韓国の農業指導者が考えた「弱者が強者に勝つ方法」とは・・・

韓国の農業指導者が考えた「弱者が強者に勝つ方法」とは・・・

 今年の春に「日韓産業交流会」が静岡県の森町で開催された。韓国から40人の農業者が視察にやってきた。「どうせ国の費用で旅行だろう」と思うでしょう。グループのリーダーであるミン・スンギュという方の話を聞いてびっくりである。彼は元農村振興庁の長官をしていた。韓国がIMFの支援を導入するときに農業が一挙に自由化された。自殺する人も多く出たのである。そういう農民の実情を見て、これではいけないと思った。2001年に韓国ベンチャー農業大学を設立した。このように言うと立派に聞こえるかもしれない。農業者が自立していくために学ぶ場所と言った方が適切である。年齢は若い人から中高年までさまざまである。農業の経験者も多いのである。入学の競争率はなんと千倍。
 人気が高い。何を学ぶのかというと主に農業経営である。企業並みの経営数値管理をする。そのために現場で何をするかである。役に立たない農業の学問はまったくやらない。しかも政府からの補助金も0である。私財を投げて農業のために働いている。ミン氏が書いた韓国農業をダメにする農業十か条というのがある。
(1)政府の支援や補助金ばかり期待する
(2)過去の成功例にしがみついている
(3)いいものを作れば売れると錯覚している
(4)努力もせずに金儲けだけを追及する
(5)人的なネットワークを作らない
(6)長期的計画よりも目前の利益を狙う
(7)周囲の環境変化に鈍感である
(8)他人がすることに無条件で追従する
(9)私が一番すぐれているとベンチワーキングを行わない
(10)手っ取り早く稼いで農業をやめようと考える。

 あなた様はどう思いますか。ミン氏のような指導者が韓国にいることをうらやましく思った。そう思ったのは私だけではないと思う。日本にはそんな人はいないのが現状である。この大学からは優秀な卒業生が多数輩出していることは言うまでもない。

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