の発芽と生長が早くなる。これは頭の痛い問題だろうと思う。雑草対策としては除草剤を使うのが一般的である。最近はラウンドアップやダコニールのように広範囲に効果があるものだけではない。イネ科だけに効くとか、用途限定の物まで出ている。

 雑草対策は思っている以上に重労働なのである。雑草を取り終えたと思ったら、またすぐに出てくる。特に稲田の畦や果樹園、野菜畑は苦労することが多いと思う。
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 雑草と言えば、みんな一まとめで「雑草」としてしまう。それほど雑草の世界は狭くない。もっと広大なのである。食べられる野草もある。水田と水路、休耕地、水湿地、畑地、樹園地、非農耕地では出てくる雑草の種類がすべて違う。これは主に水分が多いか、少ないか。土壌のPHがどれくらいの値なのかで決まってくる。なぜこれが重要なのだろうか。理由は二つある。(1)害虫が発生する場所が近くにあるのかないのか(2)作物の栄養が取られる、生育が悪くなるという心配はないのか。という2点である。雑草が出ているようでは見た目も悪い。

 一番手軽な方法は除草剤である。これが大問題なのだ。除草剤を使えば確かに雑草は枯れる。それで雑草は出なくなるかというとそうではない。さらに雑草が出るようになる。
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 これには理由がある。まず土壌のPHが大きく低下して酸性に傾く。微生物も死滅するために土が硬くなる。雨が降るとさらに土がしまる。除草剤によって土壌が破壊されてしまうのである。破壊するのは簡単だが復元するには除草剤の費用では復元できない。除草剤は使わない方がいいということになる。

 雑草は二つに大別できる。一つはイネ科やキク科、アオイ科、オモダカ科などに代表される勢いの強い雑草である。もう一つは酸性土壌を好む、スミレ科、シソ科、セリ科、マメ科などの背丈が大きくならずに地を這うようにして生育する雑草である。

 害虫がつくというのは栄養分の多い物につく。イネ科やキク科などはその代表である。電照菊などの栽培で農薬を多用するというのは害虫がつきやすいためである。害虫がつきやすいだけでなく背が大きく伸びるために作物の栄養分も吸い取る。
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 除草剤を使わないとしたら、どういう対策ができるのだろうか。除草剤は使うたびに土が傷む。これでは雑草対策になっていないということである。土を傷めず、作物にも害にならず、雑草を減らす方法でなくては除草対策にはならない。

 除草対策は早めの作業が肝心である。小さいうちに熊手のようなもので引っかいておくと量を減らすことができる。しかし忙しいのでそんな手間がないという場合が多いと思う。それなら次の方法がある。乳酸菌もみがらぼかしに同量の石灰を入れる。石灰にもいろいろ種類はあるが生石灰でも有機石灰でもいい。できるだけ低コストのものでいいと思う。これを雑草が出てきては困るところに散布して土に混ぜる。土壌のPHを上げて雑草を減らすのである。
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 例えば雑草が大きく生長したとしよう。その場合はまず草刈りをする。その上に乳酸菌もみがらぼかしと同量の石灰を混合したものを上から散布する。そんなことで雑草対策が出来るのかと思うかもしれない。思っている以上に効果は高い。例えば果樹園にしても、草刈りをした後にもみがらぼかしに石灰を混合したものを散布するだけだったら、広くてもできる。除草剤を使った場合の土壌へのダメージを考えると多少の手間は問題ないはずである。しかも回数を重ねるごとに雑草は減っていく。土壌も傷まない。最後は除草も必要なくなる。その時には微生物性豊かな最高の土になっている。
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 除草剤は使わない方がいいとおすすめするには重要な意味がある。収量と品質に大きく影響するのである。除草剤を使えば土は傷むだけではないのである。収入が大きく減るのだ。除草剤は収入を大きく減らす重大な原因なのである。作物を栽培する目的は収入を得ることである。その大切な収入が大きく目減りするとしたら、手軽で便利だからという理由だけで使用するだろうか。普通に考えたら使用しない。ところが手が回らない。他に方法を知らないために除草剤を使ってしまう。自分の畑しか見ていないものだから、どれくらい収入が減ったかなどは気にもしない。これでは利益が出ない。どれくらい違うかというと最大100%は違う。除草剤を使えば土壌は傷み、収量は減り品質は落ちるわけである。100円利益が出るところが50円になってしまう。ところが乳酸菌もみがらぼかしと同量の石灰混合では土壌の微生物が増えて、収量は上がり、品質も良くなる。50円の利益が150円になる。

 その差100円、一反歩50円とすると150円の利益を出すには3反歩を作らなくてはいけない。逆に言えば土壌を豊かにして栽培すれば一反歩で3反歩の利益が取れることになる。

 農業は面積ではないのである。これに販売価格を加えたら差はもっと大きくなる。誰でも利益は多い方が嬉しいと思うだろう。それなら雑草対策は抜本から考え直すべきなのである。このような工夫の一つ一つが積み重なって利益の出る農業に変化できるのである。

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