自分がほしい「優秀な種・苗」を見つける方法

自分がほしい「優秀な種・苗」を見つける方法

 育苗の方法は活用法に書いた。土壌づくりも育苗も大切である。もう一つの柱がある。それは「種・苗」である。花の世界で話をするとよくわかる。蘭には育種家といわれる方々が多数いる。まさに一獲千金の錬金術師の達人である。蘭の育種だけで一代で大金持ちになった人もいる。育種というのはそれぐらいお金を生むものなのである。


 この話は蘭に限らない。種、苗全体に言えることなのである。種、苗の国外輸出は厳しく規制をされている。輸入も同じである。その理由は病気の問題と国家財産という考えからきている。例えば、ジャガイモの種はイギリスに比較して30年は遅れていると言われている。盛んに品種改良はされているが、それでも品質や成育病気対策では遅れている。

 お米の話はもっとわかりやすい。ササニシキという旨い米が消えてしまった。残ったのはコシヒカリである。旨い米は東北地方だけかと思ったら、最近では鹿児島でもおいしい米が収穫できるようになった。品種改良のおかげである。

 話の本題はここからである。質の良い優秀な種、苗はすべて生産者に開放されているかという問題である。生産者の立場から言うと、新品種の種苗情報はどうやって取っているのかということになる。

 「いつも来てくれる種やさんにお願いしている。」もちろん、これも一つの方法である。お米の種苗に比較して、野菜や果樹は育苗家も多く、種類も多い。大手企業が必ずしもベストとは限らない。小企業でもすばらしい品種を持っている場合がある。この情報は取りにいかないと入ってこない。種苗情報というのは取りやすいとは思わない。情報誌も少ないし情報も少ない。しかし、大きなポイントなのである。土づくりと育苗の技術があって優秀な種苗があれば利益の出ないはずがないのである。大きな利益が期待できる。

 そこでどうすればよいかをお伝えしょう。日本種苗協会というのがある。この協会に依頼すると会員名簿をくれる。インターネットでも見られる。協会に所属している会社は法人企業である。FAXは持っている。そこにFAXをしてパンフレットをもらう。自分が希望している種苗があれば詳しく聞く。

 そこで自分が欲しいと思っている種苗に出会ったとしましょう。それをすべて使うということは避けたほうがいい。最初は小面積でテストをする。テストの結果を見て、栽培面積を広げていくという方法が堅実である。知ってほしい事は自分が欲しいと思うものは必ず手に入れる方法があるということである。諦めないでがんばりましょう。

社団法人 日本種苗協会
<所在地>
東京都文京区本郷2-26-11
種苗会館7F
電話番号 03-3811-2654

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