どうすればいい?夏作後の土壌崩壊

どうすればいい?夏作後の土壌崩壊

どうすればいい?夏作後の土壌崩壊


 今年の夏はとても暑く、雨も多く降った。夏作後の土壌はどのような状態になっているだろうか?まずは、問題として起こりうる事をあげてみようと思う。起こりうる事は四つある。
 一つは暑すぎた今年の夏の気温により、有機物が必要以上に分解してしまう事。昼も夜も温度差がほとんどない日が続いた。その影響で有機物が必要以上に分解して、必要以上の酸素を消費してしまう事が考えられる。それによって考えられるのは当然のように酸欠である。
 二つ目は雨が多かった事に関係してくる。多水1乾燥1多水1乾燥と繰り返されて、土壌の構造が破壊されてしまう事である。急激な無機化が進んでしまい、膨軟性を失われる事が考えられる。土がフワフワした状態でなくなり、硬くなってしまうのである。
 三つ目は高温の影響による根の傷みである。当然、根が傷めば栄養分の吸収力は落ちる。残存肥料分は土に残る。根が傷んでいるというのは細かい根が出てこない状態である。ずんどうな根の状態である。乾燥してくると特に水分、栄養分の吸収ができないのであ
る。
 四つ目に、湿気が多く残っている肥料分が異常分解してメルカブタンなどの有害物質が生成される事が考えられるのである。これは土のにおいを嗅いでみるとすぐわかる。腐ったような臭いがするのである。
 今年の夏の状況をもう一度振り返ってみてほしい。夏の前半後半の状況をかんがみて、今の土の状態を把握してほしいのである。肥料を入れすぎてないか?水をやりすぎてないか?根の状態は、細かい根がちゃんと出ているか?これらの事は基本である。必要以上の肥料は入れない。一気にたくさん水をやらず、少しずつ水を与える。酸欠にならないよう土を深く耕す。この基本が大事なのである。基本は、毎年繰りかえす事である。それに、もし問題が起こつた場合も基本に戻るものである。もし今年問題が起こつた場合は、対策をすれば来年は問題を回避できるのである。
 楽々・バラッとまいて
 玄米アミノ酸のボカシは有機物をスロー分解してくれる。異常分解の逆である。微生物の発生も短時間で行われるのである。これにより土に膨軟性が生まれる。さらに追肥として玄米アミノ酸ボカシを使うことで微生物が生まれ、畑で長期間にわたり良いものが生産できるのである。畑は疲れるということを知らなくなる。しかも、10アールあたり100也のボカシで十分な効果が望める。まさに、バラバラまいてOKという事である。肥料を入れすぎると、異常分解1土壌構造の破壊と悪循環になってしまう。夏作後に調子を崩してしまう事は、用意にあり得ると想像できると思う。そうならないためにも夏作後の管理はしっかりとやっておきたいものである。

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