畑の害獣! モグラ撃退法

畑の害獣! モグラ撃退法

 モグラは実にやっかいな動物である。畑の中の害獣である。猪や猿と同じである。畑を荒し回る憎き動物である。なんとか退治したい。ナフタリン、遮根シート、いろいろやってみたが効果がない。


 モグラの害に悩む生産者はけっこういる。どうすれば解決できるだろうか。その方法は思いもしない所にあった。まさに目からウロコである。

 害虫、土壌病、害獣、すべて同じであるが悩みを作っている「相手」がいる。いわゆる敵である。この相手について、どれくらい知っているだろうか。相手と言っても知恵のある人間の話ではない。動物や虫の話である。動物や虫が悪知恵を使って畑を荒らすわけではないのである。「そんな事、当たり前じゃないの。」動物や虫は生きる為に最適な環境を求めて移動しているだけなのである。ということはどういうことになるのだろうか。???…。その畑が害虫や害獣にとって、もっとも最適な環境にあるという事にならないだろうか。ということは生産者がわざわざモグラを呼び寄せている。「モグラさん、こっちへきて下さい。」と招待状を出しているのである。「モグラにはうちの畑にくるように招待状を出した覚えはまったくない。」ところがモグラの方は確かに招待状を受けとっている。だからやってくるのである。

 招待状の取り消しをするにはどうしたらいいのだろうか。「うちの畑はミミズが多くていい畑だ。」なんて思っている人がいるだろうと思う。ミミズは第一の招待状。第二の招待状は有機肥料。未分解の有機肥料はミミズの大発生とチッソガスを大量発生させる。これがモグラにはたまらない。第三の招待状は湿度。こういう畑はだいたいジメジメと湿度が強い。モグラには最適の環境である。

 これでもモグラに招待状を出した覚えはないと言いきれるだろうか。モグラの原因は栽培法の間違いにある。

 原因がわかれば解決は早い。まず湿度を適正にする。土を深く掘る。排水を工夫する。有機肥料を吟味する。量をへらす。玄米アミノ酸などの発酵肥料を中心にする。これでモグラはこなくなる。生きていくため必要なエサと環境がないからである。ここさえわかればお金をかけずに永遠にモグラを追放できる。害虫対策もモグラ対策もそうだが、これを金儲けのネタにしている人がいる。もっともひどい害獣は悪知恵の働く人間である。この害獣は作物を食べるのではなくお金を食べるのである。その手にのらないように要注意である。

関連記事

  1. 15名を集めていただければいつでも「講演会」に出かけます!
  2. 毎年、深刻になる環境汚染!慣行農法は時代遅れになった!
  3. TPPで日本は世界一の農業大国になる!え!どうして・・・
  4. 豊作貧乏は天候ばかりが原因ではなかった!豊作貧乏から抜け出すには・・・
  5. 50年後に世界の耕地面積の半分は「塩類集積」で収穫不能になる!
  6. 仕事の効率だけを考えれば利益は出せるのか・・・?
  7. 異常気象は予測ができる! 対策をすれば高利益に直結する!
  8. 日照不足の時に光合成を活発にすれば収量不足が解消できる!
  9. 7つのルールを知れば利益の出し方が見えてくる!
  10. 日照不足に大雨という傾向は来年はどうなるのか…?