冬場の「乳酸菌もみがらぼかし」は水分過多にならないように注意する!

冬場の「乳酸菌もみがらぼかし」は水分過多にならないように注意する!

 もみがらの手に入りやすい季節になった。手に入るときに、材料の手配をしておくことである。声さえかけておけばたぶん無料で手に入る。

 乳酸菌もみがらぼかしについてはもっとも質問が多い資材である。作ったことがないので、不安というのもある。中でも年が明けて1月~3月は、温度が上がらないという質問が一番多く出てくる。

 10月~11月は外気温も高いので、温度が上がらないという質問はない。なぜ冬に温度が上がらないという方が多いのだろうか。その理由は外気温と水分である。

 温度が上がらないといっても、最初から上がらないわけではない。一度温度が上昇して、その後水分を加えて攪拌した後に上がらなくなったという方が多いのである。
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 これは外気温が影響している。外気温は夜になると下がる。温度は0度以下になることも地域によってはある。そこに水分を加えると、夜の冷気で冷やされて温度が上がらなくなってしまうのである。

 例えば大きなハウスの中で作った場合も同じになる。日中は温度が上昇する。しかし夜になると風は入らないが、気温は下がる。外気とはビニール一枚なので、外気温の影響を強く受けることになる。

 1月~3月のぼかしの作り方の対策については、追加の水分は控えることである。攪拌をするのはいいが、温度が60℃まで上昇していたら水分は加えない。安定して60℃前後がキープできる。

 外気温の対策としては、ぼかしの上にコンテナを載せて空気の層を作り、その上からシートをかぶせる。ぼかしとシートがつかないようにする。ハウスで作る場合は二重の被覆になる。外気温が0℃以下になっても対応できる。

 乳酸菌もみがらぼかしは、10月~11月の気温の高い時期に作る。それを春まで保存するのもいい。畑に入れてしまうのもいい。10月~11月は多忙期になるので、時間が取れる1月~2月と考える方が多いのだと思う。
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 乳酸菌もみがらぼかしの目的は、土の中に好気性の善玉微生物を投入して、土を団粒構造にフワフワにすることである。そうするともっとも効果的なやり方は、収穫後に乳酸菌もみがらぼかしを投入するというやり方である。次の作まで時間があるほど、微生物が働いてくれて土の中に酸素が作られるようになるからである。

 冬になって雨や雪が降り、春にもまた雨で畑がなかなか乾かないとしても、微生物は働いてくれるのである。そして春になる。土を起こす。この時である。効果が一番分かるのは・・・。トラクターで大きな音でヨッコイショと耕すのか、それともアクセルを踏まなくても軽く耕すことができるのか、軽く耕せるとしたら、すでに種まきや定植の準備はOKということになるのである。本当に土が酸素を多く含むようになったら、ぼかしは10アールに100㎏でも充分である。もちろん光合成による栄養補給は必要になるのだが・・・。乳酸菌もみがらぼかしには、まだ奥がある。

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