夏作で5ヶ月間収穫できるようにする知恵はどこから生まれてくるか!

夏作で5ヶ月間収穫できるようにする知恵はどこから生まれてくるか!

楽して儲かる農業みーつけた
 5月から気温は上昇している。気温の上昇は猛烈である。気温が上昇するほど上昇気流が発生して雨も強く降る。日照時間も長い。植物も生長するがトラブルも多く発生する。土壌病害、土壌害虫、根腐れ、立ち枯れ、青枯れ。そうなるとほ場はどういう状態になるか。歯抜け状態になる。欠株が出てくる。多くの人はそのままである。さらに、欠株が多くなると栽培を終了してしまう。早い方は7月初旬で終了する。7月中盤から終盤にかけて多くの生産者は夏作を終了してしまう。だから8月になると果菜を始めとして夏野菜の価格は異常に上昇することになる。それなら夏作はいったい何ヶ月間収穫したというのだろうか。

 1ヶ月半~2ヶ月。せいぜい2ヵ月半。これは一般的な慣行農法の場合である。慣行農法をやっている場合、長期間の収穫はできないのである。理由は二つある。土壌病害など、いろいろなトラブルが発生する。もう一つは欠株の手当てができない。

 気温が上昇すれば地温も上がる。害虫の活動もカビの活動も活発になるのである。特に土壌の中に水分や栄養分が多いほど害虫、カビなどのトラブルは多く発生する。欠株の手当てができないということは、そこは空いたままになる。なぜ空いたままになるのかというと苗はもう売っていないからである。トラブル防止といえば消毒である。消毒すれば元気な樹にも影響が出る。結局、そのままになる。
楽して儲かる農業みーつけた
 苗は売っていないが種は売っている。自分で種から育苗すればいいだけなのである。このようなトラブルは予測できるので早めに種から苗を作っておくのである。欠株が出たらそこに補給する。「え!病害や害虫が出ていたら、またやられてしまうのでは・・・」それはその通りである。だから単に苗を補給するだけでは問題は解決しないのだ。土壌の対策をしなくてはならない。排水対策をやることがまず第一である。降った雨が抜けていくように工夫する。土も深く掘り起こす。そこに乳酸菌もみがらぼかしを入れる。醗酵ニームケイクも入れる。みどりの放線菌も使ってみる。土壌に対して、こういう対策をした後に育苗した苗を定植してみるのである。その後、どうなるのかである。ここがもっとも大切なのである。もし、トラブルが出ることなく苗が生長したら、これは新しい技術を収得したことになる。
楽して儲かる農業みーつけた
 7月だから生長も早い。「でも、さらに次々とトラブルが出たら・・・」同じように土壌の手当てをして苗を植えればいい。夏作というのは9月~10月の中旬まで収穫できるのである。このようにして栽培をすれば土壌病害の対策も土壌の改良も栽培を継続して収穫しながらできることになる。収入を得ながら、土壌病害、害虫対策をやることになるのである。これは今までの農業にはない発想である。しかし注意点はある。土壌の手当ては自然物でやること。乳酸菌もみがらぼかしのような完全醗酵物、醗酵ニームケイクのようなタンパクが完全に分解されたもの、みどりの放線菌のように善玉放線菌を多く含んだ醗酵物である。化成肥料や未醗酵の有機肥料、未分解の有機肥料は厳禁である。
<楽して儲かる農業みーつけた
 欠株が出た場合と言ったが生長が思わしくない樹も同様の対策を取れば栽培効率は上がるはずである。

 もともと夏作というのは5月~10月の6ヶ月間と考えてほしいのである。5ヶ月間は収穫が出来る。気温の高い日が続けば、それだけ作物も生長して花芽も多く収量が出るのが当然なのである。異常気象はトラブルの原因ではなく追い風にすることができるのである。ただ、その知恵がないというだけのことである。

 今回の話は夏栽培だから露地栽培を前提にしている。露地栽培というと施設栽培より品物も悪く、収穫期間も少なく、収量も悪いと思い込んでいる方が大半だと思う。それはただの思い込みである。夏場は露地栽培の方が圧倒的に有利なのだ。
 明確な根拠がある。日照時間が長い、朝日が当たる、風が吹く、夜は涼しくなる。これだけ好条件が揃っている。収量が出ないわけがない。土壌の問題さえ解決すれば収穫期間も長くできる。品質は雨よけをすればいい。施設に比較したら、はるかに低コストで栽培できる。だからトラブルの元凶になる化成肥料や有機肥料、ホームセンターで売っているような醗酵鶏糞などを使わずに、乳酸菌もみがらぼかしだけを使えば、これは可能になるのである。5ヶ月間、夏野菜が収穫できたら、それだけで一年の収入分は得られるのである。農業ほど儲かる商売はないのである。
楽して儲かる農業みーつけた
 異常気象のおかげで夏野菜を夏に栽培して大変な利益が得られるようになったのである。それには異常気象の対策が出来ていないと無理である。

 また育苗の技術も必要になる。と言っても玄米アミノ酸微生物農法をやっている方ならそれほど、むずかしいことではないのである。どんな仕事にも共通していることは知恵が必要なのである。それがあれば小面積でも大きな利益を出すことは可能なのである。

関連記事

  1. 「育苗」技術をマスターすれば収穫期間を大幅に延長できる!
  2. 作物の生長には「水分」が命!水分コントロールができれば収入まで変えられる!
  3. 「定植」の仕方を間違えば生長は1ヵ月も遅れる!
  4. なぜ「畝」は立てるのか・・・?「定植」をするとはどういうことなのか・・・?プロの技術がある!
  5. シリーズ「栽培の基本」異常気象に対応した「育苗」の仕方!
  6. シリーズ「栽培の基本」「種子」と「育苗」の消毒は本当に必要なのか・・・?生命力の源泉は「菌体」にあるという現実!
  7. シリーズ「栽培の基本」病害の出発点は「購入苗」にあるという現実が理解できるだろうか・・・?
  8. 自家配合の「培土」を作ると土作りが見えてくる!
  9. シリーズ「農業の大切な基本③」冬場の「水分過多」と「高濃度養液」は 土を冷やし百害あって一利なし!
  10. 栽培のすべては「培土」に始まる!生産者が大切な培土にこだわらないのはなぜ…?