「変温管理」をすれば暖房費は半分になる!

「変温管理」をすれば暖房費は半分になる!

玄米アミノ酸 1月の施設栽培について暖房費の削減方法をお伝えする。「変温管理」という方法がある。暖房費が半減できるというスグレ物である。こんなに灯油が高いのに暖房費半減はありがたい話ではないだろうか。
 トマトやイチゴは比較的寒さに強い植物である。この性質を利用したものである。実はどんな植物でも温度差があった方が糖度ものるし成長も早く品質もよくなる。寒暖の差は植物にとって非常に大切な成長条件なのである。この原理からすると温度の一定管理には最初から問題があるということになる。



 変温管理といっても、さしてむずかしいものではない。まず室温を計測する温度計を施設の四隅と中央、そして中心から四隅それぞれを結んだ中間点に4つの計9コ位を取付ける。それで午前7時〜12時まで15℃、午後12時〜午後6時まで20℃、午後6時〜午前0時まで13℃〜14℃、夜半の午前0時〜午前7時まで7〜8℃で変温管理をする。暖房を焚く時間をいうと午前7時〜午後12時までの5時間程度になるのではないだろうか。寒冷地では他の時間の火力を弱めればいいことになる。一定温の管理に比較すると暖房を焚いている時間が非常に短縮されるのである。

玄米アミノ酸 このように変温管理をすると、いままでにやったことのないことだから、いろいろ心配になると思う。自然の状態の栽培物でも寒暖の差はあった方がいい物が作れることはみんな知っていると思う。それを人工的に管理をするだけのことである。温度の管理は栽培する地域によって異なる。くり返しになるが関東から南の太平洋岸の地域なら朝〜昼にかけて5時間ほどの暖房で済むのではないだろうか。寒冷地でも余熱を上手に利用することで暖房費は大きく削減できると思う。

玄米アミノ酸 これはトマトやイチゴの寒さに強い植物の場合である。キューリやメロン、ナスやピーマンも実は同じである。最低温度が若干、違うだけである。ここだけを管理すればいいわけである。ウリ科のものなら最低は15℃ぐらいだと思う。

 変温管理を心がけるということが大切なのである。植物は温度差を感じることで生理が正常に働くのである。花芽もよく出て、成長もよくて色もつき果実も肥大化する。それには温度差が有効に働くということを忘れないでほしいのである。玄米アミノ酸の葉面散布は朝方の加温する前にやれば効率はさらに上がる。日照不足の中でも光合成が活発に行われるようになる。

 暖気はどうしても上昇するものだから地表面の温度が低い場合がある。地表面の温度を上げるにはビニールパイプを地表面に置いて40℃〜50℃の湯を循環させると加温できる。もちろん変温管理を意識してやっても効果は出る。

 この他にも循環扇という設備がある。暖気を室内で均一に循環させる方法である。エネルギーの効率的な利用方法である。

玄米アミノ酸 ビニールパイプによる温熱加温、循環扇によるエネルギーの効率化と変温管理の技術を重ねる。そうすると暖房費はさらに安くなる。微生物による地温の上昇も加えるとさらに暖房費は安くなる。地温を上げるには玄米アミノ酸による微生物活性より他に手はないのである。

 このように暖房費に対する見方を変えてみると暖房費が大きな負担になっているというのはどこかに問題のある栽培をしているということにならないだろうか。

玄米アミノ酸 暖房費が減るということは経費が安くなるだけではない。病虫害が少なくなり、品質がよくなり花芽が増えて収量がアップする。このことに直結しているともいえるのである。イチゴ栽培、果菜類だけでなく花の栽培も同じである。花は夏よりも冬に値が上がる。花が少ない時期だから当然である。この時期に花が大きく色のいいものが出荷できたら利益はしっかりと出てくる。

 いままでは石油が安かったので考えもなく無駄に使っていた面もあると思う。見直しをするよい機会である。

 その意味で暖房費のチェックも忘れないでほしい。暖房は焚けば燃え残りのカスがいたる所にたまる。カスがたまるほど燃費は悪くなる。煙突の全体の中、バーナーのノズル、着火点、火力の噴出口、フィルター、エアーシャッターなどにたまる燃えカスはきれいに掃除をしてほしいのである。

 不完全燃焼するほど臭いはきつくなりカスがたまる。完全燃焼させるために玄米アミノ酸液体を0・2%ほど混入すると燃焼効率がアップするので、活用してほしいと思う。

玄米アミノ酸 設備の点検が終わったらダクトの配置をもう一度見直してみよう。効率的にダクトが配置されているといないとでは大違いである。

 最後に施設全体の保温だが二重被覆に適した資材が出ている。アルミを混入して断熱性を高めたり不織布を活用して熱効率を上げたりする資材である。こういう資材を利用することで一度温めた熱を長時間、効率的に使うことができるようになる。

玄米アミノ酸 暖房費が高いといっても安くする方法はいくらでもある。その工夫を実際にやってみることが思わぬ発見につながるのである。ピンチをチャンスに変えられるいい練習ができる。悪いことばかりではない。

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