単純な思考にすればおもしろいように利益が生み出せる!

単純な思考にすればおもしろいように利益が生み出せる!

玄米アミノ酸 春夏秋冬の四季があって施肥でもっともむずかしいのが夏である。しかも追肥がむずかしい。これは果樹、露地栽培の果菜について全般にいえることである。肥料の中でも化学肥料が厄介である。ナタネ粕、魚粕なども扱いがむずかしい。なぜ追肥が難しくなるのか。それは気象条件に大きく左右されるからである。気象によってチッソの与え方が変わってしまうのである。例えば気温が高くなり曇りの日が多ければチッソは控える。逆に気温が高く、日差しが強ければ光合成が活発になるのでチッソが必要になる。特にナス科のトマト・ナス・ピーマンは影響が大きい。と言ってもいつやればいいのかということがわからないと思う。

玄米アミノ酸 化学肥料が中心で施肥している場合はこれがむずかしい。遅すぎると樹勢が戻らない。早すぎると樹が強くなりすぎる。化学肥料は簡単で使い易いと思っているかもしれない。実は逆である。高度な技術がいる。特に夏の化学肥料にはそれが当てはまるのである。

 (1)化学肥料が切れかかっているのかどうかわからない。(2)追肥をやっても良いのか悪いのか判断する材料が明確ではない。(3)自分で自分の畑の状態がつかめないと言うことでは追肥をしても上手くいくはずがないのである。失敗すればどうなるのか。背が伸びない、茎が細い、花芽が小さい、新芽が小さい、樹勢が悪くなる。化学肥料では解決ができないのである。ここにアンモニア系のチッソを与えたら最悪である。苦味が出る。梅雨時で土壌の水分が多いとアンモニアを直接吸収してしまうのである。

玄米アミノ酸 化学肥料を使っている方で、こういう問題は大なり小なり経験しているはずである。それなら有機肥料の魚粕やナタネ粕はどうだろうか。粕というのは有機物から汁を取り除いたものである。ここに水分を加えたらどうなると思うか。もちろん醗酵する。夏は気温が高い。異常醗酵になるのである。化学肥料よりも、もっと厄介である。異常醗酵すれば還元状態になり、異臭を放つ。アンモニア硫黄分を作り出す。それなら化学肥料の方がいいわけである。ナタネ粕・魚粕という話をしたが、家畜糞でも同じである。土の中で二次醗酵をする。しかも気温が高いわけだから分解力も急速である。有機農業がむずかしいといわれる大きな理由の一つである。このことも生産者であれば必ず経験していることだと思う。肥料を投入するほど作物は成長するという迷信があるからである。

玄米アミノ酸 これを頭に入れて夏の追肥に対する対処をすればそれほど難しくはない。追肥は元肥の1/3ぐらいにする。それで表土に自然マルチをする。稲わら、山草、もみがらなどである。自然マルチをすると表土との間にすき間ができて微生物が繁殖する。その微生物がバランスをとってくれる。「なんだ!やっぱり微生物か」これはやってもらえば効果は明確に出てくる。やっぱり微生物なのである。果菜類の追肥よりも果樹ではそれがさらにはっきりと結果に出てくる。果樹は化学肥料か有機肥料という方が90%以上である。限りなく100%に近い。果樹生産者はその恐さをよく知っている。触らぬ神に祟りなしである。何もしない人が多いのである。追肥が怖くてできないのである。

 化学肥料や有機肥料でチッソ過多になると、実は軟弱になり病気は多発する。もっとも樹勢が強く成長する時に何もできなければ、おいしいものが作れるはずがないのである。「気候が悪い」、「裏年だ」と周囲の人が良くないと責任を他に押し付けることは当人の自由である。しかし収入が少ないことだけは事実として残る。それだけではない。夏の肥料のやり方を間違うと土壌病害に直結する。特に有機肥料はなりやすい。化学肥料は年を重ねるごとに土壌のバランスが悪くなる。特にリン過剰である。土壌病害になりやすいのは肥料を必要以上に多く投入するからである。水分が多い、気温が高い、チッソが多ければ土壌病害にならない方がおかしいというものである。

玄米アミノ酸 夏のこのメカニズムをよく理解してほしいのである。大なり小なり夏にはこのような現象が必ず起きているのである。これを避けるには微生物以外にはない。ぼかしにして微生物を投入するのである。乳酸菌もみがらぼかしでも米ぬかぼかしでもいい。10アールで100㎏の追肥である。まず量が少ない。完全に醗酵している。気温が高いので微生物が働く。抜群の効果が出てくる。水分が多いことも気温が高いこともプラスになるのである。投入した微生物が栄養を作る。その栄養を毛根が吸う。根の張りが良くなる。そして樹勢が良くなる。背が伸びる。葉が大きくなる。花が大きくなる。軸が太くなる。もう良いこと尽くめである。果実の実はしっかり締まる。手前味噌で誇大に言っているのではない。多くの生産物が証明しているのである。今までにどうにもならなかった夏の施肥が微生物で解決できるのである。収量も上がる、品質はさらに上がる、収穫期も長くなる、これで利益が出ないわけがない。手間は微生物の方がはるかに楽である。夏に土壌を壊すのか、良くするのかは、やり方次第である。

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