土壌消毒の代用もできるみどりの放線菌!「水溶剤」としての活用法

土壌消毒の代用もできるみどりの放線菌!「水溶剤」としての活用法

玄米アミノ酸 昨年の11月号に「みどりの放線菌」を記事にした。たくさんの方にお試しのご購入をいただきました。深く御礼を申し上げます。その結果も出てきている。実に明確な答えが出てきているのである。「ハンシンイチョウ病という難病から劇的に復活した。いままでになかったことでびっくり。元気のなかった作物に勢いが戻った。病気の進行が止まった。花芽が出るようになった。花が減った」などの好結果が寄せられている。

 みどりの放線菌はトリコデルマ菌が中核をなしている。悪者のカビを食べてくれるというスグレ物である。トリコデルマ菌はいろいろなメーカーから商品として出されている。

 同じ効力かというと、まったく違うのである。乳酸菌にも種類があるようにトリコデルマ菌にも種類がある。菌の強さ、密度によって効力は天地の開きが出てくる。培養法そして、菌を休眠させる方法によっても効力が違う。今回提供したものは特別に強力なトリコデルマ菌を中核に培養したものである。その使い方は乳酸菌のもみがらぼかしを作り、さらにみどりの放線菌をぼかしに混ぜて培養して使うという方法と、そのまま土に入れ混ぜて使う方法と、二つをお伝えしたと思う。

玄米アミノ酸 実は使い方にはもう一つの方法がある。水溶性で使う方法である。前回、この方法をおすすめしなかったのには理由がある。冬場だから比較的病気は少ない。それならば土壌の微生物を増やすことが先決と考えて土壌力をアップする方法を教えたのである。

玄米アミノ酸 5月からは暦の上で夏になる。今年の冬は寒さが続いた。今年の夏はどうなるのだろうか。冷夏はもう考えにくい。海水温が上昇して高気圧が張り出しやすくなっているからである。温度も気になるが、さらに気になるのが雨である。ハリケーンのような雨風になる。それも回数が多くなると考えられる。温度も極端に乱高下するのではないだろうか。今年1月のオーストラリアは夏である。平均25℃の地域が連日40℃である。何が平均気温かと言いたくなる様な猛暑である。これが続くのかと思いきや翌日には25℃になったりする。こういう天候が日本にもやってくると考えられる。海水温が高いということは上昇気流が発生しやすいということである。これは湿気を含んでいる。風にのって山にぶつかれば雨になる。大雨が予想されやすくなる。大雨になると病虫害は多発する。

玄米アミノ酸 病虫害が出てくれば農薬を使わざるを得なくなる。ところが農薬には抵抗性がつくという欠点の他に、もう一つ大きな大欠陥がある。それは決められた病気以外に散布しても効果がないということである。植物の病気は簡単に区別がつくかというと素人目にはわからないものが多い。植物の外見から見ただけでも判断はむずかしいのに、土の中となると、これは専門家でもむずかしいことになる。だから、次から次に農薬を試すことも珍しくないのである。農薬代だけがかさむのである。それでも農薬に頼ることだけが最善とされてきたのである。

 みどりの放線菌は自然にいる拮抗菌を培養したものである。自然というところに注目してほしいのである。相手がどんな相手であろうとも相手を選ばないのである。カビであればどんなカビにでも対応できるのである。

玄米アミノ酸 しかも自然物だから植物にダメージはない。ダメージがないどころか元気にするのである。農薬と比較して使い勝手はどれだけいいものだろうか。農薬のような空振りはないということである。これが、水で溶かして水溶液で使えるとなれば尚更である。粒体やぼかしでは行き届く範囲が限られている。水となったら、どこへでも入っていける。しかも少量で充分である。使い方について別紙で詳しく説明する。ポイントは玄米アミノ酸の酵素液と併用することである。まず玄米アミノ酸の酵素液を500倍希釈で水に入れる。それからみどりの放線菌を水に溶いたものを入れる。それを葉面散布、もしくは潅水をする。もちろん根圏を中心に行う。

玄米アミノ酸 夏の時期になると病虫害が出てくる。それで土壌消毒をする人が多くなる。これは手間もかかる。コストもかかる。ほ場は休みになる。いいことなしである。みどりの放線菌を活用すると状況は一変する。手間もコストもかからず、ほ場を休ませることもなくなる。使い方は簡単である。まず乳酸菌のもみがらぼかし、又は米ぬかぼかしを10アール300kgをすき込みする。すぐにみどりの放線菌の水溶液を作り追いかける。10アール1t、みどりの放線菌4kg、玄米アミノ酸酵素液2リットルである。これだけで土壌消毒の作用ができる。「もし効果がなかったらどうするの・・・」それも心配だろうと思う。やってみた結果、全部が悪いということは考えにくい。一部、土地のくぼみや日当たりの悪い所は病害が残るかもしれない。その時にはさらにみどりの放線菌の水溶剤を何度か、潅水してやればいいのである。自然物だからやりすぎはないのである。

 やっかいだった土壌消毒が必要なくなってお金が不要になるだけではない。土壌に活力が生まれるのである。さらに夏の暑さにも強くなる。ほ場も休ませることなく使える。どれだけのメリットが出るのだろうか。

 これから5月〜9月ぐらいまではみどりの放線菌の水溶剤が活躍できる。無事に夏がすごせれば来年はさらに楽になる。農業のやり方が根本から変わってくるのである。それがみどりの放線菌の水溶剤なのである。

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