原発事故2年を経過してもまったく傷のいえない福島リポート

原発事故2年を経過してもまったく傷のいえない福島リポート

玄米アミノ酸 福島の原発事故から2年になる。終息どころではないのである。現実は深刻化するばかりである。風評被害も相変わらずである。福島の生産者の苦しみは想像を絶する。自分が原因でもないのに、どうして、こんなに苦しまなくてはいけないのだろうかともがく日々である。

 その福島で講演を依頼された。2月のことである。雪の降る寒い日だった。実は昨年も講演を依頼されていた。今回で2回目である。2回目ともなると旧知の間柄になる。たった2回しか会っていないのに昔の友に会うような気分なのである。講演は午後1時に始まって、5時30分に終了した。そのあとは酒をくみかわし歓談をした。

玄米アミノ酸 驚くような話が二つほどあった。一つは放射能除染についてである。農地についても放射能を除染する対策は取られている。最近のことであるらしいが東電は行政と相談をして、ゼオライトとカリを大量に投入した農地以外は補償に応じないことを決めたそうである。それで、さっそくこのことを実行した生産者は数多くいた。結果はどうなったかというと、これがもうびっくり。野菜が変形して売り物にならないというのである。東電にしてみれば補償するのだから問題ないということかもしれない。まともな野菜ができないとしたら作る気力など出てこない。生産者を馬鹿にしているだけでなく土地という財産をドブに捨てているのである。ゼオライトとカリは吸収剤である。除染は、一応は表面的には終了する。しかしゼオライトとカリの中にはしっかり放射能が残っているのである。これはどうやって除染するのだろうか。

玄米アミノ酸 対処療法なんていうものではない。まさにその場しのぎである。小手先のごまかしである。福島の農地がどのようになろうとも関係ないという態度なのである。これは東電だけでなく行政も同じ立場というから驚く他はない。福島県民はどうやって生きていけというのだろうか。無責任なんていうものではない。このままでは数年もしたら福島の農地は壊滅してしまうと心配されるのである。

 私はその中で「もみがらぼかし」をおすすめした。何人かの方は熱心にやってくれた。そして、これも驚くことに放射能が減っていたのである。それだけではない。病気も出ず、農薬も使わずに大変おいしい野菜が出来たという報告を受けたのである。

 しかし、いいことばかりではない。稲田に使った場合は放射能が増えていたのである。これは水が原因しているのかもしれない。これは今年の新しいテーマである。

 放射能の問題は人類史上まったく解決策のないものである。除染とは名ばかりで、その除染された放射能もどこかに蓄積している。もし解決策があるとしたら微生物以外にはないと私は考えている。なぜなら微生物こそ農地を浄化できる最大の生物だからである。

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