おいしい作物を育てるためには「いごこちのよい土壌」がある

おいしい作物を育てるためには「いごこちのよい土壌」がある

玄米アミノ酸

業を志して仕事をしている人には共通の夢がある。「誰からも旨いと褒められるものが作れるようになりたい!」そのように思いながら、毎日、畑に行くわけだが、その夢も現実を目の前にすると、すぐに挫折してしまう。害虫が出れば消毒すればいいわけだし・・・。草が出れば除草剤を散布すればいいわけだし・・・。化学肥料でも収穫できない事はないし・・・。いつしか夢は消えて、現実の対応だけで忙しくなってしまう。最後には「上手にできないのは自分だけではないし、あの人もこの人も似たようなものだ。私より下手な人もいっぱい居るよ。」と自分を慰めてしまう。


 このようにならざるを得なくなる事情がもう一つある。上手に農業ができる方法を教えてくれる人がいない。夢はあっても「技術」がなければ、どうにもならないのである。その技術は誰から学んでいるのでしょうか。

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 「試験所の先生?」「大学の先生?」一部にはこういう方から学んでいる人もいるでしょう。でも、それは本当の一部の一部、0.0001の世界である。一般の生産者は教えてくれる先生もなく、誰に聞いて良いのかもわからずに、手探りで農業をやっている。

 これでは日本の生産者が悪くなるばかりと思い立って、農業の指導を始めた人がいる。「関 祐二」である。関先生が農業コンサルを始めたのは、30才を少し前にした頃である。すでに25年以上も経過した。生産者に農業を教えると言っても、1人で教えるわけだから、物理的に限りがある。もっと多くの人に伝えたいし、教えたい。そうすれば農業技術が理解できて、おいしいものを作る夢の一歩を踏み出す事ができると考えた。そのための手段として出版を考えた。本ならば多くの人に一度に伝えられる。そして誕生したのが「いごこちのよい土壌」である。

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 みなさんも、そのように思って書を手にした事はあると思う。「3ページ現象」といって、3ページまで読むと4ページ目には瞼が重くなる。その先が読めない。土壌に関しては難しい事もあり、農業の書籍の中で3ページ現象が、はっきり出る。
 そこで関先生は最後まで読んでもらえるような本にしたいと思った。ページを開くとビックリだが、、文字がとにかく大きい。絵本ではないかと思うくらいに大きい。誰でもわかりやすく、簡単に読めるようにしたのである。
 しかし、内容はとても濃い。難しい事が簡単に書いてある。農業をやる原理、原則の基本を大切にしているからである。基本の技術を無視して、難しい事をやってしまう生産者のいかに多い事か。
 例えば、誰でも使っている化学肥料は使い方が大変に難しい。基本を知らなければ有効に使えない。そんな事は完全に無視して使っている。だから、うまくいかない。失敗する。

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 失敗を重ねるパターンは他にもある。「答えだけを求める人」である。肥料は何々がいい、と聞くとすぐに飛びつく。消毒はこれがいいと聞くとすぐに使う。困った事が出てくると、すぐ答えだけを聞く。簡単でいいように思う。しかし、こういう人は同じ失敗を何回も繰り返す人である。生産技術が少しも向上しない。全体の8割が、こういう人である。他の2割の人だけが基本をしっかり学習できる人である。土壌とは何か。肥料はどのように与えればいいか。微生物を豊富にするにはどうすればいいか。植物をスクスク育てるにはどうすればいいか、を深く研究する人である。いかにも遠回りに思うかもしれないが、おいしいものを作る技術を極める事ができる。

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 植物は動けないハンデをカバーする能力が非常に高い。いごこちのよい土壌さえ作ってやれば、植物は自分の能力を最大限に発揮できるのである。
 これは土壌分析では見えてこない。生きている植物を知らなければ、できない事である。農業という毎日の仕事に「マヒ」せず、基本をしっかりと理解していればできる事である。
 この意味で土壌分析は目安にはなっても、分析数値だけを信用すると、大きな落とし穴に入ってしまう。土壌分析で出てくる数値は、今すぐに使える現金のようなものである。お金には他にもいろいろある。定期預金、株券、債券、土地など、土壌の中の栄養も同じように種類がある。それを上手に利用するのである。

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 いごこちのよい土壌とは?やわらかく、膨軟性がある。?酸素を多く含む土壌である。この土壌を作るためには、?やるべき事。?やってはいけない事。をはっきりとさせる。
 「いごこちのよい土壌」は、このために書いた本である。基本というのは、ずっと変化しない事だから、何回も繰り返して学習をする事である。繰り返し学習する事で少しずつ深さが出てきて、現場でも応用が利くようになっていく。そのために、読みやすく、大きな文字にしたのである。

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 この書が手元にあるか無いかで、大きな差が出てくる。問題が発生したら読み直す習慣にするといいと思う。

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