肥料代はわずか一年で2倍に高騰!激変する変化に対応できるか…

肥料代はわずか一年で2倍に高騰!激変する変化に対応できるか…

玄米アミノ酸 石油の値上りが止まらない。一バレル130ドルを楽に越えた。投機前のダブついたお金が流入して、どこまで値上りするかわからない。
 石油の値上りは化成肥料にもろに影響する。昨年10月一袋820円だったものが、12月に930円になり、今年5月に1230円になった。今年の10月には1600円になる。一年で倍である。
 農業生産をする中で肥料代の占める割合は少なくない。生産をする毎に確実に経費として必要な資金である。概略で話をすると生産に占める肥料代は10%である。それが20%にはね上るということになる。


 しかも値上りはこれで終るわけではないのである。肥料代だけの値上りならまだいい。他の資材も値上りしている。特に輸入に頼っている農業資材が急激に高くなっている。中国から農業資材を輸入している業者があまりにもの高値に目を白黒させて頭の中がパニックになっているのである。この背景には中国、インドの途上国の経済成長がある。

 高くなった価格が下がる確率は低いのである。悪い知らせはこれだけではない。地球温暖化の気候変動で小麦粉の収穫が激減して高値になっている。一番値上りしているのは米である。温暖化にする海面の上昇でメコン川などの生産地に海水が入り込み生産できなくなっているのである。上昇した海水をサイクロンの暴風雨が内陸まで運び込み塩害で生産できなくなっているのである。

 地球温暖化による生産の減少は、小麦や米だけではない。輸入する食材は軒並値上りである。
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 水不足が深刻で牧草が育たないのである。牧草がなければ牛は飼育できない。もちろん牛肉もどこまで上るかわからない。食料の61%を海外に依存している日本は輸入価格の上昇はどうにもできないのである。そうすると国内の生産価格は抑制したいというのが政府の本音である。そうしないと消費者物価が急に上昇して大きなインフレになるからである。国内の生産価格はできるだけ抑えられてしまうのである。

 これを生産者の立場から見ると資材は急激に上昇する。生産した商品の価格は抑えられるとなると手取りはますます減ってくる。この仕組みをしっかりとイメージしてほしいのである。生産者にとってすべてが逆風になりつつある。

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 少ない収入がさらに減ってしまうのである。はっきりしていることが2つだけある。いままでは安い肥料を好き放題に使って贅沢三昧の農業生産をしてきた。それはできなくなったということなのである。もう昔の古き良き時代に戻れることはない。状況が180度転換してふりかえって見ると、日本には何の資源もない事に気がつく。チッソもリンもカリもすべて外国頼みである。安い肥料が外国から輸入されることはもう少ないのである。

 これからも農業をやっていきたいとしたら、農業生産の方法を根本的に見直すしかないのである。
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 この切替を大急ぎでやるしかない。余談であるが日本人はお金に物を言わせて、飲めや歌えや食えやと豊食三昧をやってきた。これも終わりである。食糧難の時代はもうすぐそこまできている。

 肥料の価格が倍になったのはわずか一年である。この速度で自分の農業を見直す必要がある。この厳しい時期に機械を買ったり新しく設備をするなどはもっての外である。少し不便があってもレンタルで借りる。設備も古い設備を修理して再成するなどは当然である。
 さらに肥料は買うのではなく自分で作る。肥料の作り方は毎月のニュースレターを参考にする。それができれば肥料の値上りなんて恐くないのである。

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 農業生産をとりまく急激な変化と、変化するごとに厳しくなっていく状況では希望と夢を失い、生産意欲をなくしてしまう生産者も続出すると予測される。そうすると生産者の格差も大きくなるばかりなのである。ダメになっていく生産者もいると同時に工夫をして生産力を大幅にアップして高品質のものを高値で売れる生産者も続出する。大きな変化は大きなチャンスを文字通りに実現できる生産者がいるわけである。

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 「金持ち父さん」になるためには勉強である。勉強をしないで成功が手に入るわけがない。「いまさら勉強なんて…」と思うかもしれない。いままでの方法ではダメとはっきりとわかっているわけだから、新しい事に取り組みをして勉強するしかないのである。
 毎日、一時間、それを目安にして継続をしてほしいのである。誰のためでもない。自分のためである。何を勉強するのか。低コストで高い生産力と高品質を毎年継続できる生産技術力と販路の開拓。これだけである。これができれば好きな農業はずっとやっていける。

 販路は国内に限らない。外国もある。インターネットの普及で世界は高速短時間の時代になったのである。この変化を厳しいと言わず楽しんでほしいのである。人間には変化に対応できるすばらしい知恵がある。いまこそそれを使う時である。ひたむきに知恵を使い続ければ道は必ず開ける。それは過去の人類史が証明している。

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