異常気象なんて、へっちゃらだ!さあ土づくりを始めるぞー

異常気象なんて、へっちゃらだ!さあ土づくりを始めるぞー

玄米アミノ酸
異常気象の流れが止まらない。地中海、オーストラリア、アメリカ南部では大干魃が続いた。北極の氷も予想以上に早く溶けている。ペンタゴンの試算では2010年に全氷解するというのである。アマゾンの熱帯雨林も大渇水。反対にインド・パキスタン・中国は大雨による大洪水である。
 地球温暖化はさらに加速されている。アジア・アフリカ・南米の国々が急速な発展をして、二酸化炭素を排出し始めているのである。


 今年の農業を考える時に、地球温暖化と異常気象を予測に入れずに昨年と同様のことをやったらどうなるだろうか。

 既に、その予兆は前年の生産に確実にあらわれている。耕作放棄地の害である。主に稲作であるが、荒地の雑草による害虫の大発生である。それだけでなく、雑草が浅い根を張り雨の吸水力が極端に悪くなった。あふれ出た水は近くの田畑に必要以上に流れ出る。

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 四国の稲作は米にならない未熟米が大量に収穫されている。使い道がまったくないというのである。
 近海ではすでに大きく環境変化が現実になっている。東京湾では熱帯のサンゴが群生し成長して越冬している。サンゴの間を泳いでいるのはハゼやコハダではない。色鮮やかな熱帯魚なのである。海水の温度が1度上昇すると大気の温度では60℃〜70℃に該当すると言われている。すでにその変化は起きているのである。

 昨年の気候を思い出してほしい。7月中半までは温度が低く雲の日が続いた。ところがその後は連日真夏日。猛暑日である。74年ぶりに日本記録を更新した。問題はその後である。異常気象で暖かくなった大地はなかなか冷えない。10月11月12月も気温以上に暖かいものだった。

 今年もそうなるかはわからない。異常気象のパターンを読むと確実に言えることがある。「低温の曇天が続く。大雨が続く。大干魃が続く。高温が続く。一度、暖かくなった土壌はなかなか冷えない。」

 昨年、北海道の生産者から電話をもらって驚いたことがある。スキーで有名なニセコ町の方だったと思う。雨がまったく降らずに作物が例年の半分しか育たないというのである。北海道全部がそうかと言うとまったく違う。極所で大きな天候異変が出るのも異常気象の特徴である。

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 果樹にとっては最高の年だった。玉のびの最盛期に晴天続きだったのである。それまでの曇天と低温が病気を予防してくれた。すべてがうまくいった。しかし今年もそうなるという保障はない。逆かもしれない。

 昨年は幸いにして大きな台風被害は発生しなかった。低気圧の張り出しと高気圧の張り出しが衝突する回数が少なかったためである。海水温はさらに上昇していてラニィーニャ現象は今年も続く。

 大きな台風が何回もやってくるかもしれない。年の始めに何でこんな不安材料ばかりの話をしているのは変だろうか。

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 土壌や作物の立場に立って考えてみればすぐにわかる。化学肥料過多、農薬過多、ロータリ耕の浅い作土層、有機肥料の入れすぎなど間違った農法でも、なんとか耐えてきた。作れば売れると畑地を酷使してきた。土壌が弱って悲鳴をあげているとも知らずにである。これに異常気象が重なるとひとたまりもなくなる。特に化学肥料による米の密植栽培は売り物にならなる米が収穫される可能性は大きくなる。

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 収穫を前にした稲田や畑の前で茫然自失で立ちつくすということはあり得ない状況ではなくなったのである。

 1月はもちろん「土づくり」から始まるわけである。異常気象のパターンを頭に入れて土づくりをしてほしいのである。気候がブレても耐えられるように工夫してほしいのである。といってもむずかしいことではない。基本をしっかり守っていれば耐えられる力はつく。

?深く耕す
 ロータリー耕では深さが決まっているために刃の当る下の土はカチカチになっている。そこに水がたまり溶けた肥料がたまると腐ると病害虫が出てくる。深く耕せば排水もよくなる。酸素も多くなる。微生物もすみやすくなる。

?排水
 異常気象対策はもっともこれが重要である。大雨、長雨、台風は必ずくると思った方がいい。そのために排水は事前しっかり対策を立てて置く。

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?微生物
 土づくりは微生物につきる。微生物が少なければ化学肥料も有機肥料も効かないのである。春の始めに「玄米アミノ酸ぼかし」を200kgほどすきこみして置けば土の活力はまったく変わってくる。

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 「それはわかっているが忙しくて暇がない」農業は時間との勝負でもある。どうすれば時間を短縮できるだろうか。この問題は次回に詳しく説明したいと思う。技術を持っている生産者とそうでない生産者では格段差がますますはっきりしてしまう時代になったのである。誰でも勝組に残りたいですよね。がんばりましょう

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