頭痛の種「土壌消毒」の解決方法

頭痛の種「土壌消毒」の解決方法

 臭化メチルが禁止された。臭化メチルは土壌消毒になくてはならないものだった。使い方が簡単で、それなりに効果が期待できた。モザイク病・ウイルス病には特効薬として使ってきた生産者も多いと思う。それが禁止されたのである。理由は環境汚染である。これは日本だけではない。国際的に協定が結ばれて禁止されたのである。


 臭化メチルはオゾン層の破壊に大きく関係している。オゾン層の破壊はフロンガスが原因と言われてきたが実はもっと大きな原因があった。亜酸化チッソである。これが大気に気化することでオゾン層を破壊しているのである。臭化メチルはその導火線になっている。この関係が証明されたから禁止になったのである。

 これから農業は環境問題に関係なしに成立しない。牛肉のBSE、鳥肉の鳥インフルエンザ、すべて環境問題が大きく関係している。「臭化メチルのかわりにクロロピクリンがあるよ。」と言われるかもしれない。確かにある。しかし微生物に対しては厳しいものである。悪玉菌も死ぬかわりに善玉菌も死ぬ。土壌の微生物菌層は破壊される。
 連作をしたら必ず病害になる。これは避ける事ができない。病害が出たら消毒が必要になる。薬剤に頼らずに自然の方法がある。

?蒸気消毒
 穴のあいた鉄管を土壌に埋設し、蒸気を通す方法である。設備費に200万円ぐらいは必要である。埋設する深さは15
cm程度なので根を浅く張るものには有効である。蒸気消毒は苗土の消毒にもよく使われる。

?熱水消毒
 熱水消毒とは文字通り90℃の熱水を12m当たり200リットルから300リットル注入して病害菌を死滅させるものである。機械設備は500万円ほどかかる。火山灰土や酢などでは有効に活用できる。1日にできる面積が10アール〜20アール止まりである。24時間畑に泊まりこんでやることも珍しくない。この消毒も比較的に浅いところまでしかできない。ロスも出る。入れた熱水を抜かなくてはいけないのである。畑が乾くまでは作業に入れない。

?太陽熱消毒
 真夏の一番、暑い時期に土壌にビニールシートを這って消毒する。この方法はコストが安い。しかし、大きな欠点がある。一番の収穫時期の夏を休耕しなくてはいけないのである。それも2週間〜3週間もである。太陽熱消毒が浸透するのは5cm〜10
cmである。」深い所にいる病害虫は死なない。

?フスマ消毒
 飼料になるフスマを使って土壌消毒をする。10アールに1トンものフスマを入れて水を多量にまく。フスマに水を含ませる。これを耕耘機で耕す。そうすると強い還元状態ができる。土の中は無酸素状態になる。生の有機物を投入するので強い酸性状態になる。これを還元状態というのである。この状態になると微生物は生きられなくなる。死滅する。人工的にわざと悪い環境を作るのである。深さは15
cm〜20cmくらいまで消毒できる。

 注意しなくてはいけない点がある。フスマは有機物なので分解されれば肥料になる。肥料投入を極端に減らさないと肥料過多になる。欠点もある。還元状態にしてから通常の状態に戻るまで数ヶ月もかかる。

 以上、薬剤に頼らない土壌消毒法で有る。ざっと見てご理解いただけるように経費的にも作業的にも収量の面でも問題がある。薬剤はダメ。自然も方法にも問題ありとなったらどうすればいいのだろうか。しかも土壌消毒は必ずしなくてはいけない。土壌消毒をしないと病害菌で生産できなくなってしまう。

 ここでよく考えてみてほしい。病害菌に一番、有効的なものは何だろうか。病害菌の立場に立ったら、何が一番恐ろしいだろうか。病害菌をやっつける菌が一番恐ろしいのではないだろうか。

 病害菌をやっつける一番の方法は善玉菌を増やす方法である。微生物は微生物でやっつける。これが一番の方法である。

《緑肥を使う》
 緑肥は善玉菌を作るのにおおきな結果を発揮してくれる。豆科のものなどを始め、いろいろなものが出ている。緑肥を植えて、すきこみをする。そうすると土壌菌層のバランスがとれてくるのである。しかし、これも欠点がある。緑肥を植える手間と成長を待つ時間がロスになる。

頭痛の種「土壌消毒」の解決方法
《最後の決め手「玄米アミノ酸ボカシ」》

 手間もかからず、コストも上がらず、生産も止まることがない方法がないか。それがある。世間は広いものである。解決方法を探せば必ず見つかるのである。「玄米アミノ酸ボカシ」による土壌滅菌は害病菌が滅菌になるだけではない。土壌改良にもなる。肥料になる。土壌バランスをとってくれる。最初から、これだけの成果がで出てくる。しかも病害菌は確実に減る。

 どうしてこれがわかかというと生育の結果を見ればわかるのでる。病害菌はいても広がりを見せない。青枯れ病が出ても一部で止まる。これは多くのほ場で実証されている。

 なぜこういう結果が出てくるのか。不思議なことではない。玄米アミノ酸は玄米を醗酵させて作っている。乳酸菌と酵母菌を主に使っている。乳酸菌と酵母菌には病害菌を押さえる力があるのである。これを米ぬかとぼかすことで、さらに土壌滅菌効果を高める事ができる。それでは具体的にどんな方法でやるのか。その方法は決して難しいものではない。 お知りになりたい方は今すぐに資料請求してください

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