農業経営者育成塾生のご紹介 ▼▼ 城川和弥さん

農業経営者育成塾生のご紹介 ▼▼ 城川和弥さん

自分で暗渠排水を設置して大災害を未然に防止できた!

 今回から農業経営者育成塾の受講生を紹介したいと思う。学習した結果がどうなったのか。大変に興味があるだろうと思う。
楽して儲かる農業みーつけた
 第一回目は長崎県南島原市の「城川和弥」さんである。年齢はまだ若い。1990年生まれである。本格的に農業を学習した経験はない。代々継承した農地があって、それを生活の糧にしたいというのである。受講した講座は「年収一千万円を実現する農業講座」であった。この講座は学校のような勉強はしていない。そんな時間はもともとない。月に一回×一時間三十分を計12回教えるだけなのである。その中で一千万円の収入見通しが立つようにしなくてはならない。常識では無理なのだ。
楽して儲かる農業みーつけた
 受講する本人も不安でいっぱいである。しかも農業に向くような体育会系の体でもない。教えてみると意外だった。熱心に一つ一つのことについて学習するのである。2015年の春に城川さんの畑を見に行った。赤土系で土が硬く排水が良いとは思えなかった。暗渠排水をおすすめした。見積もりを取ったら、高すぎて手が出ないというのである。そこで資材を購入して自分で作ることにしたのである。これにはびっくりである。こともなげに自分で作ると安く出来るというのである。それはそうだが自分でやると決断できたのは凄いことである。誰でもできることではない。その効果はすぐに出た。2015年は南九州が大雨になったのである。毎日雨がドシャ降りである。周囲の畑は全滅。すべて水浸しになった。ところが城川さんの畑だけ暗渠を入れていたおかげで、ほとんど影響なしに終わったのである。

 それどころか、夏野菜のオクラなどは10月の末になってもおいしいものが採れた。周囲からまだ採れているのとびっくりされたのである。収穫物は主に近くの直売所に出荷している。評判は上々だ。他の農産物と比較して味が違うのである。それも、少しの違いではない。大きく違う。人気が出るわけである。乳酸菌もみがらぼかしも何回も仕込み、上手にできるようになった。約一年の学習の中で農業の基礎が出来ただけではなく、連作障害や土壌病害を発生させない方法まで学習できたのである。ここまでステップを昇ることができれば、次は作る作物と販売先だけである。一年前は、どことなく自信なさげだったけれども、一年経ったらもう自信にあふれている。確信をもって農業をしている。この変化には教えている私もびっくりである。年収一千万円の見通しが立つのは目の前である。それが出来たら何を目標とするのか楽しみにしている。城川さんの未来が開けたのである。

城川和弥さん
長崎県南島原市 南有馬町乙4592
TEL 0957-85-3128

関連記事

  1. 農業経営者育成塾生のご紹介 ▼▼ 荒巻泰輔さん
  2. 農業経営者育成塾生のご紹介 ▼▼ 伊藤文彦さん