特Aのブランド米が九州や北海道に出現! 人気米が大きく変わりつつある

特Aのブランド米が九州や北海道に出現! 人気米が大きく変わりつつある

玄米アミノ酸 米のブランドが大きく変わりつつある。昨年、特Aの最上級にランクされたのは四銘柄である。北海道の「ゆめぴりか」、山形の「つや姫」、佐賀の「さがびより」、福岡の「元気つくし」である。この中には新潟も秋田も宮城も福島もない。九州や北海道がランクインしている。すでに東北の米は旨いという常識が崩れている。しかも、それぞれのブランド米に戦略がある。「コシヒカリ」のように誰でもどこでもOKではないのである。北海道の「ゆめぴりか」は北海道以外には種を売らない方針である。あくまでも北海道のブランドとして全国に販売していくという考えである。北海道はもちろん、収穫量が全国一位である。開発に12年をかけ、大規模農業でも栽培ができるようにした品種である。

 寒さにも強く、夏の高温にも強い。魚沼の米と同等といわれるぐらいにおいしい。特Aだから当然かもしれない。

 山形の「つや姫」は夏の高温には強い。全国平均の一等米が62%に対して98%が一等米だった。これは県内だけでなく、県外でも栽培できる。但し条件がある。特別栽培か、有機栽培の生産者限定である。種を売るには売るが、誰でもではないのである。値崩れを恐れているのである。せっかくブランド米を作っても、価格が安くては意味がない。特Aを維持したいのである。高温対策というところがおもしろい。寒さ対策の「ササニシキ」がBランクになったのも時代の変化かもしれない。

 九州の米が格段においしくなっている。暖かいところの米はおいしくないという常識を覆している。高温対策には旨味がプラスできたからである。特Aの「さがびより」「元気つくし」の他、熊本の「ひのひかり」も人気である。全国的に米の品質は上昇している。理由は単純。おいしくなければ売れないからである。品質はお客様が決めるということを思い知らされたわけである。

玄米アミノ酸 「あきたこまち」は全国で知られたブランド米だった。しかし、カメムシの害にやられて質が低下している。高温対策ができていないのである。さらに質より量になってしまった。米の価格が下がったからである。生産者はお客様より収量を大事にしてしまったのである。その結果、人気が落ちたのである。どんな時でも量よりは質なのである。

 また販売先によってもブランド米の事情が異なってくる。レストラン、外食、弁当、加工業のようなところはお米を大量に仕込む。炊いてから食べるまで時間ができる。その間に品質が悪くなるようではダメなのである。保温してもパサつかない、冷めてもおいしいことが要求される。お客様の要求には限りがない。だからこそ進歩するのである。利益の源もそこにある。要求に応えることができた生産者が利益を取るのである。米は作ればいい時代は終わったのである。野菜はなおさらである。

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