あらゆる作物が被害を受ける「線虫」。消毒では減らない理由!

あらゆる作物が被害を受ける「線虫」。消毒では減らない理由!

玄米アミノ酸 「線虫」という害虫がいる。0・3ミリ〜1ミリぐらいの大きさである。連作するほど増える害虫である。線虫の害を受けない生産者はいないだろう。大なり小なり被害を受けている。施設のメロン生産者などは作物のすべてがダメになったという経験のある人もおられるかもしれない。
線虫退治というのは実にむずかしいのである。他の害虫と一番違う点がある。他の害虫は居場所がある程度決まっている。吸汁害虫だって花粉のまわりとか居場所が特定できる。


 ところが線虫は上下に移動するのである。15℃〜30℃の間で土を移動する。夏に土壌消毒をして表面温度を高くすると下の方へもぐってしまうのである。
 下の温度が低くなる冬は表面に出てくる。実にやっかいな害虫である。このように土を上下に移動するために、消毒をしてもなかなか減らないのである。頭がいいわけではないけれども環境適応力が高いのである。そのために対策を立てても次から次に出てきてしまうのが線虫なのである。しかも線虫はあらゆる作物に発生する。

玄米アミノ酸
 早速その対策をお話したいと思う。もっとも効力の高い対策方法というのが実はある。「え!なになに早く教えてよ。」知りたいでしょう。その対策とは線虫にある。「え!なんの事よ。線虫にあるって…」みなさんは線虫の被害を大きく受けたらどうするだろうか。「もちろん消毒で抑えるよね…」ブーブー。そこが間違いなのである。

 線虫は移動できると言ったよね。消毒では線虫は減らない。効果がないのである。「ではどうすればいいの…?」線虫は微生物のバランスの崩れで発生する。連作すると線虫が出るのは、連作で微生物のバランスを崩しやすくなるからである。答えはもうわかったよね。微生物のバランスを元に戻すのが一番の解決策なのである。ここが線虫の被害を拡大してしまうのか、最小限で抑えられるのかの分かれ道になるのである。

玄米アミノ酸
 線虫で困っている人にもう一度言う。線虫に荒らされたら、それは畑の微生物が狂っている証拠である。消毒よりも新鮮な微生物の投入が効果を発揮するのである。
 これには成功例がいくつもある。小岩井の近くで長芋を栽培している生産者は緑肥を活用して線虫害をほとんど受けていない。

 玄米アミノ酸のぼかしを活用している人も同じである。線虫に対する問合せはまったくといってよいほどない。理由は単純である。微生物のバランスが取れているからである。

 線虫は若くて活力のあるやわらかい根を好む。定植して一週間が一番危険なのである。危険といっても、その時に土壌の微生物バランスが崩れていたら被害になる確率はすでに大きいのである。これを予測して緑肥をまいて育て、すき込みをするとか、玄米アミノ酸のぼかしを入れるとかいう対策を事前に取るのである。そうすると線虫被害は最小限に自然になるのである。消毒なんて最初からいらないのである。

玄米アミノ酸
 「微生物のバランスというけれども、それは何なの…?どうしてそれが線虫対策になるの…?」という疑問があると思う。自然界はバランスが取れている。動物でも植物でも特定のものが大繁殖しないように天敵というのが存在する。人間はその自然界の法則を重視して逆行して栽培している。そのために線虫の被害に出会ってしまうのである。

 もっとも効率の高いやり方は緑肥の種をまき、緑肥を育て、そこへ玄米アミノ酸のぼかしを10アールに200kgまいて、緑肥ごとすき込みをする。そうすると線虫の被害は受けないで済むのである。もちろん連作しても大丈夫ということになる。この方法は特に施設栽培で有効に使えるのではないだろうか。

玄米アミノ酸
 この他にも方法はある。休耕地の利用である。意図的に畑を休ませる。そうすれば自然にバランスが取れて線虫害はなくなる。輪作という方法で他の作物と交互に栽培をする方法もある。
 線虫が圧倒的に増える原因を伝えておく。ズバリは生鶏糞である。生鶏糞に含まれるカリ成分が線虫の大好物である。カリは贅沢吸収といって土壌に害はなく、いくらでも吸収される。特に化成肥料を大量に入れている生産者は線虫害に要注意である。

 線虫害は春が早く秋が遅い地区に多い。日本全体が気候変動で春が早く秋が遅い傾向にある。これから被害は大きくなると思われる害虫である。

玄米アミノ酸
 最後にサービスでもう一つ対策を教える。水溶性の微量要素というのがある。比較的、価格も安い。これに玄米アミノ酸液体を2000倍に希釈して畑にまく。それから緑肥の種をまき、育ててすき込みをする。これだけで線虫は減る。実はこの成功例は30年ほど線虫害を経験していない人のノウハウなのである。

 余談であるが、小岩井で長芋を作っている生産者の土を掘り食パンのような形にして取り出すと崩れもせず、そのままの形で取り出せる。水分バランスが良く、弾力があり、膨軟性があって微生物のバランスがよく酸素を適度に含んでいる。だから崩れもせずにそのままの形で取り出せるのである。多くの人が目標としている土壌ではないだろうか。
■農業 情報発信元:<a href="http://www.1brain.jp/" title="”>楽して儲かる農業のヒント

関連記事

  1. 「育苗」技術をマスターすれば収穫期間を大幅に延長できる!
  2. 夏作で5ヶ月間収穫できるようにする知恵はどこから生まれてくるか!
  3. 作物の生長には「水分」が命!水分コントロールができれば収入まで変えられる!
  4. 「定植」の仕方を間違えば生長は1ヵ月も遅れる!
  5. なぜ「畝」は立てるのか・・・?「定植」をするとはどういうことなのか・・・?プロの技術がある!
  6. シリーズ「栽培の基本」異常気象に対応した「育苗」の仕方!
  7. シリーズ「栽培の基本」「種子」と「育苗」の消毒は本当に必要なのか・・・?生命力の源泉は「菌体」にあるという現実!
  8. シリーズ「栽培の基本」病害の出発点は「購入苗」にあるという現実が理解できるだろうか・・・?
  9. 自家配合の「培土」を作ると土作りが見えてくる!
  10. シリーズ「農業の大切な基本③」冬場の「水分過多」と「高濃度養液」は 土を冷やし百害あって一利なし!