おいしい米を作るにはコツがある

おいしい米を作るにはコツがある

今も一番作られている作物は稲作である。減反政策が解除されて、おいしい米が求められるようになった。おいしさの基準として食味計がある。農作物の中で米ほどはっきりした品質基準を持つものは他にない。おいしさで売れなければ量で売るしかない。玄米60kg 9000円の時代はもうすぐである。


それに耐えられる生産方法は確立されているでしょうか。どちらを選択するにしても大切なのは基本である。これを勘違いしている人が多い。

東北、北陸のロータリ耕は馬鹿丸出し
 米づくりは東北・北陸・北海道と北関東・東海・近畿・四国・九州の2ブロックに大別される。後者は西南団地と呼ばれている。おいしい米が作りにくい地区である。もともと密植というのはこの地区のために作られた農法である。従って西南団地の人は草型も低くおとなしく作る。そして収量も10アール8俵以内に押える。そうするとおいしい米ができる。

 東北・北陸は事情が違う。草型も大きく、旺盛な生命力がある。従って土を深く掘りおこし肥料をたくさんやればそれだけ収量も出るのである。ところが東北・北陸でロータリー耕と稲植をして、おとなしく作っている人がいる。もったいない事である。せっかくの収量をムダにしている。しかも、これではおいしい米ができない。

肥料が100%有効利用されるのが稲作
 野菜の畑に有機肥料を入れた場合、投入量の20%ぐらいしか使われない。多く肥料を入れる傾向があるのはこの為である。しかし稲作は違う。水を張ることから急な分解せずに100%利用される。肥料を多く入れたければ稲田に入れろということである。しかも投入した効果はその年から出てくる。肥料の過剰害が出ないのが稲作である。

イモチ、カメムシの病気は、一発施肥が原因
 「稲はお金にならないから簡単に作れ」と手を抜く。一発処理をする。以前は穂が出る前に穂肥えをやったのである。これはチッソの切れるので補給をしたわけである。現在はチッソが切れないので病害になる。

食味が落ちたのは河川のコンクリート
 区画整理がされて用水路が整備された。しかし失ったものがある。ミネラル分である。コンクリートからミネラル分は溶け出さない。魚沼のお米がおいしいのは周囲が山で、山から流れる川に雲母岩が多い。それでお米がおいしいのである。

玄米アミノ酸ぼかしは後半に急成長する。
 玄米アミノ酸ぼかしで米をつくると最初は成長が遅く葉色も黄色っぽい。しかし7月の中旬をすぎると急成長する。そして収穫は少し遅れる。少し遅れることで完熟して倒状の危険も回避できる。病害も回避できる。おいしい米がつくれるのである。

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