基本が間違っていれば何年経っても土づくりはできないことに気がつけ!

基本が間違っていれば何年経っても土づくりはできないことに気がつけ!

玄米アミノ酸 農業の基本は「土づくり」であると誰もが思っている。それならば「土づくりって何?」と質問して正確に答えられる人は何人いるだろうか。


さらに疑問がある。農業のプロは何十年も、いや先祖代々、土づくりをしているはずなのに土が出来たという話は聞いたことがない。何十年経っても、まだ手探り状態なのである。明らかに基本が間違っている。そこで4回シリーズで土づくりについてお伝えしたいと思う。

 土づくりに大切なのは以外や以外、土壌の改良ではない。これはずっと後の話である。

(1)最初にやることは自分のほ場を「地図化」するという仕事なのである。フィールドマッピングというのである。
 面積、形状、風の通る方向、道路、樹木、川の流れ、障害物、日の当る方向、これが土づくりの第一歩なのである。「そんな事、毎日見てるからやらなくてもわかっているよ…」いや、わかっていないのである。土は周囲の環境に大きく左右される。想像以上にである。

(2)地図化をしたら次に、つかんでいるほ場のクセを書き出す。病気の出やすい場所、出にくい場所、排水の良い所、水がいつもよどむ所、風通しが良く、良く育つ所とその逆、陽当り良く、良く育つ場所とその逆、肥料の効く場所、効かない場所、土が高い所、低い所。
 ここまでほ場管理台帳ができたら気がつくことがいろいろ出てくる。これが大切なのである。

玄米アミノ酸(3)土壌の問題点が理解できたら、それを改善したいと思うのか、思わないのか。
 「そんなこと小さな親切大きなお世話だ!勝手にさせてくれ!」ところがである。これを掘り下げないと土づくりは採算に直結しなくなる。直したい理由をはっきりさせ
ると選択肢がはっきりしてくる。

(4)直したい気持ちになったら、どこから直したいのか順番をはっきりさせる。順番を間違えると遠まわりをしてしまう。

(5)順番が決まったら予算を書き込みする。さらに何年という期間も想定する。土づくりは一日や二日ではできない。何年もかけてやらないとできないのである。

(6)ここまで土づくりの事業計画を明確にして、初めて土の調査である。土壌分析に出す、スコップで土を掘る、P.H.を調べる。もちろん、この調査は直したい気持ちがある場合に限られる。

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 ここまで話をしても、たぶん何を言っているのかよくわからないと思う。一見土づくりとは関係のないことを言っているからである。しかしながら農業を事業として考えている人にとっては、当り前のことなのである。日本の農家は戦後の農地解放で小作から自作に変った人がほとんどである。戦後
60年経っても自立している人は極めてわずかなのである。そこに土地があるから作っているのではダメなのである。何を栽培し、品質はどうで収量はどうで、売価はどれくらいになるか、すべて予測されなくてはいけないのである。そのための土づくりなのである。
 事前調査が終了したらほ場の欠点を直すための具体的な方法がある。方法は三つある。a)機械を使って直す b)農業資材を使って直す c)何も使わないで直す

a)機械を使って直す方法はバックホーと言われる土壌機械を使う。大型明渠排水、暗渠排水を作る。
ブルドーザーを使いほ場の土を均等に平らにする。土を運び運土をする。土を盛り客土にする。テーラーを使う。小型の重機を使う。スコップ・クワを使う。

b)農業資材を使うにはまず肥料の投入をする。微生物を使う。堆肥を使う。緑肥を使う。葉面散布剤を使う。マルチ剤を使う。これでほ場の土を直す。

c)何も使わないで直す方法もある。いままで使っていた資材の量を調節する。大幅に減らすか、使わなくする。固型肥料を液肥に変える。化学肥料から玄米アミノ酸の微生物資材にする。

玄米アミノ酸 ほ場の土に問題があったとして改善するにはどのような方法がよいのか。まず方法を選択することである。それによって効率は大きく違ってくる。ここまで話をしてくるとよく理解できると思うが、最初のほ場を「地図化」すると「クセをつかむ」ができていないと、その後の土の改善はやりようがないのである。

 ほ場の土といってもすべてが悪いわけではない。悪い所を発見して改善していくことが土づくりの第一歩になるのである。

 土づくりにもっとも効果的なのが緑肥である。緑肥は90日を要するが、これを半分にすることができる。厚く種をまくのである。メーカー指導の3倍まく、チッソを多く含むソルゴーなどがおすすめである。45日ですき込みをする。根の周辺に微生物が増殖し、さらに葉緑素が微生物をふやしてくれる。

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 麦もいい、等外の麦は60kg500円である。10アールに20kg〜30kgにも播種をする。
20cmほどに成長したらすき込みをする。麦は検査が厳しく等外が出やすいのである。

 土づくりというと鹿沼土とかピートモスとかバークを連想されると思う。それも必要なことなのだけれど、始めにやることは地図化であり、クセの把握である。それが収益のアップに直結する。利益を出している人はこういう土の質理を徹底しているのである。240万人もいる生産者の中で1万人に満たないと思う。だからこの方法を覚えればすぐにトップの仲間に入ることができるのである。先祖の土地を守るだけの儲からない農業とはおさらばをしてほしいのである。

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