外気温が0度以下の真冬日でも「乳酸菌もみがらぼかし」を作る方法

外気温が0度以下の真冬日でも「乳酸菌もみがらぼかし」を作る方法

玄米アミノ酸 ゆるやかに寒さに向かっていく。10月〜11月はまだ夏が残っているような日が続く。小春日という気候である。12月に入ると寒さが一気に深まる。「乳酸菌もみがらぼかし」を屋外で作る方への注意である。ぼかしは何に一番弱いかというと冷気・冷風である。冷たい風が大敵なのである。最初はこの状態でも大丈夫と思ったけれども、それは10t以上も仕込みをする場合だけだった。400㎏ぐらいの少量になると冷風に耐えきれない。何よりも風除けをしてほしいのである。特に大気が真冬日になる1月〜2月はどうしても必要になる。冷風が当らなければ、一度上昇した熱は冷めにくくなる。

玄米アミノ酸 場所的に風が当らないハウスが一番いい。ハウスがないという方はホームセンターで2坪くらいのハウスが販売されている。それほど高いものではないのでこれを買ってきて風除けにしてほしいのである。それから日当たりである。冬は日照が弱くなる。日陰は好ましくない。日の当るハウスがいい。日中だと25℃位になる。少なくとも一日中0℃以下ということはない。最低でも日中の温度は20℃位を確保したいのである。

 風除け・日当たり・日中の温度を確保した後は作り方である。9月号でも紹介したけれども、玄米アミノ酸粉体の種菌の使い方である。これをそのまま入れてしまうと初期の発熱がしにくい場合がある。400㎏仕込みする場合、50㎏の米ぬか、またはオカラ、または細かく砕いた廃菌床に4㎏の粉体を入れて包み、そして50℃の湯を20%〜25%加える。

 これを水分量80%にした350㎏のもみがらと母材、詳しくはもみがら200㎏、母材150㎏に投入する。大気が日中でも0℃以上にならないような寒い場所では、湯たんぽを入れる。100㎏に1個ヶぐらいの割合で湯たんぽを入れて欲しい。仕込みをして2日ぐらいが勝負である。それでも温度が上がらなければ湯たんぽの湯を取り換えて、上から乾いた新聞紙を3枚ぐらい重ねて、ぼかし全体を包む。ここまでやればぼかしの熱は上昇していくと思う。

 寒い時期は温度を上げるために体積量が必要である。できたら400㎏ではなく1tぐらいが望ましい。

 乳酸菌もみがらぼかしはどんな状態でも作れる。これは原則である。しかし作る場所、特に寒冷地ではそれぞれに条件が異なる。こちらの方が想定している条件とまったく異なることも時々ある。条件に合えばできるけど、これはできない。場所がない、高床のベッドしか空いてない、どこでもできるのだけれども条件が異なれば作り方に工夫が必要になってくる。その度にいろいろなアドバイスはするけれども一回で上手くいくとは限らない。何回かやり直しをすることもある。これは大変にいい学習になるのである。上手くいく方法が見つかったら失敗しなくなる。何度やっても良質な乳酸菌もみがらぼかしが作れるようになる。

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