大型機械などの「便利」「楽」「快適」の裏には大問題が隠れている!解決方法は…

大型機械などの「便利」「楽」「快適」の裏には大問題が隠れている!解決方法は…

玄米アミノ酸 2月は準備の時である。特に露地栽培は春から夏・秋にかけてのイメージを作る時である。露地は施設栽培に比較すると面積も比較にならないぐらい大きい。そして一発勝負である。施設のように6回転も8回転もできない。西南国地は春作・夏作・抑制と3回ぐらいは勝負ができるところがあるかもしれない。関東以北は、ほぼ年一作である。失敗したら取り返しがつかない。露地栽培は施設に比較すると自然の恩恵は受けやすい。何となく毎年、収穫ができてくる。それでついつい何も考えずに毎年同じことをやってしまう。面積が大きいだけに何かをすることが大変なのである。ところがである。化学肥料をやり続けて半世紀以上を経過した。

玄米アミノ酸 化学肥料の進歩とともに農作業も大きく変化した。機械が大幅に導入され始めたのである。耕運から収穫、さらには出荷作業まで機械化が進んだ。そして忘れてならないのは天候の変化である。異常気象である。戦後の農業と現在の農業ではこれが同じ業種なのかというぐらいに大きく変化したのである。この変化は工業のように劇的ではない。半世紀をかけて、ゆっくりとした変化である。ここに農業の大きな落とし穴がある。ゆっくりだから知らない間に変化をしている。気がついてみれば高齢化、気がついてみれば耕作放棄、気がついてみれば大規模化、大型機械化である。化学肥料が当然となり、自分で肥料を作ることすら忘れてしまった。肥料は買うものになったのである。種も同じである。自分で種を取る人はまれになった。

玄米アミノ酸 変化は時間をかけて、ゆっくり、ゆっくり形を変えていく。農業をやっている当人はそれほど変わっているとは思っていない。ここが大問題なのである。農業の難しさというより恐ろしさは、何か新しいことをすれば必ず新しい問題に出くわすことである。他の産業とはまったく違うところである。他の産業でも、こういうことはあるが農業ほど深刻にはならない。

 例えば化学肥料は便利だけれども土が砂漠化する。微生物はなくなる。保水力・保肥力は大幅に低下する。機械が大型化すれば快適で体は楽になるけれども土は重粘土化する。新しい品種が出てくれば消毒されてから使うので安心できるけれども弱い。特に気象の変化に対応できない。除草剤がいらない草を出ないようにしてくれるけれども、土は酸性化して有効な微生物まで殺してしまう。

玄米アミノ酸 これは長い間に少しずつ変化をした結果の問題である。便利になった、楽になった、快適になったのはいいけれども、問題が解決しているわけではない。逆である。問題は深刻さを増している。この問題を解決するのに、さらに大きなお金が必要になってしまうのである。これが露地栽培の一番大きな欠点なのである。どうしても人間の目は便利・楽・快適に向いてしまう。みんなと同じことをしないと遅れてしまうような気になってしまう。当然のことながら新規就農をする人も、これを常識として当てはめる。反対側にある問題に触れられることはまずない。気がついてみると打つ手なしの状態になってしまっている。耕作放棄地は高齢化が原因のように思われている。実は土壌病害の問題が大きくなり、採算が取れずに放棄した例が圧倒的に多いのである。

玄米アミノ酸 結論から言うと、農業は毎年同じことの繰り返しになっていて、深刻になっている問題に対処できていないのである。特に夏の高温は深刻である。産地が様変わりしてしまうぐらいのインパクトを持っている。こういうことについて、どのような対処をすればいいのだろうか。これを腰を据えて考えるのが2月なのである。露地は利益が出ないのかというと、そうではない。利益を出している人は、露地栽培が圧倒的である。施設は面積が小さく収量も限られているため、大きな利益を生むことは難しいのである。やり方によっては露地は大変な可能性を持っているのである。

 対処方法で重要なのは、まず何が障害になっているのかを明らかにすることである。次に、出てきている問題について短期で対応できるのか長期で対応するのかを明確に区別することである。

 実は長期で対応しなくてはいけないことを短期でやっていることが多い。例えば土壌消毒がいい例である。何とか短期で解決しようとしても、これは長期間かけて解決しなければ解決にならない。天地返しもそうである。土が重粘土化したから天地返しをして作付けしようとする。ところがである。天地返しというのは微生物もいなければ、肥料もなければ、土も分解されていない。収量は激減してしまうのである。これも長期的な対応が必要になる。種のように夏の異常高温に耐えられる品種に変えるのであれば、すぐに対応できる。長期なのか短期の対応なのかを知るには、その問題が出てくるまでに、どれくらいの時間がかかっているのか、それを知らなくてはいけない。

玄米アミノ酸 解決するには同程度の時間か、もしくは同程度以上の時間がかかることはいうまでもない。そこで、どんな方法があるかを検討するのである。昨日・今日に出てきた問題とは違うのである。時間をかけるしかない。時間をかけてもダメなやり方をやると、何にもならない。時間をかけただけ進歩しなくてはいけない。そのために乳酸菌のもみがらぼかしやミドリの放線菌、そして次に出されるであろう窒素固定菌が用意されているのである。

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