土の状態を簡単に見分ける方法 〜土壌が変われば病害も減る〜

土の状態を簡単に見分ける方法 〜土壌が変われば病害も減る〜

土の状態を簡単に見分ける方法 〜土壌が変われば病害も減る〜


 自分の土の状態を知っている人がどれくらいいるだろうか。土を見分けるにはいろいろな方法がある。臭いを嗅ぐ。いい香りがするのは土壌がよくできている証拠。カビや腐った臭いがするのは病害にやられやすい土。食べてもわかる。土がうまいというのは変だが、わずかだが甘味がある。苦味があってツンと来る土は問題がある。しかしそれは感覚でしょう。もっといい方法はないのか。今回は非常にわかりやすくて簡単に誰でもできる方法をお伝えしましょう。自分の土がいいのか悪いのかすぐに見分けがつく方法である。いい話でおわらないで是非実行に移してほしい。
土壌構造とは?
 土壌には団粒構造と単粒構造というのがある。団粒構造というのは腐蝕ができていて、微生物が活発に働いている、いい土の事をいう。単粒構造というのは腐蝕ができていない土の事である。つまりよくない土の事である。自分の畑の土が団粒構造が発達していて、作物がよく収穫できる土なのか、単粒構造で作物に障害のある土なのかを判別するのである。
(1)フライパンを値う
 畑または稲田の土を一握り持ってきて、フライパンに入れる。日中にではなく夜にする。部屋の電気を全部消してガスに点火する。土をスプーンでかきまぜる。やがて土は燃え始める。燃焼の仕方がまず問題である。勢いよく燃える土はいい土。燃え方の弱い土は腐食が少ない悪い土という事になる。燃え終わったら、部屋の電気をつけて、土の色を見る。赤褐色に変化しているはずである。最初の土の色と焼けた後の土の色の差が激しいほどいい土である。最初はまっ黒。焼けた後は茶褐色。色があまり変化しなかった場合は悪い土。黒い土は焼いた後も黒い。自分の土だけではわからない場合もある。
  友人の土を一握りいただいて比較してみるとよくわかるかもしれない。もしくは友人に優秀な栽培技術を持ってる人がいたら、その土を一握りいただいてきて、自分と比較してみる。
これは団粒構造で腐蝕がどれだけできているかを見分ける方法である。腐蝕ができていれば収量一収穫は上がる。
(2)竹筒を値う
 30cmくらいの竹筒に畑の土を20cmほど入れる。もちろん中は空洞にしてガーゼで下の穴をふさぐ。これに決まった量の水を入れる。例えばコップ一杯分とかである。この水を竹筒の上から注ぐ。これで水の落ち方を観察する。水の通りがいい土は団粒構造ができていて、いい土である。水の落ち方が悪い土は単粒構造でまだ土が出来ていない証拠となる。畑の一ヶ所だけでなく数ヶ所の土を試験してみると土の状態がよくわかる。
見た目がサラサラでも水の通りがよくない場合も案外に多い。水の落ちる速度だけでなく量も観察してみるといい。水の落ち方が早くたくさんの水が通る土はいい土である。
 この観察がどうして重要なのか、畑の状態が自分の目で確一認できるのである。腐蝕が少なければ玄米アミノ酸ボカシをドンドンやり腐蝕をすすめればいい。土が落ちなければ深耕して、過細土をやめればいい。対策が簡単に立てられるのである。これだけを実行しても収量が多くな制病害は目に見えて減ってくる。

関連記事

  1. 15名を集めていただければいつでも「講演会」に出かけます!
  2. 毎年、深刻になる環境汚染!慣行農法は時代遅れになった!
  3. TPPで日本は世界一の農業大国になる!え!どうして・・・
  4. 豊作貧乏は天候ばかりが原因ではなかった!豊作貧乏から抜け出すには・・・
  5. 50年後に世界の耕地面積の半分は「塩類集積」で収穫不能になる!
  6. 仕事の効率だけを考えれば利益は出せるのか・・・?
  7. 異常気象は予測ができる! 対策をすれば高利益に直結する!
  8. 日照不足の時に光合成を活発にすれば収量不足が解消できる!
  9. 7つのルールを知れば利益の出し方が見えてくる!
  10. 日照不足に大雨という傾向は来年はどうなるのか…?