豊作貧乏は天候ばかりが原因ではなかった!豊作貧乏から抜け出すには・・・

豊作貧乏は天候ばかりが原因ではなかった!豊作貧乏から抜け出すには・・・

豊作貧乏というのがある。取れすぎて価格が暴落することである。これは長い間天候のせいだと思ってきた。それもあるが本質的には違うことが分かったのである。
楽して儲かる農業みーつけた
 昨年は枝豆が大暴落した。転作に枝豆を栽培したのである。それが一部ではない。どこもやりだしたのである。関東から北は全部といっても過言ではない。転作と言えば豆である。作りやすいのは理解できる。ここ数年、値が良かったことも理解できる。これだけ一気に作付けが拡大したのでは暴落して当然である。他の野菜は全部高値だったにもかかわらずである。これは天候に恵まれたという問題ではまったくない。ただの生産過剰である。

 生産過剰を引き起こしたのは誰かということである。人間なのだ。天候ではない。どこの人・・・。農協である。農協が持っている情報は共通している。稲田の休耕田で枝豆が成功したという情報が各部の農協に入る。横の連絡は無い。「それ枝豆だ」と一斉に栽培する。結果は目に見えている。暴落すべくして、暴落している。他に利益の出せる野菜が山ほどあるというのにである。
楽して儲かる農業みーつけた
 生産者はいかに自分の意志で判断し決断していないかという証拠である。すべて言いなりである。農協が悪いと言いたいのは理解できる。でもよく考えてみるとこれは最近の傾向ではない。昔から同じなのだ。これがいいとなったら一斉に方向を変える。その途端に生産過剰になる。価格は暴落である。農協を悪者にするのは簡単である。

 悪者にしたところで失った利益は戻ってこない。米も同じなのだ。今でこそ過剰米になっている。しかし40年前は米の大増産が国の目標にもなっていた。みんなが作ったら、どんな作物でも過剰になる。豊作貧乏になる。それが市場というものなのだ。農協が悪い。行政が悪いという前に、少し頭を使ったらどうだろう。人と同じことをやるのではなく人と違うことをする。ビジネスでも利益を出している方は例外なく人のやらないことをやっている方である。
楽して儲かる農業みーつけた
 行政や農協が何を言ったとしても、最終判断をする権利は自分自身にあるはずなのである。それを放棄するとしたら、ただのロボットでしかない。意志を持たない人間である。

 どうするのかは自分が決める。そこさえあれば豊作貧乏はかなり少なくなると思うのである。選択肢は考えている以上に多いのである。まして市場流通以外に直接取引も活発になっている。インターネットもある。昔とはもう違うのである。もちろんリスクはある。リスクのないビジネスはない。リスクがあるからこそ利益は取れるのだ。なぜなら誰もやっていないから・・・。

 豊作貧乏は人間が作り出した産物だったというのは驚きである。働き損のようなこととは今すぐに縁を切るのがいいと思うのであるが・・・。

関連記事

  1. 15名を集めていただければいつでも「講演会」に出かけます!
  2. 毎年、深刻になる環境汚染!慣行農法は時代遅れになった!
  3. TPPで日本は世界一の農業大国になる!え!どうして・・・
  4. 50年後に世界の耕地面積の半分は「塩類集積」で収穫不能になる!
  5. 仕事の効率だけを考えれば利益は出せるのか・・・?
  6. 異常気象は予測ができる! 対策をすれば高利益に直結する!
  7. 日照不足の時に光合成を活発にすれば収量不足が解消できる!
  8. 7つのルールを知れば利益の出し方が見えてくる!
  9. 日照不足に大雨という傾向は来年はどうなるのか…?
  10. ジャブ・ジャブ水を与えたら、植物の生理が狂って成長しなくなる!