夏場の雑草対策はマルチフィルムでいいのか

夏場の雑草対策はマルチフィルムでいいのか

玄米アミノ酸

草やつわものどもが夢の跡、芭蕉の有名な俳句である。7月になると雑草が目立つようになる。
雑草は理由もなく勝手に出てくると思い込んでいる人が多いらしい。そのために何にでもマルチをする。トマト・ナス・ピーマン・キューリなどの果葉類にまでマルチをする。これは困ったことである。


 雑草は理由もなく出てくるわけではないのに雑草を恐れて何にでもマルチフィルムをする習慣になってしまっている。雑草はどうして出てくるのか。大きな理由が三つある。

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?家畜の堆肥を大量投入した場合
 これの牛・豚・鳥の家畜の飼料に雑草の種が含まれている。体内で醗酵され発芽しやすくなっている。未醗酵の家畜堆肥を入れて、土壌で再醗酵して腐敗して雑草が出やすくなる。
?土壌ペーハーが酸性化した場合
 これは少ないと思うけれども土壌が酸性になると精の強い雑草が目立つようになる。
?耕作が浅く土壌が酸素不足になった時
 植物の特性というのはおもしろい。適地適作というのが雑草にもある。道路の両端に出ている雑草は酸素が少なくても元気に生きられる種類だけである。山の中に入って腐葉土の多い土に出ている草とは違う。

 雑草といってもいろいろな性質がある。畑に出てくる雑草は畑の土壌状態の結果である。微生物が豊富な土壌であれば雑草は出てこない。
 雑草を恐れてマルチフィルムをするのも方法の一つだけれども損失があまりにも大きすぎる。夏場は特にメリットよりもデメリットが大きくなる。

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 雑草が出てくると病害虫も多くなる。その通りである。それならメリットがあるのではないか。それでも果菜類のように追肥が必要なのに追肥ができなくなるとか、暑さに弱くなり収穫期が短かくなるとかデメリットはさらに大きい。
 雑草は勝手に出てくるわけがないので対策は立てられる。雑草の原因になることをやめる。玄米アミノ酸ぼかしを中心に微生物をふやす。そうすると植物を共存できる背低い草がびっしり出るようになる。水分が蒸散するのを防止してくれて微生物が好む小さな根がたくさん土に張ることになる。これを害となる雑草ではなく益となる緑肥に近いものになる。草にでもこれだけの違いがある。

 雑草はコントロールすることは最初から可能なのである。雑草をコントロールすればマルチのコストも減る。雑草対策の技術も身につく。詳しくは特集にも書いたので参照してほしい。

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